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フライス加工(専門的で長文です)

fuji_3776の回答

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  • fuji_3776
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回答No.1

寸法公差・形状公差・面粗度によって加工手順は変わります。 また機械の剛性・精度によっても変わります。 一般公差程度でしたら以下の条件により2通りを推奨します。 (1) 素材の平行度、直角度がバイスにくわえて問題にならない程度なら工程を簡略化し能率を優先します。 (2) (1)の内容を満足しない場合。 以下鋼材を想定しフルバック加工とます。 >1 まずバイスにセットは50×100の面をバイスの両面に当てるのが良いのでしょうか? (1)-1 80×100を上にして浅く(2~4mm程)80巾をくわえ2.5mm加工(バイス深さ50mm巾160mmならt6-47-160の板2枚を上面だけ3mm残し段または面を取りゲタとします) (1)-2 裏がいして同様に寸法まで仕上げる。 (1)-3 バイス下にキー材(10mm角程度)を敷き80×100をバイス面にして50×100を2.5mmずつ加工して仕上げます。 (1)-4 80×100をバイス面にして50×80面にスコヤを当て80×50を2.5mm加工。 (1)-5 バイス下にキー材(10mm角程度)を敷き加工した50×80を下にして挟みキーのガタ無しとしてスコヤで直角を確認し最後の面を加工します。 ※ キー材を入れる工程は上から木ハンマーで叩き両側ガタが無いことを確認。 ※ 直角度うるさい場合、フルバックのヘコ(主軸が旋回できるタイプの場合)が影響することがあります。 (2)-1 80×100をバイス面、バイス下にキー材(10mm角程度)を敷き、締め側に板またはキー材を挟み50×100を2.5mm加工 (2)-2 加工した面をバイス面にして80×100を同様に2.5mm加工。 (2)-3 加工した80×100をバイス面、バイス下にキー材(10mm角程度)を敷き、締め側に板またはキー材を挟み未加工の50×100を2.5mm加工で仕上げる。 (2)-4 (1)-1同様の加工で2.5mm仕上げ。 (2)-5 (1)-4.5 >2 上面を適当に削り、50×100の面の上から20~25mmをエンドミルで2面、平行面を作る? 普通フルバックのみで行います。マシニングでは段取りを少なくする場合、刃長60mm程で素材55mmを浅くくわえ上面フルバック、4側面、エンドミル加工をする場合もあります。 注:エンドミルは先端部と元部で50mmぐらいあると0.02mm前後刃崎側が逃げます。 >7 一番分かりにくいのは、対面の2面あるうちの最初に削った面は、最初の時点で荒削り→仕上げして良いのか、それとも、仕上げ代を残しておいて、反対側を削った後もう一度、仕上げるのかです。 基本は平行に削られた2面を必ず作ことです。 バイスの精度がきちんとしていればその2面を挟めば他の2面は必然的に直角になります。 5面目はスコヤ、6面目は下面が安定していれば敷き板が正不安であればスコヤで確認。 仕上げは面粗度だけの問題であれば1つの工程で取り代だけ少なくして削ればOKですが、くわえキズが問題になる場合、強くバイスを絞められない形状もあるのでその時は6面または必要とする面だけ仕上げを別行程でする必要も生じます。 フライス加工ではノギスより150mmのデジタルデプスを多様した方が寸法が出しやすいです。 150mmでとどかない場合は50,100mmとかのブロックゲージを用意しておくと便利です。 >文章で説明って難しいと思いますが、よろしくお願いします。 確かにその通り。行程が抜けていたら申し訳ありませんが、要点だけ参考にして下さい。

ryou026
質問者

お礼

文章だけでのご説明有難うございます。 エンドミル加工は超硬を使うので逃げはないのですが、やはりチャックをくわえ直すのが面倒です。 出来ればフルバックのみで加工したいところです。 上記の手順参考になりました。

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