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税理士に頼まないといけないのでしょうか?
株式会社で税金を納める場合、 自社に税理士の資格保持者はいない場合、 税理士に頼まないといけないのでしょうか? 自分で損益計算をして個人の確定申告同様、 自分で申告は可能でしょうか? よろしくお願いします。
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税理士は独立した職業です。会社に勤めているわけではありません(税理士業務を行う税理士法人の社員とはなり得ますが)。 会社の申告しなければならないものは色々ありますが、いずれにせよ、その前提として決算を組まなければなりません(これは税制ではなく会社法上の要請です)。決算は単なる損益計算ではなく、複式簿記の仕組みに基づいて作成する会社の情報公開のための資料です。小規模な企業でも簿記2級、できれば1級程度の簿記の知識が無ければその仕組みを理解するのは難しいでしょう。ですから、もし簿記・会計についての知識ある人がいないなら、税理士や公認会計士に依頼するのがセオリーです。 ただ、簿記の知識無しでぜんぜん出来ないわけではなく、大きな本屋に行けば決算のやり方や税務申告のやり方について解説した本が売っているので、年商一千万円もいかないような個人レベルの事業なら、それを参考にすれば出来ないことではないと思います。 いずれにせよ、会社の決算はその前提として適正な帳簿の存在が必要です。 日々の取引→仕訳→帳簿→試算表・精算表→決算書→法人税・住民税等の申告書 となります。これは記録に関するものだけですから、このほか、納品書や請求書の作成、支払いに関する処理など、経理処理として行う必要のあることは非常に多いです。 もし新しく会社を設立したのなら、将来的には自力で申告するとしても、最初の数年間(軌道に乗るまで)は専門家である税理士に依頼して色々教えてもらったほうが、余計な神経を使わずに済み、仕事に専念できると思います。