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実体験が全くない軍隊は実戦で勝てますか

ほかの国は大なり所なり実際の戦争に参加した経験者がいると思いますが、我が国の自衛隊はどうなのでしょう。

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回答No.6

一応、歴史上では「メギッドの戦い」と呼ばれる戦争で実戦経験が無い未熟な兵士を率いたエジプト英国軍が古参兵主力であったオスマン帝国軍を破った戦いがあります。 - メギッド会戦 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%AE%E3%83%83%E3%83%89%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84 ただしこのケースではエジプト英国軍を率いたアレンビー将軍が非常に優秀だった事に加えて英国側はいわゆる「聖地奪還」のための十字軍的な高揚感があり士気が非常に高かった事、その逆に対するオスマン帝国軍はこの時期は兵站(補給)が滞っており弾薬や補充兵不足に陥っていたため将兵の間に厭戦気分が蔓延しており、ある意味では既に戦う前から勝敗は決まっていたとも言えます。さらにこのケースでは指揮官は実戦経験豊富でした。 海軍力なら世界高水準だという見解もありますが。これは恐らく2017年6月に、IISS(英国国際戦略研究所)所属でアジア太平洋地域セキュリティ担当である アレクサンダー.ニール氏(Alexander Neill) が現在の海上自衛隊の戦力を中国海軍にも劣らないと高く評価した事を受けての事だと思われますが…氏は以前から「国防にはハードパワーだけでは無くソフトパワーの充実が不可欠」という意見を述べ続けていますので。従ってこの評価はあくまでも準同盟国である日本へのリップサービスであると考えるべきでしょう。 - Alexander-Neill's in IISS https://www.iiss.org/people/asia-pacific/alexander-neill しかしながら国際的に見ても陸海空自衛隊の装備は最新鋭と言って良いですし、将兵の訓練も高いレベルで行われていますので、単発的な戦闘行為に限定すれば戦術的勝利を収める事は難しくないだろうと思います。具体的な事例を想定するのであれば、中国海軍に相当する様な敵対勢力が無人島に上陸し拠点を設置するのを島嶼防衛する様な場合です。 従いまして回答としては「実戦経験ゼロの日本自衛隊でも実戦で勝利する事はある」が回答になります。 P.S. 質問が「実戦で勝てますか?」だったので回答も「実戦で勝利する事はある」と答えましたが…軍隊を例に出して「戦いに勝てるのか?」と問うた場合、通常は「戦争に勝てるのか?」という意味になるかと思います。それを大前提にして質問者が疑問に思っている日本の自衛隊の場合はどうかという事ですが…実際の戦争とは実際に撃ち合ってみるまで本当に結果は誰にも予想出来ないのです。最新装備やよく訓練された士気の高い将兵を投入しても、ベトナム戦争やイラク戦争の顛末を見ればそんなものは実際の戦争では糞の役にも立たない事が分かります。 実際の戦争では現場では特に指揮官の実戦経験の有無が非常に大きく影響します。イラク戦争では米軍には湾岸戦争での従軍経験のある将兵が多数参加していたにも関わらず、情報は錯綜し民間人を多数誤爆して虐殺し当初の「大量破壊兵器の発見と破壊」も達成出来ず泥沼のゲリラ戦に引きずり込まれ最後は国内世論に押されて事実上の撤退となりました。従って指揮官クラスでの実戦指揮経験が皆無な自衛隊では、刻一刻と変動し混乱する戦場の最前線で適切な対応が迅速に出来るとはとても思えません。 さらに現場の自衛官の能力も重要ですが…国家間戦争での最重要要素は「戦争指導者たる国家元首の能力」です。つまり大統領や総理大臣の戦争処理能力こそが戦争では最も重要なのです。 個々の局所的な戦いで勝利する事が出来ても、全体的な最終的な戦争に負けてしまうという事はよくある事なのです。いちいち例を出すまでも無く、先の世界大戦での大日本帝国が正にそうでした。前述のベトナム戦争やイラク戦争での米国もそうです。戦争において局所的な戦術的勝利を幾ら収めても、もっと俯瞰的な視点から戦争全体を把握して最終的に最も有利な条件で終戦に導く事こそが戦争指導者の役目であり、それを忘れて大衆やメディアと一緒になって戦果に一喜一憂してるようでは少なくとも戦争中の国家の指導者としては不適格です。 かつて第2次大戦で "砂漠の狐" と呼ばれたロンメル将軍は敵である連合国軍将兵からも尊敬されるほどの戦争の天才でしたが、彼の上司であり祖国の戦争指導者であったヒトラー総統の戦争指揮能力は絶望的に無能であり(誕生日に吉報が欲しいという理由で作戦日程を決めたりした)、彼の素晴らしい能力を全く有効に活かす事無く腐らせてしまい最後は自決に追い込んでしまいます。