• 締切済み

太陽光発電:なぜすべて余剰売電にしないのでしょうか

太陽光発電を余剰売電にするか自家消費にするかの選択肢があります。 今のご時世、発電した電気はできるだけ自家消費に充てるのが得策かとは思います。 ただ、自家消費の場合、自前で電気を使いきれないときは発電を止めて系統に流れないような仕組みになっています。 そこで疑問です。 自前で使いきれないときはそのまま系統に流して売電したほうが、たとえ買取単価が安くても発電を止めるのに比べれば得になると思います。つまりこれは余剰売電ということになります。 なぜ電気が余った時にわざわざ止めなければならないような「完全自家消費」が存在するのでしょうか? すべて余剰売電にした方がいいのではないかと思うのですが。 この理由をご教示お願いします。

みんなの回答

  • fujiyama32
  • ベストアンサー率43% (2235/5093)
回答No.11

多くの家庭が余剰売電にしますと、電力会社の発電機からの送電 する電圧と電気的な相関関係から系統全体の電圧が上昇してしま います。 送電電圧が規定値より高くなります(+10%)と大半の家庭電気 機器が焼損することになります。 このため、電力会社によりますが、太陽光発電が普及している 地区では太陽光による発電を止めて系統に流れでない仕組みに しています。

piroppi
質問者

補足

太陽光発電が増加することにより、系統電圧上昇や電圧フリッカ、一斉解列時の電力品質低下、需給バランスの悪化などなど、系統側にさまざまな問題が起こってきます。 だからと言って、それが原因で「自家消費太陽光の余剰分は売電できないようになっている」というのは、ちょっと違うような気がします。 このような太陽光の系統連系による問題に対しては、パワコン側で保護機能を設けたり、電力会社による出力制御やノンファーム接続などのコネクト&マネージによって、より多くの再エネが連系できるよう改善が進められています。 また、国も2030年の再エネ比率36~38%をうたって再エネの主力電源化を目指しています。つまり、今後も太陽光などの再エネは増えていくはずです。 なのになぜ自家消費の場合、発電して余った電気を売電せずに発電停止させてしまうのか。余ったのなら売電した方がいいはずなのに・・。これが私の疑問となっています。 ※ちなみに、発電を止めずに系統へ流す場合は、当然、電力会社と(逆潮流に関する)連系協議を行います。それによって、売電しても系統に問題が起こらないことを確認し、連系承諾を得たうえで売電するので「系統に問題が起こるから売電できない」ということではありません。

回答No.10

>すべて余剰売電にした方がいいのではないかと思うのですが。 賛成!

piroppi
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 私も基本的にはすべて余剰売電にすべきかと思います。 ただ、ちょっといろいろと自分なりに調べたところ、すべてが余剰売電になっていない理由らしきものがわかってきました。 おそらくですが、電力会社の申込み手続きが関係していると思われます。 発電設備を系統に連系するとき、売電は配電線へ電気を流し込む(逆潮流)することになります。その場合、配電線側の空き容量調査や詳しい技術的な申込み資料の作成提出、場合によっては連系工事負担金が発生することもあったりします。つまり非常にややこしい手続きが必要となるわけです。 これに比べ、売電しない(逆潮流なし)の場合は、比較的簡単な手続きで連系可能となります。 なので、それほどたくさんの売電をするわけではなく、ほとんどの発電を自家消費するような設備の場合は、余剰売電によるメリットと手続きの煩雑さを天秤にかけた上で、完全自家消費型にしているのではないかと考えています。 たぶんですが、自分的にはこれが理由ではないかということで落ち着きそうです。

  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1844/8838)
回答No.9

最終回答です。 設備の物理限界を超えられません。 なので「抑制」や「買電の一時停止」という問題が起きるのです。 あなたご自身も、自転車やバイク、自動車・電車などを利用されるでしょう。 そこに必ず「物理法則の限界」が生じます。 スピードも無制限に出せるわけではなく、人間の乗車人数にも限界があります。 電気の流通も全く同じです。 設備の取り扱い上限に従って、制限を掛けます。 なので、制限の無い制度よりも物理的な限界があるのです。 あなたの質問や度重なる返答は、この物理法則が無視されています。 他の回答者達も、ここに触れていますが、あなたは全く触れない。 これが、お互いの「差」になっています。 だからこそ{何が何でも売電は出来ない}と申し上げました。

piroppi
質問者

補足

貴殿の言われる「物理法則には限界があり、電気の世界も同様にその限界を超えることができない。だからなにがなんでも(その限界を超えることになる)売電はできない」はそのとおりで私も同意します。ただし、それはあくまで総論です。 私が話しているのは「電気の世界において、その限界を超えないように電気(再エネ)を効率的に利用するにはどうすればいいのか」という各論です。 これまでのやり取りにおいて、貴殿はあくまで総論を語るのみで、一向に具体的な話をしてくれませんでした。どうやらお互いの議論の土俵がまったく異なるようですので、これ以上はやめておきますね。 お付き合いいただきありがとうございました。

