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簿記2級 総合原価計算で仕損が生じた場合

お世話になります。簿記2級の勉強を始めた者です。 月末仕掛品を通過する前に減損や仕損が生じた場合、 原価の負担を完成品と月末仕掛品に負担させることまでは 何となく理解できております(テキストに記載されていました)。 ただ、この場合にテキストには、 「減損・仕損はそもそも発生しなかったものとして計算する」 とあり、 当月投入量から当該減損・仕損の数量を減算して計算がされております。 私が理解できていないのは、 「そもそも減損・仕損が発生しなかったとして計算するにあたり なぜ、当月投入量から減算して計算するのか?」 という箇所となります。 お恥ずかしい質問ですが、有識者の方で、私の質問の意図が ご理解いただけましたら、ご教示願えませんでしょうか? よろしくお願いいたします。

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  • graf_
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回答No.1

この問題は総合原価計算の度外視法・非度外視法の問題だと思われます。 簿記や原価計算では、物事を大げさに考えずに簡単に処理する方法と、きちんと認識、計算して処理する方法というものがたくさん出てきます。 原則はきちんと計算する方法で、例外として簡単な方法があります。例外の根拠として、きちんと計算したことによって得られる効用が、計算するコストより低いことが挙げられます。 仕損減損についても、きちんと計算する方法(非度外視法)、簡単に計算する方法(度外視法)の両方があります。 きちんと計算する場合は、仕損減損を正常品と分けて集計し、完成品と仕掛品に適切に按分することになります。(非度外視法) 簡単に計算する場合は、仕損減損を集計せず、仕損減損分の材料工賃を正常な原価として扱い、投入原価に混ぜて計算します。(度外視法) 例えば、100個(¥10,000)の原材料を投入し、10個の仕損が発生する場合、非度外視法では100個(¥10,000)の投入に対して、90個の完成品・月末仕掛品と10個の仕損という考え方となり、度外視法では90個(¥10,000)の投入に対して、90個の完成品・月末仕掛品という考え方になります。 (質問者様疑問点の例:当月投入量100個から当該減損・仕損10個の数量を減算して・・・) この例から、度外視法とは、仕損減損は実際に発生はしているが、”計算上”そもそも発生していないことして扱われることになります。 よって「そのそも発生していないものとして=度外視法」ということになります。 しかしながら、度外視法であっても、仕損減損の発生点により、完成品月末仕掛品の按分の問題が発生しますので、その点はテキストなどを参照してください。

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