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金属の色??
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- nzw
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金属がぴかぴかしているのは、電気の通りやすさと関係があります。 金属の中には、自由に動ける電子が多数います。金属中に光(電磁波)が入ってくると、電子はそれに揺さぶられて回転運動をはじめます。この回転運動のせいで光が反射されるため、金属は高い反射率をもつためにぴかぴかするのです。 この回転運動がどんな光にも対応できた場合、その金属は完璧な鏡になります。でも実際には、電磁波の周波数があまりに高いと、電子はそれについていけずに完全に跳ね返すだけの回転運動ができなくなります。光の三原色、赤、緑、青は、赤が最も周波数が低く、青が最も周波数が高いため、青が最も反射しにくくなります。 どの周波数まで対応できるかは金属の種類によって決まっており、銀やアルミニウムは可視光すべてに対応できるため、銀色になります。一方、金や銅などは、青の周波数に完璧には対応できないため、反射光から青が少し減るために赤っぽい色を持ちます。 青色の金属があまりないというのは、青色になるためには、青の反射率が、より周波数の低い緑や赤の周波数よりも高い必要があるのですが、先に述べた金属の反射の性質(周波数が低い方が反射しやすい)から、こういった色は現れにくいのです。 なお、ステンレスなどは青い色をもつものもありますが、これは一般には表面にできた薄い膜による干渉効果によるもので、べつの現象です。また、青色の染料、顔料などは、電気を通しにくい物質における吸収によって出ている色ですので、これも金属の色とは別の現象によってあらわれています。
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