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教員の人事異動は負担が増えるだけ?

回答がなかったのでカテゴリーを変更して質問させていただきます。 公立の学校の教職員には「人事異動」というのがあり、その目的として (1)癒着防止 (2)教員構成の偏り防止 (3)どの学校でも教育が平等になるように (4)教師の教育の視野を広くする為 (5)教師のマンネリ化防止 ・・・etc 等の防止目的がありますが、実際に異動とかでそういう効果があるのでしょうか?異動とかすると教員の負担が余計に増えるだけ(いわゆる過労になりやすい)だと思いますがどうなんでしょうか? 現役教員の方回答のほうお願いいたします。

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  • hukuponlog
  • ベストアンサー率52% (791/1499)
回答No.3

現役教員ではありませんが、大学教育学部の教員です。 目的として挙げられた5点は確かにその通りです。30年以上前(異動要項=ルールが各自治体で確立する前)には、こうした弊害がかなりありました。 例えば、同じ学校に20年以上も勤務している教員なんて普通にいました。では、なぜ同じ学校に何十年も勤務するかといえば、「居心地」が良いからです。この場合の「居心地」には様々な意味があります。 (1)のような事例も見聞きしたことはありますが、あまり罪の無いところで言うと ・交通の便が良い(都市の中心部、駅から徒歩5分とか) ・児童、生徒の学力が高い ・親子3代通っていて地域が協力的(小中の場合) など、勤務しやすい環境が整っていることを指します。 当たり前のことですが、そうした学校(多くの場合、地域の名門校と呼ばれる)からは誰も異動したがりません。必然的に教員の年齢構成が高くなるし、メンバーも固定される。若い人、新しい教育を学んだ人たちが入ってくる余地がなくなるわけです。 ベテランばかりが「名門校」に多くなり、若手ばかりが新設校・辺境に集まる。必然的に(2)、(3)や(4)が起こるわけです。 これは当該の「名門校」にとっても不幸なことなのですが、「マンネリ」とはおそろしいもので、それが「不幸」であることにすら気がつかない。こうした状態が各地で見られたのです。 特に高校の場合、学力で輪切りされますから、この傾向は強くなります。新人はいわゆる「底辺校」「定時制」にしか配属されず、授業以前の生徒指導で疲弊しきる。授業の力を向上させたいと思っても、そんな余裕が無いまま、一番貴重な20代を過ごすなどということが多々ありました。 もちろん、要項に沿った「機械的な」異動には、弊害もあります。ただ、ルール確立以前と以後を知っている私から見ると、現在の方がはるかにまともな人事政策、人事構成になっているなという印象です。

noname#235504
noname#235504
回答No.1

異動する事が何故過労に繋がるのか意味が分かりませんが。

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