中東のカファラ制度とアラブ人の労働意識と国際社会について

このQ&Aのポイント
  • 中東諸国でのカファラ制度を利用した違法なメイドサービスや人権侵害の背景には、アラブ人自身の家事や労働に対する意識の欠如がある。
  • また、中東諸国でのメイドの人権侵害が国際社会から取り上げられない理由については、他の問題に関心が向けられているためと考えられる。
  • 中東諸国の奴隷制問題を解決するためには、国際社会がより積極的な関与をする必要がある。
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アラブ人の労働意識と国際社会について質問です。

中東の『カファラ制度』とアラブ人の労働意識と国際社会について質問です。 BS世界のドキュメンタリー「メイド地獄」で、中東で起きているメイド(使用人)に対する人権侵害について取り上げていたのですが、ここで以下の質問です。 1.なぜ中東諸国では、『カファラ制度』を利用してまで、違法で人権侵害のメイドサービスが横行しているのに、アラブ人自ら家事や労働するという意識、労働意識が欠如しているのでしょうか? 2.中東諸国で、アフリカや東南アジアから来るメイドが、性的暴力などの人権侵害が横行しているのに、なぜか国際社会は一斉に取り上げようとしない。 そればかりか、国際社会は我が国日本への従軍慰安婦問題やドナルド・トランプの不法移民対策についての批判ばかりするだけである。 結局の所、中東諸国の奴隷制問題を解決しようとしない、国際社会の正義とは、何なのかと思うのは気のせいでしょうか? ●『NHKドキュメンタリー - BS世界のドキュメンタリー「メイド地獄」』↓ https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/253/2145664/index.html

質問者が選んだベストアンサー

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noname#247529
noname#247529
回答No.3

先に2について、 国際社会が本当にこの話題を取り上げていないとすれば、石油などでの重要な取引があるせいで抑え気味になっていたり、内政干渉として取り上げにくい国と国との問題の側面があるかもしれませんね。 ただ、 あくまで、日本では日本人に関心を持たれない。見てもらえない話題は少なくなります。ジャーナリズムも商売ですから。 そういう商売の側面もあるかと思います。 中東の出来事って、私たちの身近なことってどうしても思えませんしね。 最近、やっとTwitterなどで現地の生の話を目にするようになって、身近になり、 やはりそこにNHKも合わせてきたってことじゃないでしょうか。 それ以外にも、 日本でだって、最近やっと大きく取り上げられるようになった、 外国人実習生の問題があります。奴隷レベルの働かせ方ですよね。 他にも、もっとひどい話が外国人についてあったと思いましたが、朧気ですので、飛ばします。つまりは、国内問題でもまだまだ問題ありまくりなのです。世界中の問題全てを並べたら訳わからなくなるんですから。 いろんな意味で取捨選択した結果じゃないですか? 1について 先ほどの外国人実習生の問題もあるように、日本国内でも普通に人を奴隷のように働かせたい人はいるのです。理解したかったら、まずは、日本に珍しくない同じ日本人を奴隷のように働かせるブラック企業が存在する理由を調べてみたら理解が早いと考えます。 実際の話で参考になるのは、和民という飲み屋チェーンの社長(会長?)でしょうか。確かBSのテレビ番組『カンブリア宮殿』に出てスタジオでインタビューされ大批判されていました。 どこかに動画で転がっているかも。 あと、自身が動かない理由は、サウジアラビア国民が石油のお陰で働かなくて良い国だから、とかがあるかと思います。変わってきているようですけどね。

その他の回答 (2)

  • nagata2017
  • ベストアンサー率33% (6201/18498)
回答No.2

世界では 人権もまだまだ遅れているところはたくさんありますね。 インドでは 先祖の借金で縛られて 一生奴隷のまま過ごす人々がたくさんいるそうです。 その人たちにはなにも罪がないのに その祖先の一族として生まれた来たというだけで 生涯奴隷。あまりにも理不尽。

  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1312/2665)
回答No.1

1. アラブにはオイルマネーがあり金持ちがたくさんいる。一方カファラ制度は外国人労働者を雇い主が半ば所有することを助長する一面がある。雇い主からすれば国内労働市場から給与条件など交渉して自分の言うとおりにできない国内の労働者よりカファラのもとでの外国人労働者の方が使い勝手がよいと言うことでしょう。 2. カラファと外国人の過酷な労働、虐待問題は切り口が難しい。制度そのものは合法。労働者が必要な人と海外に働きに出たい人がいる。公正な外国人労働者の処遇管理は雇い主が責任を持つ。なんかどこぞの国の技能実習生制度を思い出させます。2022年にワールドカップを開催する事でカファラが問題視され非難されたカタールには、国連の人権組織ではなくILOが入り込んで改善に向かっています。 世界にはたくさんの人権侵害、虐待がある中で国は政治的な配慮で動けなかったり目をつぶったりします。国連の人権理事会も国のパワーバランスの影響を大きく受けます。その中でご覧になったドキュメンタリーを制作したWhy Foundationは世界の放送局が協力して埋もれがちな人道問題を取材調査して報道し、世界に知らしめる活動をしているので、このドキュメンタリーを世界の人たちが見て、これからどう国際社会が動くべきか、と言うのが今の段階と思います。

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