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簿記3級 為替手形

noname#25320の回答

noname#25320
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回答No.1

為替手形を理解するには (1)振出人、引受人、指図人にはどのような債権、債務が存在しているのか (2)為替手形によって各人にどのような効果が生じるか(債権債務の消滅や、買掛金が支払手形になるなど) (3)効果の結果各人がどのような仕訳をきるか おそらく、このようなポイントをしっかりと理解することが重要です。 そして、このポイントを問題文に当てはめていくことで、各人がどの立場にあるのか、特に当社がどの「立場」で、為替手形の振り出しでどのような「効果」があり、どのような「仕訳」をするのかが分かると思います。 問題を解く上では、(1)(2)(3)の検討する際に、    「当社を中心として考える」 ことが重要です。 Q.当社は得意先A社に対し売掛金があり、仕入先B社に対し買掛金がある。当社はこれを相殺するため為替手形を振り出したが、以下のように処理していた。誤りがあれば修正しなさい。    買掛金 ××/支払手形 ×× 典型的な修正仕訳の問題です。この例題を解くために(1)(2)(3)をそれぞれ検討していきます。 (1)当社は為替手形を振り出しています。    →当社=振出人  A社は当社の得意先である。(お金を受取る人)→A社=指図人  B社は当社の仕入先である。(お金を支払う人)→B社=引受人 (2)当社→売掛金と買掛金相殺  A社→売掛金が受取手形になる  B社→買掛金が支払手形になる (3)割愛します よって、当社の本来なすべき仕訳は  買掛金 ××/売掛金 ×× であるため、修正は  支払手形××/売掛金 ×× となります。 このようにすれば解けるのではないでしょうか? 「当社を中心に考える」というのは、意識すべきです。特に慣れてくると、振出人、引受人、指図人という名称はかえって混乱を招きますので考えないで、 (1)「各人」にはどのような債権、債務が存在しているのか 及び(2)(3)のポイントを考慮することをお勧めします。判断のヒントは「得意先」「仕入先」「売掛金がある」「買掛金がある」などなど。これらをヒントに各人の関係を探るのがいいでしょう。 また、「当社を中心に考える」方法のほかに「振出人を中心に考える」方法も考えられます。結論を言ってしまえば3者がどのような立場にいるかを正確に把握できれば事は足ります。 長くなってしまい却って分かりづらくなったかもしれませんが、「各人の関係を正確に理解し、仕訳が切れる」ようになることを目指してください。これが為替手形で重要です。

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