整備管理者・運行管理者の資格の取得難易度は?

質問

30歳台後半男性です。大型二種の免許を持っています。
現在、トラックにて運送の仕事をしていますが
転職をすることになり中規模な病院のバスの運転手に
内定が決まりました。
その病院からは、働くようになったら
【整備管理者】【運行管理者】の資格を取って欲しいと言われました。
私は既婚しており小さい子供も居ます。土日も、本職の他に
運転のアルバイトをしており　勉強の時間は
なかなか取れませんし頭も昔ほどやわらかくも無く
難しい試験は不安です。

いろいろと教えていただきたいのですが、
1、二つとも簡単に資格が取得できるのか?
2、２つの資格を取るための資格がいるのかどうか?
3、何かの実務経験がいるのかどうか?
4、試験に実技があるのかどうか?

知っている方がいらっしゃれば　教えていただきたいのですが・・・。

回答No.1

tof · ベストアンサー

＞難しい試験は不安です

そうですね、運行管理者資格自体の難易度は、それほど高いものではありません。
質問者様がどのような形で受験されるのかが分からないのですが、仮に基礎講習などを経て本試験を受験される場合、
基礎講習時に配布されるテキストでの勉強は、余りお勧めできません。
これは、法令や規則などが詳細に書かれており、多少の勉強で全範囲を履修することが困難だからです。
もちろん、個々の能力にもよるのですが、配布テキストを利用するよりも別途、参考書を求めて勉強される方が、
楽に進められるかと思います。
また、本試験の難易度について、「それほど高いものではない」と書きましたのは、「過去問からの出題が非常に多い試験」
ということがあるからです。
ですので、下手に配布テキストで勉強されるよりも、過去問などを通して勉強される方が効率的だと思われます。
ですので、本試験の合格率以上に難しく考えられる必要はなく、法令や規則の丸暗記などしなくても十分、
合格は可能です。

＞1、二つとも簡単に資格が取得できるのか?

この点に関しては、取得に際して一定の条件を満たす必要がありますが、運行管理者に関しては問題ありません。
ですが、整備管理者に関しては、質問者様の置かれている状況では難しいかと思われます。

＞2、２つの資格を取るための資格がいるのかどうか?

ありません。

＞3、何かの実務経験がいるのかどうか?

運行管理者に関しては、実務経験が一年以上、もしくは基礎講習を受講することで、この要件をクリアすることが可能です。
整備管理者に関しては、

(1)実務経験（運転期間ではありません）が二年以上で、地方運輸局長が　行う研修を修了していること
(2)一級から三級の自動車整備士
(3)又はこれらと同等の技能として国土交　通大臣が告示で定めた基準以上の技能を有する者

以上が資格要件となっており、運行管理者のような試験は無かったと記憶しています。
ですので、整備管理者資格は、試験を通してその資格を得るのではなく、事業者が任命（届け出て）して初めて、
選任されるものなのです。

＞4、試験に実技があるのかどうか?

ありません。

もちろん、試験内容（法令など）に関しては、私が受験した時と比較して変更されている部分もあると思いますので、
その点に関しては直接、然るべき場所に問い合わせる必要があると思います。
また、資格要件の点に関しても、変更されている部分があるかも知れませんので、詳細については質問者様自信で、
お調べになられた方がいいかと思います。

ですが、その他のことで不明な点があれば、分かる範囲でお答えしたいと思います。

補足

詳しくお答えいただいて恐縮です。
資格を取るための資格は要らないという事なのですが
整備管理者資格を取るためには
一級から三級の自動車整備士の資格は
必要なのですよね?
整備の技術は無いですから・・

回答No.2

tof

＞一級から三級の自動車整備士の資格は必要なのですよね?

これは、あくまでも資格要件の一つですので、(1)に挙げている実務経験があれば、必要ありません。
また、整備管理者とはいっても、車両の修理や補修を行うのがメインというのではなく、車両の点検などが業務の中心となります。
質問者様は既に、トラック運送の仕事をされているので、経験されてきていると思いますが、タイヤの空気圧や電源系統（ライト）、
その他必要な部分に関して、乗車前点検をされているものと思います。
あくまでも一例ですが、整備管理者はこれらの点検内容を記録し、文字通り整備管理をしていくことが、求められる業務になります。
ですので、車両の修理や補修といった作業は、専門の業者に任せることになるかと思います。
つまり、車両整備に関する必要最低限の知識は必要となりますが、自動車整備士資格が「必須」という訳ではありません。
こうした点から、実務経験が非常に重要な要素となってくるのです。

お礼

とても丁寧に分かりやすく答えていただき
ありがとうございました。
とても参考になりました。
感謝しています。