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どうして医者が足りないのでしょうか?(搬送断られ死亡)

11病院が搬送断る 胸の痛み訴え95歳女性死亡 東京 http://www.asahi.com/health/news/TKY200801230138.html 最近、救急車による搬送が病院に断られるというニュースが目立ちます。 医者が足りないせいだとおもいますが、どうして足りなくなってしまったのでしょうか? 医者はもうかるので志願者は多いと思います。 人数は増えていると思います。 みんな救急施設のない個人病院にいってしまうのでしょうか? よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • RyoMoKa
  • ベストアンサー率47% (90/190)
回答No.8

医療関係者です。 (1)大病院志向と、健康への不安、患者の都合で救急時間帯に軽症患者がおしかけ、当直医に受け入れる余裕が無い (2)無理して受け入れた場合などは、すぐ訴訟になったり、刑事罰を受ける恐れがある(特に、めったにない手技がきちんとできなかったことで有罪になった事件や、地方病院でひとりでがんばって処置し、結果的にうまくいかなかった例が、刑事事件扱いになり、いままで無理して受け入れていた中小病院、当直医が受け入れに消極的になった)。 (3)ここ数年の医療費削減で、長期入院の医療費がぐっと下がりました。特に高齢者は合併症が多く治るまで手間も時間もかかり、またやっと病気や怪我が治り通院で大丈夫というレベルになっても、高齢のため一人で生活するのが困難だったり、家族が受け入れを拒否したりで退院させらず、損害は病院がひっかぶる事となる(特に、一人暮らしで何とかがんばって生活していた方などでは、家事がいらず、食事が出て、話相手もいる病院生活に慣れてしまい、退院を渋るケースもありますし、痴呆の方などで身寄りがないと、公的サービスを受けられるようになるまで、何ヶ月も損をしっぱなしとなります。最近公園に患者を置き去りにする事件がありました。確かに許されることではないですが、病院としては考え抜いた末の苦渋の決断だったのでしょう。1日ごとに赤字がでるのに国や自治体は緊急の対応はせず、損害も補償しない)。 したがって無理をしてまで受けたくないでしょう。 (4)新しい研修制度により、研修医が当直をできなくなったためそういう医者に頼っていた救急病院が診療を続けられなくなった(理屈から言うと研修医が当直をするのは問題だが、今までの救急はそれに頼っており、国も見て見ぬふりをしていた)。 (5)ベッドが満床だったが、とりあえず受け入れたとして、入院が必要な場合は、また転送先を探さなければいけない。そのためにかかる時間や手間は大変です。また、待っている間に急変したら、また責任を問われる。 などでしょうか

その他の回答 (11)

回答No.12

経済協力開発機構(OECD)の調べた各国の医療実態を示しています。人口1000人当たりの医師数は35か国中32位、患者の一年間の受診回数は35か国中1位。 なお、この医師数についてですが、日本は医籍登録をしている全てのものを対象にしています。これは、研究職の人、官僚になった人、引退した人、その他医療活動をしていない人を含んでいます。 フルタイムで働いているもののみを医師数と数えている国もあるので、その差は大きいものと推測されます。 先進国で行われている一般的な水準を維持するには非現実的な数字と考えます。厚生労働省、マスコミは医師の偏在という方向で問題を取り上げる傾向にありますが、絶対数が少ないというのが根源的な問題ではないでしょうか?

