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人生論は無意味である(か)

榎本 邦彦(@NISHISHINJUKU)の回答

回答No.2

vietdistortion様 ★回答者(婚活、人間関係、専門家)の「NISHISHINJUKU」と申します。長い人生経験を活かし専門家としての立場で客観的に回答させて頂きます。 ❶<人生論は無意味である(か)?>・・・とのこと A)非常に哲学的な質問であり、人生の長い経験を以て回答すべき事と思いましたので、私なりの個人的な経験から来る見解も含めて回答申し上げます。 ✚「Aというテーゼ(○○はーーである)がその人物にのみ適用可能である、若しくは世間の8割方に適用可能ではあるだろうが2割にはそうではない、といった所謂「人生論」は眉唾だとよく思うのですね。糸井重里とか元陸上ランナーの方とかが、よくこの論法を持ち出すのですが、皆さんはどのように思いますか?」 A)確かにそれは言える場合が多い事は事実ですね! 要するに「個」の問題であり、特定のテーゼを万人に当て嵌める事の無理を言っている事と察しますが、あくまでも特定の個人が自らの(ある意味で狭い世界で)得た貴重な教えで在りながら、それはあくまでも「個人的なテーゼ」で有る事は、今までの長い人生経験の中で実在した事は確かです。 ❷であれば・・<所謂「人生論」は眉唾だと・・・言うべきか> A)・・・となると完全には否定出来ない事も多く、「個」の違いから、実際に実感して肯定出来る様になるまでに長い時間が掛かった事が多かったというのが正直な所です。 ✚「所謂「人生論」は眉唾」と思い、かなりの抵抗感すら有って、その時点では軽く流していた事もあるテーゼは無数に及びますが、驚いた事に、テーゼには、自分の経験に応じて「時差」が付く・・・という事例の多さを感じる様になりました。 *つまりテーゼへの否定、肯定は元はと言えば、自らの経験値をそのまま反映する事が多くなって来たと気が付くようになったのです。私は高齢者ですが、具体的に言えば、50代になった頃から急に他人のテーゼに共感出来る様になって来た実感が有ります。 ❸<つまり、如何に自分の経験値が薄いか?を示すバロメーター>・・ A)・・である事が増えて来たのです。。しかも、最大で20~30年も「潜伏期間」まであるものまで出てきました。 ✚そういえば、昔〇〇〇氏がTV で声を大にしていたテーゼを今になって思い出す・・しかも、それらは決まって「苦境」の時に多い傾向を実感してます。 *逆に、そういう経験が増えて来てからの私は、むしろ一見、関係ない様なテーゼに一応、目を通す様になって来ました。極論を私に関して言えば、単なる経験値の不足から来る事が多かった事は、むしろ大きな大きな「学び」でした。 *同時に(個人名は出しませんが)そういうスキルが高い人もいる物です。。確かに「言葉のテーゼ化」が上手い人がいて、流石にいい事いうな・・と感心してしまう事も多いです。 ❹<したがって結論として言える事は>・・・ A)他人が言ったテーゼを必要以上に意識する必要は無い物の、私の様に経験値不足から無理解だったという事も有るので、他人のテーゼに関心を持つ事は、それなりに生きる事が有る・・という程度に考えたら良いのではないか?と思うのです。 ✚例題に出された・・ 「PS 一例ですが、カリスマヴォーカリストを擁するロックバンドがあったとします。そこのギタリストが「音楽理論なんか知らんでもプロになれる」と発言したとしますよね。これは発言者自身の環境属性を無視した主観でしかなく、テーゼ自体に無理があるということになります。」・・・ ・・・に関しては大いに賛成で、実は私自身、JAZZピアノを長くやってきた人間ですが、若い頃ほど、今思えば恥ずかしながら「音楽理論なんか知らんでもプロになれる」・・・なんて豪語していた自分を思い出します。 💚飛んでも無い事に気が付いたのは、本当のプロのPLAYERに生で接した時の「恥さらし」でした・・JAZZ をいう最も難しいジャンルをプロとしてPLAYする上で、どれだけの音楽的理論(しかもクラシックレベルからの)基礎の上に成り立っているか?を痛感し、高くて大きな壁にぶつかって、それ以来、レベルを諦めざるを得なくなった経験が有ります。「避けて通れない程の基礎知識」が無いと、上には上がれなかったのです・・アメリカにはJAZZ の一流専門大学が有る事も結果として納得せざるを得ない様な因果関係を痛いほど痛感しました。 ★以降、「音楽理論なんか知らんでもプロになれる」・・・なんて口が裂けても言えなくなってしまった私でした・・・何事も基本が分かっていない人が言うテーゼなどプロから見たら、単なる「子供の豪語」にしか映っていなかったのです。 音楽一つとっても、非常に深く痛感している「テーゼ」に関する私なりの個人的な解釈でした。。 ★ちなみに「ダリア」の花をテーマ写真にしている理由は、同じダリアでも、 これだけ種類がある様に人間も無限な「10人10色」を象徴してます。 (PS) ★たまたま、今の瞬間に於いては、私は専門家回答者ランキングTOP(下記URL参照)におります・・・少しでも参考になれば、「お礼コメント」と「ありがとう」をクリック頂ければ励みになりますので、追加質問等があれば、ご遠慮なくお願いします。

