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薬理学
β受容体を刺激すると平滑筋を弛緩しますが、抗高血圧薬としてβ受容体遮断薬があるということは、β受容体を刺激しても遮断しても平滑筋を弛緩し血圧は下がるということですか? 今β受容体について勉強しているのですが、こんがらがってて質問の文章もおかしくてすいません。
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β受容体には3種類あります。 メインは1と2です。 気管支平滑筋を弛緩させるのは2の方です。これは刺激をすることにより、気管支を拡張させるので喘息などの薬として使用されています。 そして血圧をあげるのは1の方です。これは直接心臓に作用し変時作用(心拍数をあげる)や変力作用(心収縮力を強くする)などといった形で血圧をあげます。そのためβ遮断薬を使い、その作用を抑えると血圧を下げることになります。 またβ1および2を刺激する薬は血管平滑筋に対する作用は弱いと考えられ、なのでβ刺激薬自体に血圧を下げる効果はないと考えられ、反対に血圧がかえって上がる可能性が高いと考えていいでしょう。 まとめるとβ1(刺激):心臓を活発にする β1(遮断):心臓を落ち着かせる β2刺激:気管支平滑筋の弛緩 β2遮断(あまり聞きませんね)といったところでしょうか。 ただどちらかを選択的にどちらかを刺激あるいは遮断するものでなければ、薬の使い方によっては気管支喘息の治療のために使った薬が2の受容体と同時に1の受容体も刺激して動悸を感じたりする副作用がでることもあります(よく喘息の薬を使いすぎないように注意される理由がこれです。)。
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- unos1201
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http://www.gik.gr.jp/~skj/drug/an-cardiovascular.php3 私はむしろカリウムチャンネルとか、細胞の個々のイオンの流れの方が得意なのですが、参考を見て考えましょう。 ベーターも1、2、3で存在部位も違うし、気管支のベーターと心臓のベーターではどちらにターゲットを絞るかにより同じ薬物がまったく違う作用を引き起こします。 心臓の前負荷、後負荷とか、自律神経系全体も考慮する必要がありますが、単純にどこではどのように働くかを理解し、次に、投与方法、使用量によりどの器官にどういう風に作用するかを理解するといいかも知れません。 部分の理解も大事ですが、全体から判断するのに、一般の患者さん向けの参考を載せました。もっと詳しく知りたいなら、生理学系の参考書がいいと思います。
- HPLC
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交感神経のβ受容体が刺激されることによって、気管支の平滑筋が拡張されます。 β受容体が遮断されることにより、交感神経が抑制され、心拍数が減り血圧が下がる。 まちがってるかな?
お礼
>皆さんへ ここにお礼をまとめたいと思います。私の質問にたくさんのご意見を頂いて本当にありがとうございました。とても参考になり助かりました。