  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1844/8838)
回答No.8

>では、なぜFIT余剰売電が許可されているのでしょうか・・? ➡︎制度と設備の問題は別です。 FIT余剰売電については、これが参考になると思います。 全量売電?余剰売電?太陽光発電における売電のポイントをご紹介 https://looop-denki.com/home/denkinavi/energy/electricity-en/solarpower-selling/

piroppi
質問者

補足

ご回答、サイトのご紹介ありがとうございます。 どうやら貴殿と私とでは考え方が異なるようなので、私の考えを述べておきますね。 これだけ太陽光が普及すると、ただやみくもに発電を配電線に流せば、発送配電設備に負担がかかってしまいます。それは当然です。 だからこそ出力制御や条件付きの連系、そして発電側でもパワコンに保護装置を設けるなどして、できるだけ配電側に負担がかからないようにしています。 けっして売電を拒否することが目的で抑制がかかっているのではなく、できるだけ多くの再エネを利用できるようにするため、系統を制御しているわけです。 もちろんこれら現状の仕組みがベストではありません。 しかし、だからと言って「負担がかかるから太陽光を配電側に流してはいけない」では、再エネの普及は難しいでしょう。 発電した電気は自家消費することはもとより、配電側にも流して系統をコントロールしながら、必要な場所で必要なだけ消費できる仕組みを作っていくことがこれからの課題です。 発電事業者、送配電事業者、小売事業者、そして需要家がそれぞれ協力し合いながら再エネを普及し、主力電源にしていくことが、これから求められていることだと思います。 私はこういう考え方なので、「なぜ自家消費で余った電気を配電側に流さないのか」が疑問になっているわけです。

  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1844/8838)
回答No.7

>私の疑問点は「自家消費太陽光において、発電が負荷を上回る場合に発電を停止するのではなく、売電(つまり余剰売電)に回す方が得なのに、なぜそうしないのか?」ということです。 ➡︎それが現実に発電設備や配電設備に負荷を掛けるのです。 なので、抑制されるのです、どうぞ、ご理解ください。 発電者の都合だけで考えてはいけません。

piroppi
質問者

補足

つまり、私の疑問に対する回答は「太陽光発電を売電することは発送配電設備に負荷をかけるので、すべて自家消費に回すのがよいため」ということですね。 では、なぜFIT余剰売電が許可されているのでしょうか・・?

  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1844/8838)
回答No.6

>なので、単純に電力会社起因で売電ができないというわけではないのでは? ➡︎発電所や送配電にも問題が出るんですよ。 何が何でも売電は出来ません。 だからこそ、現実には、抑制されてしまう。

piroppi
質問者

補足

論点を整理します。 太陽光発電を売電する時、貴殿が言われるように「売電によって発電所や送配電にも問題が出る」状態だと、当然売電はできません。なので、電力会社から抑制がかかったり、パワコン自体が発電を停止するようになっています。 貴殿はこのことを指摘されて「売電はできない」と言われているのだと思います。それはそのとおりです。 ただ、太陽光が発電しているときに、配電側が常にこのような状態で、まったく売電ができないなどというわけではありません。 私の疑問点は「自家消費太陽光において、発電が負荷を上回る場合に発電を停止するのではなく、売電(つまり余剰売電)に回す方が得なのに、なぜそうしないのか?」ということです。 系統側が売電を受け入れられない状態のときに売電すると言っているのではありません。あくまで「売電できる状態の時に売電した方がいいのになぜそうするようになっていないのか」ということです。ご理解ください。

  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1844/8838)
回答No.5

太陽光発電での余剰が発生する時間帯は、電力会社も余っています。 また、直流と違って「蓄電」が出来ないので、購入制限が掛かりやすいのです。 しかも天候で発電量が左右されやすいので、変動値が激しい。 安定供給が命題の電力会社にとっては、問題も多い。

piroppi
質問者

補足

たしかに以前は系統側の容量起因で系統連系を拒否される事例が見受けられましたが、オンラインによる出力制御システムや条件付き連系(ノンファーム連系)などにより、電力会社都合で連系できないことがないよう改善されてきていると思います。 なので、単純に電力会社起因で売電ができないというわけではないのでは?