参考URL:
https://okwave.jp/ranking/professional/month
vietdistortion
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >>それはあくまでも「個人的なテーゼ」で有る事は、今までの長い人生経験の中で実在した事は確かです。 有名人がズバッと発言することで受け取り側は一瞬混乱し、結果、発言者に憧憬の念を抱く。そして、これこそが昨今の自己啓発系やアドラー心理学提唱者が用いる情報伝播のテクニックなのですよね。昔の宮台しんじ もこのやり方でしたよね。 >>テーゼには、自分の経験に応じて「時差」が付く・・・という事例の多さを感じる様になりました。 それはあるでしょう。しかし環境属性を無視した場合「全裸監督のように仕事は何事も楽しむことが大事!」のような頓珍漢なウェブ記事が出てくるということですね。当方『全裸監督』と同じ仕事をした経緯がありますし、その仕事を楽しんだ時期もあります。しかし、その仕事を楽しんでも、技術作法の面で将来なんか全く保障されてなかったことに「時差」で気づくのですよね。そして、この気づきは「大文字」のテーゼの否定だと思うのですね。 ちなみに「大文字」のテーゼは(下にも書きますが)、人間が紡ぎだしている以上、テクノロジーの制約を受けますし、未来永劫のスタンダードには成りえない、というのが当方の意見です。 >>最大で20~30年も「潜伏期間」まであるもの >>それらは決まって「苦境」の時に多い傾向を実感 >>確かに「言葉のテーゼ化」が上手い人がいて、流石にいい事いうな・・と感心してしまう まず、人の行動を規定するのはテクノロジーです。『東京ラブストーリー』はSNS全盛期に作られるわけがないですし、そもそも当ドラマで描かれる男女はあの時代のテクノロジーに翻弄されていますよね。 仰られていることは「石の上にも三年」「苔のむすまで」ということだと思いますが、ネット(テクノロジー)の進化で遅延無くして「言葉のテーゼ」を消費しやすくなっていることは確かだと思います。テクノロジーの疑似体験で簡単に悟れてしまうというか。現代の人は「まやかし」により「潜伏期間」を必要としないのかもしれませんが如何でしょうか。 >>他人のテーゼに関心を持つ事は、それなりに生きる事が有る・・という程度に考えたら良いのではないか?と思うのです。(結論) うーーん・・しかし、当方には鬱陶しく感じることのほうが多いでしょうか。 >>本当のプロのPLAYERに生で接した時の「恥さらし」でした・・JAZZ をいう最も難しいジャンルをプロとしてPLAYする上で、どれだけの音楽的理論(しかもクラシックレベルからの)基礎の上に成り立っているか?を痛感 >>アメリカにはJAZZ の一流専門大学が有る事も結果として納得せざるを得ない様な因果関係を痛いほど痛感しました。 ロックバンドのように運命共同体としてやっていくのであれば、それはそれでいいのではないでしょうか。結局、プロの音楽家と言える人は一人で完成させる能力がある人のような気がします(スコアを書きそれを演者にやらせるとか)。しかし、このへんも、Native Instruments のソフトなんかを見たり触ったりしていると怪しいなと思えてきますが。弦のグリッサンドなど、どうしてもオケを使わねば出せなかった音が400USDくらいのソフトに機能として入っているわけですから。

榎本 邦彦(@NISHISHINJUKU) プロフィール

◆初めまして・・結婚カウンセラー(仲人)を東京、銀座に始まり今は新宿で、「西新宿結婚相談所」所長を22年間程やっている榎本です。 音楽とSPORTS観戦が大好き人間でS49立教大経済学部卒です。今だに...

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