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多重人格者について(なぜ外国語を話せるのか)
人間の脳の働きに興味があります。 多重人格についても本を読むなどしてそれなりには理解できてますが、どうしても分からないことがあります。 これはビリーミリガンの本に書いてあったと思うのですが(違ったらすみません)、人格の中に、他言語を操る人格があるのです。 本人にとってその言語は母国語でもないし勉強したわけでもないのです。でも、ペラペラなのです。 言語を話すということは、その言語特有の発音や語彙、文法を習得していなければ出来ないと思うのですが、なぜ多重人格者がその言葉を知っていて、その言葉を話そうと思うのか、またなぜ特別な訓練なしにそれが可能なのかが不思議です。 心理学や脳のことなどに詳しいかたよろしくお願いいたします。
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再びです。 >そういった研究報告はどういった分野になるのでしょうか。 参考URLに示します。 >私も最初はこれを考えました。 >でも、私も外国語を学んでいる身ですが、相当がんばらないと流暢に話すなんて >無理と実感したため、たとえ過去に他言語との接触があったとしても、母国語の >ように話せるようになるというのが不可解に思ったのでした。 たしかに一般的な人間ならばおっしゃるっとおりの懸念が考えられますが 知的レベルが極めてすぐれた人間、もしくは(表現が悪いですが)ちょっと 脳に障害を持たれている方などが、素晴らしい素質を持っている事があります。 ご存知かも知れませんが、一度見た景色なら事細かに絵に書ける人、 一度聞いた音楽ならすぐに自分で演奏できる人、などが実在します。 これらを考えると、一度聞いた言語を話す事ができる人がいる可能性も 一概には否定できないと思います。 いずれにせよ、興味深い話題である事に変わりはないですね。
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- kame1417
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24人のビリーミリガン読みました。 なぜ他言語を話せるのかの可能性を考えてみましょう。 まず最初にそもそもの話しがあります。つまり 1.本当に他言語を話せる 2.他言語を話せるというのは実は創作話だった(本人もしくは周囲の人も含めて) 有名になりたい、もしくは世間を騒がせたい、お金を儲けたいなどの理由により こういった話には実は「2」が原因である場合もつき物です。 実際にビリーミリガンの本は世界中で販売され、その売上も相当なものでしょう。 ここでは仮に「1」だったとして次の可能性に移ります。 本当に他言語を話せるとした場合、 1.全く教育も経験もなく他言語を話せる 2.本人に認識があるかないかは別として何らかの方法で他言語の知識を得た 本人の意識は別として例えば子供の頃に他言語についての教育を受けていた もしくは生活環境で他言語に接していた可能性が考えられます。 それによって大人になってからその経験に基づいて、他言語を話せるようになった (と言うかもともと知っている)可能性があります。 また既に回答に出ていますが、ビリーミリガンが別人格の時に他言語に関する 知識を習得した可能性も考えられます。 ここでは仮に「1」だったとして次の可能性に移ります。 全く経験もなく他言語を話せるとした場合、考えられるものは今の知識では 考えられない事となります。今の知識と言うのは「現在人類が知りえている科学」 という意味です。これらの可能性として憑依(霊?がのりうつる)などが挙げられ ますが、私は以前面白い研究報告を見た事があります。 それはいわゆる「過去生」つまり前世の記憶という事です。 世界中で権威のある学者や団体が過去生の研究に取り組んでいるのはあまり 有名ではありませんが、実際にはかなり進んだ研究報告がされています。 私もこれらを鵜呑みにしている訳ではありませんが、上記可能性を全て否定して ビリーミリガンが他言語を話せる可能性としては「過去生」を考えるのが今のところ 一番妥当かと思います。 研究報告によるといくつかの研究者あるいは団体の間で人間に過去生の存在が ある事が報告されています。(全て状況証拠だけですので厳密に言うと証明 されている分けではありません) その中には、やはり他言語を話す人物の例も報告されているようです。 (その報告によるとその人物が話せる他言語は遠く離れた外国の言葉であり その人物がその国となんら接点は無い事が確認されています。かつ仮に接点が あったとしても、現代の人が知らない古い言葉を話すそうです) ビリーミリガンの結論としては、まず他言語を話す事は創作だった可能性もあり 仮にそうでなくても実は全く勉強しなかった分けではなく、経験に基づくものだった 可能性もあり、そうした可能性が全て否定されたならば現代の科学では難しい 領域に入ってしまうのではないでしょうか。
お礼
>世界中で権威のある学者や団体が過去生の研究に取り組んでいるのはあまり有名ではありませんが、実際にはかなり進んだ研究報告がされています。 そうなのですね。そういった研究報告はどういった分野になるのでしょうか。 確かに科学で簡単に説明のつかない事実ってたくさん存在してますね。分からないことがあるから人間は知りたいと思い研究するんでしょうね。状況証拠だけで証明が難しい分野は研究者の数も少ないでしょうし、その分野に対する一般的な理解も低くなりますね。 >まず他言語を話す事は創作だった可能性もあり なるほど、確かにその可能性もありますね! >仮にそうでなくても実は全く勉強しなかった分けではなく、経験に基づくものだった可能性もあり、 私も最初はこれを考えました。 でも、私も外国語を学んでいる身ですが、相当がんばらないと流暢に話すなんて無理と実感したため、たとえ過去に他言語との接触があったとしても、母国語のように話せるようになるというのが不可解に思ったのでした。 >そうした可能性が全て否定されたならば現代の科学では難しい領域に入ってしまうのではないでしょうか。 そうですね。おっしゃるように過去生といったような可能性もでてきますね。 大変興味深いご意見ありがとうございました。
勉強しなかったわけではありません。 ビリー=ミリガンのケースでは、それぞれの人格は表に出ているとき、自分の時間として自由に使っていいという取り決めがありました。 そのときに言語を習得したものと思われます。
お礼
なるほど、そうだったのですね。 ビリーミリガンの本の内容をきちんと覚えていなかったのかもしれません。 さっそくのご回答ありがとうございました。
お礼
再びありがとうございました。 いただきましたURLはHPの研究内容の参考文献のページでしたので、とりあえず、HPの内容を読ませていただきました。(まだ途中までしか読んでませんが) 引き込まれました。本当に興味深い内容ですね! ここで質問しなければ読めない論文だったと思います。 >ご存知かも知れませんが、一度見た景色なら事細かに絵に書ける人、一度聞いた音楽ならすぐに自分で演奏できる人、などが実在します。 その可能性もありますね。 そういった一方での能力が極端に欠如していて他方で類稀な才能を発揮できる方々についても大変興味を持っております。人間の脳って果てしない宇宙のように感じます。 ご回答ありがとうございました。