noname#160785
noname#160785
回答No.11

今回の問題は、病院や医師不足が原因という指摘が実は当てはまりません。 それよりも、ここでは多くの病院が救急患者受け入れに後ろ向きといった方が妥当です。  独立行政法人国立病院機構東京病院のHP施設概要より一部抜粋。  環境:『周囲の公私十余の病院とともにいわゆる病院街を形成している。』 清瀬市というのは、犬も歩けば病院にあたるというくらい大中小の病院が多い市です。 他の地域と比較しても実は決して病院や医者が少ない市ではないです。 上に述べた東京病院以外にも病院はいくらでもあります。 地図を見れば病院の隣に病院が、そのまた隣に病院があります。当然開業医が並んでいるのではありません。 看護大学校もあり国立感染症研究所や介護・老健施設など各医療・福祉・研究所なども多いです。 しかし、今回受け入れ拒否をして報道で話題になったのは小平市の公立昭和病院です。 救急といえば、他に周辺には所沢の防衛大学付属医大もあります。 東京病院(清瀬)、公立昭和病院(小平)、防衛医大(所沢)、大きい病院といえばこのあたりですが、 清瀬の東京病院は救急受け入れをしていません。とてつもなく規模の大きな病院なのですが…。 要するに、清瀬に病院は掃いて捨てるほどあり医師も多いが、市内に救急を受け入れる病院はあまりなく、 救急が発生した場合には小平と所沢に回している、という現状です。実はどこも救急対応に後ろ向きなワケですね。 ジャーナリストは詳細な実情を取材しに足を運ばないし、専門家は施策やデータをもとにして現場へもこないので、 実際の所はメディアが今回のケースも紋切り型のように『医師不足』問題としてまとめ上げたとも見えます。 小さな清瀬市の、東京病院のベットだけでも560床もあるのに、ベット不足なんておかしいと思いませんか?? そもそも清瀬市内の『独立行政法人国立病院機構』の東京病院が、なぜ救急を受け入れないのかという点をなぜ誰も指摘しないのでしょうか? 小平の病院の受け入れ拒否は報道して問題にしておきながらです。誰も足を運んで実情を調べていないからではないのでしょうか。 このあたり、今回のケースでも容易に医者不足だけをあげつらうのは少々的が外れているような気がするのですが。 果たして、断り続けた多くの病院側の対応にも問題がなかったと言い切れるのでしょか??

  • free_777
  • ベストアンサー率42% (56/133)
回答No.10

以下を読んでみればどうしてか理由が分かるでしょう。 ■医療制度改革 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%88%B6%E5%BA%A6%E6%94%B9%E9%9D%A9  前々からこういう事になるのは分かっていた事です。マスメディアが報道しないからです。次のシナリオは、規制改革会議が言っている「混合診療」を認めて民間の医療保険を参入させるんでしょうね。遂にマイケル・ムーア監督の「シッコ」の世界の到来です。 ■混合診療全面解禁について http://www.saitama.med.or.jp/top/01.html ■アメリカに「右に倣え」の医療制度改革 http://www.jimisun.com/sinsou.htm ■規制改革会議答申の問題点を探る http://www.med.or.jp/nichinews/n150305a.html  

  • googahaku
  • ベストアンサー率17% (43/242)
回答No.9

世の中全般の行き着く方を暗示する現象と思われます。単に、医療現場の問題だけでなく、「道義を置き去りにしての利益至上主義の蔓延」「倫理を離れて、法・訴訟に偏る社会の現出」。  この傾向を一方的に悪と決め付けることは出来ませんが、半面に昔はあまり見られなかった、異質な問題がクローズアップされてくるのは、上記のような社会の変化にともない、負の部分も変質し、経験したことのない現象として現出してくるせいではないでしょうか。  色々あっても、日本人の幼児死亡率は減少し、平均寿命は伸張、全体としては確実に大きく改善してきました。科学技術の発展も、大いに貢献してきたでしょう。文化や風俗・習慣も変わってきました。  これにともなって、出現してくる問題・社会現象もさらに複雑で、奇異なものとなってくるでしょう。  医療現場の問題など、現象・原因を的確に捉えて効果的な対策を講じていくことは大切ですが、あまり悲観的に考えることはないように思われます。  全体としては改善されているけれども、95歳老人の余命阻害要因は医療自体の未発達ではなく、社会現象のもたらす 負の要因 のウエイトがより、大きいということでしょう。     