  • nephyrs
  • ベストアンサー率37% (134/361)
回答No.4

返信有り難うございます。 自家消費「型」(そもそも製品自体が余剰生産不能)が別個に存在するとは、寡聞にして存じ上げませんでした。 契約体系次第で、電力会社が止めて対応するものかと。 ということは、導入コストが余剰生産可能なものより低いのではないでしょうか。 更に調べたところ、自家消費型のみを対象にした補助金などの情報も確認しました。 要は、相場を見ながら売電で利益確定させるか、相場は見ずに買いきりでのコスパで勝負するかの選択肢なのかもしれませんね。

piroppi
質問者

補足

たしかに自家消費型を対象とした補助金があるようですね。余剰売電の場合はほぼFITになるので、そうすると再エネ賦課金が増えることになり、それがあまりよくないので自家消費へ誘導しようとしているのかもしれませんね。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2700/13647)
回答No.3

電力は発電量が消費電力を大きく超えてしまうと電力網が破綻します。クラッシュして大停電が起き、電力を使用している各地に大損害が生じます。それを避けるために配電会社が太陽光発電に対して出力制御を行います。それに対応している仕組みです。つまり余剰電力売電は不可能。お日様まかせで出力量をコントロールできない太陽光発電の一大欠点です。

piroppi
質問者

補足

10kw以上の余剰売電も出力制御の対象となっており、余剰売電分にも抑制がかかります。 とはいえ、常に抑制がかかっているわけではないので、やはり余剰分は売電した方が得になるはずです。

  • nephyrs
  • ベストアンサー率37% (134/361)
回答No.2

ご質問を拝見して少し調べましたが、私も質問者さんと同意見になりました。 確かに、耐用年数内に使えるだけ使って発電し、どれだけ安かろうと余剰分の売電をしなければ、現下の価格の高低に関わらず、利益上では設置する意味がそもそもありません。 一つだけ推察される理由としては、当人の危機管理意識が極めて高く、いざというときに故障や設備の消耗で使えないのでは意味がないと考え、設備への負担を必要最小限にするため、自家消費のみでの運用を選択している、ですかね。 または、コスト計算などが一切できず「クリーンなエネルギーって安心で良いよねえ」とフィーリングでエコをしたいだけの、小金持ちの高齢者夫婦などなのかもしれません。

piroppi
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 完全自家消費型の太陽光の場合は逆電力継電器(RPR)という装置が付いていて、発電が負荷を上回る場合はそれが働いて発電を止める仕組みになっています。自家消費型においてこれは一般的な仕様です。 系統側へ電気を流す(逆潮流)するときは、電力会社との協議が必要となるので、もしかして電力会社側が許可しないときは売電できないので完全自家消費にせざるを得ないのかな??

関連するQ&A

  • 2017年度の太陽光発電 全売電か余剰売電か?

    今年、10kwの太陽光発電を設置します。 10kw以上の太陽光発電を行う場合は、全売電か余剰売電か選択できるそうです。 どちらを選択しても、2017年度は、21円/1kw を20年買い取ってくれるとのこと。 うちは中部電力で、電気料金を調べると、1kwhあたり20ー27円程度でした。 http://www.chuden.co.jp/home/home_menu/home_pricelist/hpr_basic/index.html ハウスメーカーは当然のように全売電をすすめてきますが、この電気料金であれば、余剰売電の方が得なケースが多いのでは?と思います。買う電力の値段の方が、売る電力の値段より高いわけですから。。。 私は雑所得も年に数万円あり、20万円以下に抑えることを考えても、余剰売電がおいしく思えてきます。 ちなみに家は夫婦共稼ぎで、平日昼間は誰もいません。 オール電化でもないので、消費電力は小さいと思われます。 皆さんのご意見を聞かせてください

  • 太陽光発電の余剰電力の10年後の買い取り単価は?

    昨年24年3月に太陽光発電設備を自家屋根に設置しました。10年間の東京電力への余剰電力の買取単価42円/kwhは確定してますが、10年後の余剰電力買取単価を知りたいのでどなたか教えてください。

  • 太陽光発電の売電について

    太陽光発電を設置する場合、電力会社に余剰電力を売電するのですが、 売電とは、日中使用した電力の余った分を売るということでしょうか? (発電した電力を使い、余った分を売る) 電力会社にホームページなどで、余剰電力を買い取ると書かれているので よくわからないので質問します。 よろしくお願いします。

