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間違いの方が正しい方を凌駕しているもの教えてください。
以前ここの質問に寿司の個数に関するものがありましたが、一貫=一個と間違えている人の方が多かったのには驚きました。正しくはもちろん一貫=二個ですが、確かに回転寿司でも「一皿2貫 XXX円」なんて看板だしているところも結構あります。ちゃんとしたすし屋ならこんな間違いしないとは思いますが、どうも世の中「一貫=一個」の誤った理解のほうが、広く通用してるようです。 「ら抜き言葉」などは、まだ少数派だと思いますが、「一貫=一個」のように、間違った方が正しい方を凌駕してしまっているようなもの他にもあるでしょうか? 教えてください。
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たぶん一番有名なのは 確信犯と故意犯 でしょうね。
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- azuma1007
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憮然 自分の力に余るという表情で、ためいきをつく様子。 意外な出来事で、ぼんやりする様子。 だそうです。 よく不愉快な表情を表す意味で使われていますが。 小学校の時に聞いた話ですが、『新しい』は元々『あらたしい』と読んだとか。
お礼
「あらたしい」と同じく山茶花(さざんか)も、もともと「さんざか」ですね。 新しいも山茶花も字の通りに読むと今のような読み方をするはずがないのに、誰かが最初に言い間違えて、その言い易い方が、一般的に使われるようになったのでしょう。 有難う御座いました。
- nakaizu
- ベストアンサー率48% (203/415)
言葉は変化していますから、間違いとされていたものが正しいとされるように変化していくことがよくあります。 漢字の読み方を例に挙げてみます。 誤用が正しい読みを完全に駆逐した例 輸出 正「しゅしゅつ」 誤「ゆしゅつ」 斡旋 正「わっせん」 誤「あっせん」 修理 正「しゅり」又は「すり」 誤「しゅうり」 北陸 正「ほくろく」 誤「ほくりく」 箝口令 正「けんこうれい」 誤「かんこうれい」 いずれも明治時代の本で読み間違いとされていたものの一部です。辞書からも駆逐されています。「しゅり」や「ほくろく」は古語として載っていることもありますが。 完全には駆逐されていないがそれに近い例 撹拌 正「こうはん」 誤「かくはん」 かきまぜること 洗滌 正「せんでき」 誤「せんじょう」 あらうこと 誤用が浸透中の例 十手 正「じって」 誤「じゅって」 十に「じゅっ」という読みは本来ありません。 女王 正「じょおう」 長音化が進んでいるように感じる。将来は「じょうおう」に変化する可能性がある。
お礼
大変参考になりました。有難う御座います。
- morimaru47
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「爆笑」 本来は、大勢が一斉に大声を上げて笑うことらしいです。 だから、一人で笑うのは爆笑とは言わないそうです。メールで、・・・・・(爆)とするのは間違いなのですね。 「耳障り(みみざわり)」 文字通り、聞いていて不快に感じることです。耳に入って来る言葉の感触ではありません。 だから、「耳障りのよい・・・」というのは間違いです。 「気がおけない」 本来は、気を遣わなくてもいいという意味です。 気を許せない、油断できないと解するのは、典型的な誤用です。 「さわり」 本来は義太夫に由来する言葉らしいですが、一般には物語の要点、最も興味を引く部分を指します。 物語の最初の部分を指すというのは誤用です。 「流れに棹さす」 本来は、時流に乗ってスイスイ進むことです。 時流に逆らって頑張ることではありません。 「元旦」 本来は、一月一日の朝のことです。 一月一日の終日を指すものではありません。
お礼
「爆笑」は私自身も完全に誤用していました。 「耳障り」については、「耳触りが良い」と書けば正しいので、あながち誤用でもないようです。 あとは、「さわり」と「流れに掉さす」が、ちょっとやばいかもしれませんが、その他はまだ誤用が正解を凌駕するところまでは行ってないんじゃないでしょうか。 少なくともそうであって欲しいと思います。有難う御座いました。
- katsuki002
- ベストアンサー率42% (102/242)
役不足 能力・力量に比べて役目が重すぎること。 で使われることが非常に多いです。 本来の意 役者に対して役が不足であること。能力に対して役目が軽すぎること。 奇特 奇妙で珍しいこと。で使われていますが、 優れて他と違って感心なこと。という意味で、本当は褒め言葉。