  • popesyu
  • ベストアンサー率36% (1782/4883)
回答No.7

特に足りていないとされているのは最前線の現場で働く勤務医。 1.訴訟リスクが高く、労働環境が悪い。給与水準は決して高い訳ではない。 ・勤務医の給与水準は同年代の一部上場企業リーマンと同じ程度。ここ何十年の水準で考えると他の職種と比べて上がっていないため差が詰まっている。 ・他にも労働環境が極端に悪い業種もあるし、給与が低い所もあるが、仕事内容が業務上過失致死などと隣り合わせな訳ではない。 ・公立病院の勤務医は公務員扱いになるが数年単位で異動するため一番おいしい退職金は殆どついていない。 ・勤務医と比較すれば開業医の収入レベルは1.5倍から2倍近くはなるが、サラリーマンと中小企業の社長を比較してもと。また中小企業の社長と同じく開業医はトップと平均層の格差が大きいので平均値で数字をだしても実態を表すわけではない。 ・言いがかりのような訴訟も多く、また司法もそれを認めるようなケースが目立ってきた 2.元々足りていない ・30年ぐらい前にこのままでは将来の人口推計から医療費で国家財政がパンクするとの予測から抑制措置が取られてきた。 ・ただその時代からも今も世界標準的に見れば、先進国の中では最下位レベルしかいない(その割には世界でもトップクラスの医療水準を維持してきた)。 3.増えているのは医師数ではなく医師免許取得者数であり、最前線は逆に減少している。 ・求められているのはどんな労働条件をものともしない奴隷のように働く人間であって、労働者の当然の権利を要求するような人はお呼び出ない。 ・医局制度を崩壊させたので、僻地へ派遣するための強制力が働かなくなった。厚生省の奴隷解放宣言により行きたい所にいけるようになった(にも関わらずその代替システムを作っていない)。 ・最前線から逃亡する道はたくさんある。3次レベルから2次へや開業医以外にも老人ホームの管理医など。最前線が極端に給与が良いわけではなく、逆にそうじゃない所の方がよかったりもする。というかそもそも救急システムそのものが赤字になる構造になっている。 ・女性医が増えており、厳しい労働環境から結婚退職等をきっかけに離れやすい。 そして上記のような、これっておかしいんじゃないかというような情報全てが、ネット環境の整備によりあっというまに医療関係者に広まるようになり、自己防衛や対策を行うようになった。そもそもきつい所には誰も行かなくなったり、非人間的な環境下であるということに気付いたり、訴訟リスクの高い非常に危険な診療があることを認識したりとか。

  • jamiru
  • ベストアンサー率5% (170/3044)
回答No.6

歯科医という医者はたくさんいますね。

  • Us-Timoo
  • ベストアンサー率25% (914/3620)
回答No.5

医者が少ないというより、受け入れられる病院が減っているのでしょう。 医者自体の数は、実は増えすぎててもういらないくらい。 でも、どの地域のどの診療科にも医師が満遍なく行き渡っているかといえばNoだそうで 大きな病院の大きな実績のあるところには医師がどんどん集まります。 しかし、地方の大きな実績もない普通の総合病院などには、診療科によっては 週に一回しか先生がいないとか、挙句の果てに定年で先生がいなくなっちゃった などというところも今はたくさんあるのですよ。 診察できる医師がいない    ↓ 患者を受け入れたくても診察が出来ないから受け入れられない    ↓ 受け入れできる病院に患者が集中する    ↓ 他の病院自体が満床になり、受け入れたくても受け入れられない    ↓ 急患や緊急事態に対応できず、患者が死亡する という悪循環に今日本は陥っているのです。 >医者はもうかるので志願者は多いと思います。 それは、バブル時代までの幻想神話ですよ。 というのは、病院自体が儲かっているだけで、勤務医の医師個人は きつい勤務体制の割には余り儲からないことが多いそうですよ。 だから、やめて個人で開業する、救急の受け入れに対応していない病院が増える 救急患者が受け入れられずに、死亡してしまう どちらにしても悪循環です。 何とかして欲しいもんです、この状況。

noname#29549
noname#29549
回答No.4

 医師不足の原因は、なるべくリスクの少ない科の医師が片寄って多く(医療ミスで訴えられるのが少ない科や、勤務待遇のいい科など) 実際的に、ERや産婦人科、外科など勤務が大変で医療ミスなどで訴えられるような科に医師が少なく全体的には医師は多いと思います。

  • ayakid
  • ベストアンサー率16% (49/301)
回答No.3

本当に医者不足のせいなのかというのもまた疑問ですよね。 患者が病院に搬送されてきたが断って別のところへいってくれというのを別名『患者のたらい回し』という言葉があります。 私は今回の事件では医者不足というよりは応急処置ぐらいはできたんじゃないかと思います。(医師法では応急処置をしなければならないというような項目がないためそれを法律の抜け穴として利用する医者も少なくない) 今回は患者が95歳と高齢だったのがちょっと厄介だったのかもしれません。 過去の事件では身寄りがいるかどうかわからないという理由で病院が2つしかない地方で、1の病院では断られ、遠くにある2の病院で治療をしたがだめだったというのがあります。 専門家の意見では身寄りのいないもしくは年金世代の高齢者は高額な医療費が支払えない、また入院が長期化して介護が面倒になり、医師不足になるといった観点から受け入れを断るといったものでした。 今回もそんなような気がします。

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.2

http://www.oyako-net.com/medicine_info/20070509/index.html http://homepage3.nifty.com/bom-money/2_isya/sigoto/isya_busoku.html 上記サイトでは、産婦人科、小児科の顕著な不足と地方での医師不足の他、「医師の仕事の絶対量が増えている」あります。 詳しく書かれているので参考にして下さい。

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