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病院はコロナで忙しいはずなのになぜ経営難?
コロナのせいで医療崩壊するほど病院は忙しいと言いますよね。 でもコロナのせいで経営難になっている病院も多いと聞きます。 なぜ忙しいのに経営難になるのでしょうか? コロナは未知のウィルスで今までの診療報酬では想定されていないものだから、点数が少ないとかでコロナ患者なんか診ても儲けにならないということなんでしょうか? そういえば有効な治療方法なんてまだないから、診るだけで終わるので診察料と抗生物質の処方箋ぐらいで大したお金にはならなさそうですよね。 やはり、コロナ関係の診察は面倒なだけでお金にならないのに、そればかり対応に追われているから赤字になるということでしょうか?
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入院患者が激減するのが大きいですね。 コロナの(入院)指定病院だと、コロナ患者が入るのは専用病棟になります。専用病棟にするには、病室一つに1人の患者さんしか入れないとか、一人の患者さんに医療スタッフが多数必要とか、感染管理区域をもうけて、他のエリアへウィルスを持ち込まないようにしたり、と大変です。 しかも、いままで4人部屋とかだったところに、1人しか入れられず、1人部屋だからと言って個室料金は取れず、診療報酬は僅かな加算が付くだけ。 こうなると、例えば4人部屋が10室あった病棟をコロナ専用にすると、一日当たり30人分の診療報酬が無くなると言うことです。それを何ヶ月も続けているわけです。 しかも、人件費や器材費・消耗品費は一般病棟の比では無いくらいかかりますから。 上の例で言えば、例えば100床の病院だと、一日当たりの入院費の収入が3割減って、かつ器材費等が増加し、なおかつ専用病棟に人手を廻すために他の病棟の稼働率を落とさざるを得ない(なので他の病棟の収入も落ちる)、という三重苦、あるいはもっと苦しい状況にあると言うことです。
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通常患者が後回しにされて、儲からない。 コロナのためにベットをあければ、そのベットは金を生まない。 通常患者の入院や手術が後回しにされ、そこも金を生まない。 その通常患者もこんな時期なので、通院を控える。 たまたま来た患者がコロナ陽性や濃厚接触者だった場合は さらに深刻で、もっともっと通常患者が後回し。 コロナと通常患者を一緒にできないので儲からない。 ICUコロナの点数を3倍にしても、数でもうけられない。 130人乗りの飛行機に30人乗ってたとしても、その飛行機は赤字。
- kzr260v2
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新型コロナウイルス感染症の患者を担当する医療従事者は、それだけを担当したり、感染予防のための厳重な手順に従う必要があるので、他の症状の患者は受け入れが難しくなります。高水準のマスクや防御服なども多用する必要があります。 これは指定感染症に指定されているがゆえの仕方ないところでありますが、この指定により「うちの病院は受け入れます」と手を上げた病院に患者が集中してしまいます。 受け入れれば受け入れるほど、人員は不足していきます。たしかニューヨークあたりでは、新型コロナウイルス感染症に従事する医療従事者に、ひと月あたり100万円くらいの手当を渡していたようです。もちろん医療施設側にも渡していたはずです。 このくらいの手当を渡すか、それとも指定感染症から指定をはずしどの病院でも診察をさせて負荷分散させるか、そろそろどちらかの対応をすべき時期かもしれません。 ※ 日本って、けっこう民間に丸投げする傾向が多いです。明確な利権が生まれるなら、頼みもしないのに首つっこんでくるんですけどね。今回の新型コロナウイルス感染症では、もっと重症者や死亡者が増えないと、なにもしないと思います。(「税金を安くすると国民が甘える」なんて発言する人がいる政府なので、あきらめるしかなさそうです。) 人と距離をとり、マスクして、手指の消毒を頻繁に、という対応で身をまもるのが現実的です。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。
- FattyBear
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コロナ患者の看護は普通の病気の看護とは下記が違います。 感染防止等の設備が高額、一人の病人に対する必要な看護師の数が多い。あなたが言う「コロナ患者なんか診ても儲けにならない」どころか補償される以上に支出が莫大になっています。あと医療従事者もやめる人が出ています。コロナに感染するのを恐れて病院に行かない人も多いのも理由の一つだと言われています。