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made fromは材質が変わるときに使うのではないのですか?!
made ofとmade fromの違いは次のように習いました。 Butter is made from milk. 牛乳→バター(材質に変化がある) This desk is made of wood. 木→机(材質に変化がない) しかし教科書に次のように書いてありました。 Winners in the ancient Olympics received a crown made from olive leaves. オリーブの葉→冠は材質の変化がないと思うのですが、なぜmade ofではなくて、made fromなんでしょうか?とても混乱しています。教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者の疑問を読ませていただきました。結局、質問者の疑問をまとめると、次の2点に絞られると思います。落ち着いてくださいね。 1)「of」と「from」の違いは? 2)「材質の変化」とは何を指しているのか? 1)の説明から入りましょうね。まず、品詞の違いが使い方の違いに結びついていることに気をつけてください。すなわち、「of」は「前置詞」であり、「from」は「副詞」という違いがあるのです。この違いが「材質の変化」に応じて使い分けられているのです。質問者は、「前置詞」と「副詞」との違いをご存じでしょうか。知らなかったら、文法書を見て学んでください。 まず、「前置詞」の使い方は、「時間関係」を述べるのに対して、「副詞」はその」場限りの状況を述べるのに使うのです。この知識を覚えた上で、2)の説明を読んでください。 a) 牛乳→バター(材質に変化がある) b) 木→机(材質に変化がない) 説明の都合で、b) から説明したいと思います。質問者は、「材質の変化」の意味をもう少し考えて欲しいのです。「机」は分解すれば、もう一度「木」という材料に戻れるのに対して、バターは溶かせば、元の「牛乳」になるかどうかです。 つまり、「of」の場合は、過去の材料が思い浮かべられるのに対して、バターというものを初めて見る人には、例えば、江戸時代の人たちに「バター」を見せて、「これはどういうものから作られたと思う?」と聞いても、果たして本来(過去)の材料を当てられるのでしょうか? ですから、唐辛子のスパイシーのように、元の材料が思い浮かべられないようなものには、「from」が使われるのです。もし、「of」だと、唐辛子の実をそのままスープに入れるような料理法になります。これなら、どんなに煮ても、元の形を留めているはずです。これに対して、スパイシーの場合は、「こしょうとトマト汁」を混ぜたものか?と元の材料が思い浮かべられないことがわかるはずです。 質問者の「オリーブの葉→冠」の例を見ても、それをばらした後に、人に「これ、冠だよ」と見せても、見せられた人には、「ただの葉っぱ」に過ぎないはずです。それを使って、新しく(その時点での発生)つくられたのが「シンボル」としての「冠」ですから、「of」でなく、「from」が使われているというのが、英語の世界観なのです。このように、英語の世界観は、「時間軸」にこだわる傾向があるのです。 説明が長くなったような木がするので、また、投稿制限に触れると困るので、この辺にしますが、わかりにくい点があったら、「補足欄」を利用して、連絡してください。
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- tjhiroko
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fromは前置詞ですよね。 さて、こんなページを見つけました。 http://www.usingenglish.com/forum/frequently-asked-questions/1559-made-made.html こちらでも両者の違いについての質問があって、例を挙げてのやりとりが載っていますが、この説明が一番いいという結論のようです。 of=constituted from=constructed or derived 例として、ゴムタイヤで作られたスリッパをいうときにofよりもfrom の方がなぜふさわしいかというと、ゴムという材質は変わっていないものの、スリッパとタイヤとは形がまったく違うからだそうです。 One should take into consideration the natural shape of a given object before determining whether to use 'of' or 'from'. 今回の月桂冠の話も#7さんが説明なさっていることでよろしいのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。なんとなくは分かってきました。しかし、オリーブの葉を絡ませてある、あの冠のイメージが頭にあり、「木→机」と「オリーブの葉→冠」の違いがまだしっくりきていません。きっと自分が今、理解できるのはここが限界なんでしょうね。もっともっとがんばって英語の力を高めていきます。ありがとうございました!
- shunnak1
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No.7他の方のご回答に則した格好の例が、昨日の "The Vancouver Sun"の"Business Section"に 載っておりました。 "Builder sees blue fututure. House made from beetle-stained timber is expected to be big draw at home show" ご理解いただくために、簡単にご説明いたします。 カナダでは主要産業品である住宅用等に使われる樹が現在beetle(日本のカブトムシとは違います)による甚大な被害にあっています。どういう被害かと 言いますと、beetleが運んでくるカビ類による、 青い斑点なのですが、あるLog Homesの業者が それを利用した家を上記のshowに展示したところ 各国の業者に好評を博しているとのことです。 ご参考までに
お礼
う~ん、よく理解できませんでした。ごめんなさい!でもありがとございました!