  • 太陽光発電の売電について教えてください

    太陽光発電の売電について教えてください。 発電しても売電されない電力があると聞きました。本当ですか? 我が家は一軒家で、近所にはもう一軒しかない田舎です。周囲は田んぼで日当たりもすごく良いので、大きな太陽光発電を南側の屋根につけようと思いました。発電した電力は、うちで使わなかった分は、すべて誰かが消費するのに使われるものと思っていました。 ところが、我が家で発電したものは、うちに来ている電柱のトランス(変圧器)から分岐している家にしか行かないと聞きました。しかも、その周囲の家が全部太陽光発電をつけたら、どこにも売れないと聞きました。 うちの場合、共稼ぎで昼間家にいない我が家とお隣さんの2軒だけで、昼間の電力消費量は、発電量をはるかに下回ります。つまり残った電気は捨てられる(放電される?)ということでしょうか? 電力会社や業者などが宣伝している、発電量-自分の消費量=売電という図式は正確でないということでしょうか?

  • 太陽光発電の売電について。

    太陽光発電の売電について。 大阪ガスの太陽光発電を設置し、売電をしていますが、電気の売り先は関西電力と聞きました。 売電価格の累計などをスマホで確認できるようなウェブサイトもしくは、アプリなどなるのでしょうか? お詳しい方、よろしくお願いいたします。

  • 【太陽光発電の謎】太陽光発電というか電線と繋がって

    【太陽光発電の謎】太陽光発電というか電線と繋がっているのは1家に1本ですよね? 電力線は売電時は送り出し。電気消費中は送電で電柱の電線から電気を受け入れる。 電線は家庭引き込み電線は一方向しか送れないはず。 ということは売電中は蓄電器に溜まった電気で家庭電力を賄いそこからさらに電柱に送って売電してるってことですよね? それとも太陽光発電の売電用に電線が2本になるんでしょうか? 売電中は蓄電器から送って、もう1本の電線から電柱から入電して家の電気が付く仕組みですか? どうなってるんでしょうか。

  • 太陽光発電売電について

    この度、戸建て新築を購入し引越しました。某パワービルダーの家ですが、太陽光発電が付いてます。引越でバタバタしていまして、太陽光発電の売電について判らず教えて下さい。 電力会社には申請など済んでおり、モニターをコンセントに差してお使いくださいとの事で、これだけで売電出来るのでしょうか?また売電のボタンを押せば売電出来るようですが、売電ボタン項目がないです。いつ売電するものなのでしょうか?日中夫婦共働きで家に居ないため、電気は貯まってると思います。その日の蓄電した電気はその日の晩に売電するのでしょうか? 売電せずにほっておいたらどうなるのでしょうか? これから節電について勉強しなければならないのですが、 太陽光だけの電力で4人家族では補えるのでしょうか?

  • 太陽光発電の余剰電力について

    どなたか専門家の方にお聞きします。 ホームページなどを検索すると,自宅の太陽光発電で昼間に発電された電力の余剰電力は,電線を逆流して周辺の家庭で消費されるようなことが書いてありますが, 逆流しても大丈夫なように何か細工がされているのでしょうか? そして,本当にその余剰電力は有効に使われているのでしょうか? もし,周辺の住宅が昼間に外出していることが多いとすると, その余剰電力は貯めておくことができないから,その電力は無駄になってしまうのでしょうか? 仮に周辺の住宅で余剰電力を消費するようなことがあったとすると, 太陽光発電による電力は刻々と変化する不安定なものですから, それが電力会社から供給する電力と混合されて消費されているとすると, 電力会社から供給される電力と,太陽光発電によって電線を逆流してくる電力を 混合して供給することになると思いますが,何か装置が電線に取り付けられているのでしょうか? 素人考えですが,あまりエコではない感じがしてならないのです。 このあたりがよく理解できていないので 売電が前提の太陽光発電システムを導入するのをためらい, 本格的な導入の前に, 実験的に自給自足型の独立型太陽光発電システムをD.I.Yで設置して, 昼間に発電した電力をAGMバッテリーに充電しておき, リビングの照明を直流のLED照明に置き換えてわずかながら節電しているところです。 回答の方よろしくお願いします。

  • 電力の売電について

    他の方の質問を見せていただいて、気になりましたのでご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。 (1)太陽光発電で電力会社へ余剰になった電気を売る売電ですが、ある方の回答の中で4500円/(家庭・月)とありましたが、実際はどれぐらいの単価で売ることができるのでしょうか? (2)売電できる対象設備は太陽光発電、風力発電の他にどのようなものがあるのでしょうか? 以上、2点について教えてください。 よろしくお願いします。

  • 家庭用太陽光発電100% 売電できますか?

    家庭用太陽光発電で、配線接続を操作して、 質問1.  100%売電することが、できますか?           質問2.  上記できるのであれば、補助金とか売電の単価も規定どおり、適用される        のでしょうか? よろしくお願いします。