ヒトラーは国民の支持率8割以上の選挙では負け無しで正に民主主義政治家の見本の様な人物でしたが、国民人気支持率と戦争遂行能力とは全く別次元の問題なのです。 21世紀の今の日本にロンメルの様な優秀な自衛官が居たとして、果たして日本の総理大臣は彼らを効果的に活用出来るでしょうか?或いは彼らの様な武官から今は戦いは避けるべきだと進言を受けた際に、それを素直に取り入れて戦争方針を変更出来る様な俯瞰的な視点を持っているでしょうか?戦争遂行能力とは字面とは異なり戦争を継続する能力では無く、始まってしまった戦争を如何にして自国側有利な条件で無事着地させ将来に禍根を残さずに終戦まで持って行く事が出来るかの100%外交政治の能力です。 また戦争指導者の能力の他に最も戦争に影響を与えるのは国内世論です。無意識のうちに隣国を下に見て小馬鹿にしているに気付かず、むしろ自分達に都合の良い数字や現象だけを見て優位に立っていると思い込んでしまう。曰く「中国海軍は海戦経験が無く二軍」とか「韓国軍は実戦経験が無い」とか。 人民解放軍は陸海空に関係無く普通に最初から人殺しを職務とする前提で実弾訓練を行い、時には暴徒鎮圧や少数民族虐殺を行いそれこそ "実戦経験(殺人経験)" が豊富です。韓国軍に至ってはもう何十年も北朝鮮軍と実際に砲火を交えて今なお戦争継続中です。韓国人にとって徴兵とは若者の性根を鍛え直すビジネススクールでは無く、実際に撃ち殺される危険性が高いリアルな戦場行きのキップなのです。それを「あんなの小競り合いだから」と小馬鹿にしてる様では、いざ実際に戦争が始まり砲火を交える様になった時にどっちが想定外の反撃の強さに気圧されて敗北するのかは自明かと思われます。 英国を始め周囲を海に囲まれた国は多数ありそれぞれに海軍を擁しています。彼らが観艦式を行わないのは間抜けだからでは無く必要が無いからです。大海原で行儀良く艦隊行進出来る事を誇らしげに思ってる人も居ますが、その理屈ならば世界一規律正しく一糸乱れぬ行進をする北朝鮮軍は地上最強です。それに現代海戦は艦隊戦になる事は無く互いに遠距離からのミサイル攻撃が主で、そもそもトーゴーターン何かを披露する様な近距離になった時点でもうその戦いは負けています。そう言えば先の大戦の時にも上空を飛ぶB29相手に竹槍訓練を声高に叫ぶ人達が居ましたね…。 それに「勝って兜の緒を締めよ」と言うならいざ知らず、「我軍は勝ち戦の経験があるから、過去に負けた経験を持つ軍隊など脆弱!」なんて本気で言ってるとしたら正気を疑います。普通は相手は過去に手痛い敗北を喫した経験があるからこそ、次に戦いではその経験を生かして用意周到に万事抜かり無くやって来る事を警戒すべきでしょう。実際、過去に失態を行った中国海軍は最近も同じ失態を行っているでしょうか?相手を馬鹿にするよりもむしろ中国軍は自衛隊を対戦能力の低い安全な実戦形式のちょうど良い演習相手と目して、普段はなかなか出来ない無茶な領海侵犯訓練を行ったのではと最大限に警戒するべき事案では無いのでしょうか? これに加えてもしも対外戦争で自衛官が1人でも戦死したなら日本国内世論の紛糾は必至。そしてその場合は必ずや「英霊の仇を討つまでは絶対に引くな!」となる事は容易に推測出来ます。そうして怒りに我を忘れた民衆は非常に御し易いので、開戦政権が続く限り不毛な消耗戦が何年も継続し、僅かな戦果が針小棒大にNHK発表され、そして選挙の度に何故か「大規模な自衛隊の反転攻勢」が繰り返される事となるでしょう。 戦争を始める事は簡単ですが、それを終わらせる事は何倍も難しく、自国内にも対戦相手国内にも余りにも不確定要素が多過ぎて事実上の運不運に左右される事が多過ぎます。最新鋭の装備を駆使し将兵の実戦経験も豊富な名実共に世界最強の軍隊である米軍でさえも、些細な判断ミスや現場地域の天候の乱れ、民衆の敵愾心などの予測不能な要素の運不運で戦況は一転させられ敗北し撤退するハメになっています。現実の戦争では装備の性能や将兵の練度経験の有無などはほとんど関係無く、全くの運不運によって結果が決まってしまう事がほとんどなのです。 つまり戦争はギャンブル、それも非常に魅力的で抗い難いギャンブルなのです。そしてギャンブルであるが故に当事者たちは常に「ここで止めたら今までの投資が全部ムダになる」と引き際を見誤り、またギャンブルである故に「何かきっと必勝法があるに違いない」とか「表には出てないイカサマがあるはず、それさえ見付ければ…」と考えるのです。数学的経済学的にギャンブルを見れる人なら「ただの確率論であり必勝法は存在しない」という事は自明なのですが…残念ながら多くの人が「3回連続でハズレだから、次で当たりの確率はかなり高い!」と考えてしまい先を見誤り続けます。

kaitara1
質問者

お礼

ご教示を伺い、戦争というのは人間の本質と深く関係があることなのだろうと思いました。

その他の回答 (5)