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
アメリカに38年半住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 これは、材質に変化がある、と言う表現をしていかにも全く変わったものになる、と言うような感じを感じさせるような教え方をしてるわけですが、それはそれとして、その説明の底に流れているフィーリングを感じて欲しいのです。 材質に変化がある、と言う事は、目に見える何か根本的な変化がある、と言うことですね。 つまり、元のものが分からなくなるほど、と言うフィーリングがあるわけです。 言い換えると、元の物の価値よりもっと持たせる、と言うことであるわけです。 つまり、ofは単に材料として使う、と言うフィーリングしかないわけです。 だから結果として「材質に変化がない」と言う「分類の仕方」を教科書はしてきたわけです。 fromと言う単語は日本語の「から」と同じようには感覚的に「遠い」物を感じさせますね。 とにかく、離れているわけです。 made from と言う表現をして、下のものが見えない(位)もっと価値のあるものに変化した、と言うフィーリングが出てくるわけです。 オリーブの葉っぱはそこらじゅうにあるものですね。 価値も何もないものからもっと価値のある冠が作られたわけです。 作者として、このフィーリングを出したい気持ちがあるときに、「オリーブの葉を使って」と表現したいですか? それとも、そこらじゅうにある葉っぱ「から」作った冠を、と表現したいですか? 更に、この作者はわざと「葉っぱ」と言う表現をしていますね。 葉っぱのついた枝であるはずなのです。 しかし、作者は、価値のない葉っぱ、と言うフィーリングを「(少しは価値のある)枝」と言う表現を避けているわけです。 よって、日本の学校文法を無視した使い方はそれを使う人によっては「うまく」使っているわけです。 もちろん、全く間違って使っている人もいることは否定できないと自信を持っていえますが。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
と~っても丁寧な回答ありがとうございました!フィーリングが大事なんですね。「価値のあるものに変化した」という表現の仕方、すごくわかりやすかったです!ありがとうございました!
- tjhiroko
- ベストアンサー率52% (2281/4352)
ちなみにGoogle で検索してみますと "crown made of olive"が59件、"crown made from olive"が58件ヒットしますので、ほぼ同数と言うことはどちらでもよさそうですね。
お礼
なるほど~。そうやって確かめる方法もあるんですね。ありがとうございました!
- supsupsup
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米語の辞典(World Book Dic.)では、crownは「冠、通常は貴金属、宝石でできている」とまっさきに出てきますから、「材質」はオリーブとは別、と普通に考えられているのではないでしょうか。 ちなみに、語意を歴史的に配列してあるというイギリスのConcise Oxford Dic.ではまっさきに「頭につける花輪」とかいてありますけどね。
お礼
ありがとうございました!
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
この使い分けは,「原則」とか「通例」であって,常に厳密に区別されるわけではありません。人によっては,区別しない人もいるようです。 同じような例で,die of ~は「直接的原因で死ぬ」,die from ~は「間接的原因で死ぬ」と言われていましたが,実際には互いに転用され,今ではどちらも区別なく用いられるようです。 die のような転用の場合と,made の場合とでは事情は異なるでしょうが,どちらでないといけないということはないと思います。 ただ,試験などでは原則に従った方がいいでしょう。また,今回の場合は,#1の方がおっしゃるように手が加わっているという意味で,of よりも from が用いられていると思います。
お礼
ニュアンスが違ってくるだけで、どちらも使えるということですね。ありがとうございました!
made from は寄せ集めて作るということも包含しているように思います。 LongmanのEssential Activatorに made from(=made by putting together different materilas, substances, and parts) とあり、オリーブの葉はdifferents partsに該当するように思います。 made of(=made usuing a particular sabstance or material)
お礼
なるほど~。でも見分けが難しいですね。ありがとうございました !
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
確かに。それはヘンだ。 日本人の英語ですか? あ、教科書でしたね。教科書は日本人のエラいおじいちゃん先生 が書くのが普通みたいです。ま、いずれにしても話がちがいますね。
お礼
すばやい返答ありがとうございました!
- jayoosan
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「材質に変化がない」というのは、私も学校教育時代にいわれた記憶があります。 が、これにこだわると生きた英語になりません。 その冠の件は、どちらでもよさそうな感じです。 もし葉をきったりしって加工した場合はfromもありそうですが、ofでもよいと思います。 また冠自体が葉のほか、オリーブの実やら、他の装飾物もついた上で冠ができあがった場合、混在製品になるので、fromもわからないわけではありません。 材料そのものではなく、手を加えてつくりあげたんだぞ、という感じです。 ofについてはは次のようなケースです。 ・木から机やいすを組み立てる。 ・石かなにかを彫刻してつくる。 ・発砲スチロールの塊から、なにかをけずりだす。
お礼
すばやい回答ありがとうございました。(1日置いて、メールを見たらたくさんの返答が来ていてびっくりです!) ニュアンスが違ってくるというだけで、どちらでもよいということですね。ありがとうございました。
お礼
とっても丁寧に説明していただきありがとうございました!fromって副詞なんですか。知らなかった・・・。もっともっと勉強していかないといけないですね。fromとofのニュアンスの違いは大体分かってきました。ただ、まだ今回の冠がfromなのかしっくりはきていません・・・。きっと今、自分に理解できる限度を超えているのでしょうね。これから、もっとがんばっていきます。ありがとうございました!