お礼
奇特について、そんな意味で使われているとは全く知りませんでしたが、googleで奇特を検索すると、最初に掲載されているのがその誤用についての記述でした。 これもマスコミ先導の誤用のようですね。とんでもないことです。マスコミは絶対に国語の入社試験を厳しくするべきです。 まだ、正解を凌駕するまで行っていないことを願っています。有難う御座いました。
- yukika-37
- ベストアンサー率39% (26/66)
・適当 元々は「相応しい」「ちょうどよい」という意味のはず。 最近はめっきり「いい加減」の意味で使われるようになりました。 まぁ、これは後者の意味も間違いじゃないのですが…。 ・情けは人のためならず 「情けは人の為にならない」と思っている人が多い 「情けは人の為でなく自分の為(人に親切にすればその分が自分に返ってくる)」が正解 ・役不足 いわゆる二枚目の役者に三枚目の役をやらせようとして不満に思うのが「私には役不足」ということ 今は逆の意味で使われがち ・チゲ チゲ自体に鍋料理の意味があるので、「チゲ鍋」は直訳すると「鍋鍋」 みんなが「チゲ鍋」と言っているものは恐らく「キムチチゲ」 あと、「ら抜き」のように日本語で気になるのは 「テレビで天気予報がやってる」というような文でしょうか。 「を」をすべきところを「が」とするのが一般的になってきてちょっと気持ち悪いです。 「○○が」は主語のはずですから、天気予報が何をやっていたというのだ!?と思ったりします。
お礼
「役不足」は私自身も以前誤用していました。 これもかなり正解を駆逐してしまってる言葉でしょう。 有難う御座いました。
- NAIROBI
- ベストアンサー率20% (236/1168)
最近流行のものでは セレブリティですよね。 田園調布の社長婦人はセレブリティではありません。 猫ひろしはセレブリティです。 蛇足ですが、「ら抜き言葉」はその内凌駕するでしょう。 「気持ち悪い」「文法にのっとっていない」以外に阻止する合理的理由がありません。 むしろ合理性で言えば受身と判別する上で「ら抜き」の方が合理的だと言えます。 残念ですが100年待たないでしょう。負けは確実だと思いますね。
お礼
セレブについては、間違いなくマスコミ先導の誤用ですね。 でも、猫ひろしクラスでセレブですか? 言葉は生き物ゆえ、時代と共に変わるのは仕方ないですが、文化そのものでもあるゆえ、「気持ち悪い」と感じる人がいる限りは、根付くことはないと思っています。有難う御座いました。
- katsuki002
- ベストアンサー率42% (102/242)
姑息 卑怯という意味で使われることが非常に多いです。 TVや漫画などでもこの意味で使われています。 本来は下記の意 一時の間に合わせにする・こと(さま)。 一時しのぎ
お礼
そうですね。 いつから卑怯という意味で使われることが多くなったのか分かりませんが、もともと日常会話で使われることの少ない漢語ゆえ、誤用についてはマスコミに責任があるかもしれません。有難う御座いました。
- ysysmsts
- ベストアンサー率24% (19/79)
正しくは「他人事」は「ひとごと」としか読まなかったものが、最近ではむしろ「たにんごと」と読まれることが増えてしまい、近い将来、「たにんごと」の方が正しいという風に解釈されるだろうと、危惧しています。
お礼
仰るとおりです。 既に「たにんごと」と読む人のほうが多いように思います。有難う御座いました。
- 3nk
- ベストアンサー率28% (619/2184)
「申し訳ございません」とか「申し訳ありません」という言葉。 正しくは「申し訳ないことでございます」です。 「申し訳ない」でひとつの形容詞なので 「申し訳」と「ない」を切り離して 「ない」だけを丁寧語にするのは間違いです。 でも「申し訳ないことでございます」なんて 今まで言ったことも言われたこともありません。
お礼
そうですか。 これは私自身完全に誤用していました。 間違いが正解を凌駕どころか駆逐している例ですね。 有難う御座いました。
- gatetsu38
- ベストアンサー率36% (65/179)
コンプライアンス=法令遵守 ですが、 「コンプライアンス遵守」というのをよく聞きます。 法令遵守遵守になってます(笑)
お礼
有難う御座います。 まだ、正しい言い方を凌駕してるようにも思いませんが、確かに昔から「馬から落ちて落馬して」系の誤用も多いですね。
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お礼
確かにそうですね。 悪いことと分かっていて犯罪を犯すことを「確信犯」だと、誤解している人のほうが多いかもしれませんね。 有難う御座いました。