回答No.5

誤爆被害を考慮外にするのであれば、AIを搭載した無人兵器であれば、自衛隊は全くの無傷の上に大量殺戮可能です。 しかし、防衛相に権謀術数が或るのでしょうか。其れが無ければ、戦争には勝利できないです。 政界ほど、権謀術数の世界は時空を超えて無い世界なのですが。

kaitara1
質問者

お礼

質問から外れますが、人はよく飽きずに戦争をし続けるものだと思います。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10467/32912)
回答No.4

海戦なら結構イケると思います。というのも、現在の海上自衛隊はしきたりから何から旧帝国海軍をそのまま引き継いでいるからです。海上自衛隊としての実戦経験はありませんが、旧帝国海軍は日清・日露・太平洋戦争の実戦経験があり、そのノウハウは海上自衛隊に引き継がれています。 海上自衛隊には観艦式というダジャレみたいな式典がありますが、そこでは護衛艦が隊形を組んで機動します。実はこれ、海上自衛隊は日常的にやりますが海外の海軍ではアメリカ海軍くらいしかできる海軍がないそうです。日露戦争の東郷ターンと呼ばれる一列になっての回頭は、他の海軍では現在でもできません。 世界中の海軍で、実戦経験がある海軍というのは意外に少ないです。おまけに勝ち戦の経験となるともっと少ない。 ロシア海軍は昔の帝政ロシア海軍とソ連海軍では流れが違いますし、ロシア海軍の海戦の主な戦績に日本海海戦の敗北があります。 中国人民解放軍海軍は、全く実戦経験がありません。清国時代に海軍を保有していたことがありますが、定遠と鎮遠という大戦艦を持ちながらまだ発足したばかりの大日本帝国海軍に敗北するという歴史があり、この敗北で海軍は解体しています。最近海軍強化に力を入れていますが、名目上は独立した軍になっているものの、現実は海軍は「陸軍の一部」という扱いになっています。 なお人民解放軍海軍は、二度ほど日本の領海内に原子力潜水艦を派遣して海上自衛隊に見つかっています。そのうち一度は浮上していますが、原子力潜水艦が探知された挙句に浮上するというのは「両手を上げて出てきた」という意味になります。原子力潜水艦の艦長というのは、アメリカ海軍でもイギリス海軍でもエリート中のエリートがなるものです(アメリカ海軍では原子力空母の艦長になるより原子力潜水艦の艦長になるほうが難しい)。中国海軍の潜水艦の艦長もエリートではなかったかと思いますが、そのキャリアに一生拭えない屈辱を刻んでしまいました。浮上した様子を写した写真は、ズボンを下ろされて肛門の写真を撮られたに等しいです。 韓国海軍ともなると、歴史上に全く実戦の経験がありません。まあ北朝鮮との小競り合いで戦死者も出していますから、全く実戦経験がないというわけではないですが、大規模な戦いの経験はありません。 ま、そんなこんなで日本国周辺の海軍でその実力も経験も豊富なところといえばアメリカ海軍くらいなので、もう一度彼らとやるんでもない限りは海戦に関しては勝てるんじゃなかろうかと思います。 スリランカ海軍の艦艇は25ミリ機銃と12.7ミリ機銃しかありませんから、日清戦争当時の大日本帝国海軍の艦艇でも勝てるはず。 陸軍は、89式小銃がどこまで耐えられるか分からないので微妙ですが、特殊作戦群はガチです。あそこだけは、もしかすると、ひょっとすると、色々あるかもしれんです。決して表沙汰にできない話が一杯あるらしいので。 でも陸上戦闘がガチになったら、ロシア軍に勝つのは難しいかも。ナチスドイツに勝ったロシア(ソ連)軍は大陸軍国ですから本当の本気を出したらヤバいです。

kaitara1
質問者

お礼

いろいろ私が知らなかったお話をうかがえました。

  • DEN1010
  • ベストアンサー率24% (166/671)
回答No.3

電子機器が得意なゲーマーで勝てる。 勝っても、進駐できないから、後は米軍にお任せです。

kaitara1
質問者

お礼

そうですか。

  • hiodraiu
  • ベストアンサー率15% (448/2821)
回答No.2

大丈夫です。相手も自衛隊と戦うのは初めてですから。

noname#236209
noname#236209
回答No.1

今はボタン一つで結果が出る時代です。 経験なんてそれほど重要ではない。

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