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アメリカでの仕事と他社との関わり
日本の映画やドラマを見ていると、たまに「部下が取引先に迷惑をかけるような失敗をして、上司が部下と一緒に謝罪に行く」なんてシーンをしばしば見かけます。 アメリカの映画やドラマでそのようなシーンを見たことがありません。 アメリカ社会では一般的に取引先に迷惑をかけるような失敗をした場合、どのような対処対応となるものなのですか?
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上司まで話が言って悪いと思ったら、メールで「私達のミスでご不便をおかけしたことを深くお詫びします」みたいにお詫びから始めますが、問題の解決に直ちに取り組むことの方を中心に説明すると思います。わざわざ上司が謝罪に行くことがあるとすると、訴えられかねないようなことに対してもみ消しに行くときくらいでしょう。 アメリカと言うよりも、海外一般と言ったほうが良いと思いますが、日本に比べると個人を非難することは避ける傾向が強いです。ましてや顧客の前で部下に謝らせると言うのは相当な人格に対する攻撃と見られます。 一方社内では上司、部下の関係は厳密で、部下は上司に服従です。自分の昇給とボーナスの査定者ですから。だから相手の会社の部下がなにか気に入らない対応をしたからと言って相手の上司にチクると実は当の上司の命令で部下がそうしている可能性があるので、チクるのは逆に危険だったりします。相手の上司に文句を言いたいときは、対等のの自分の上司から言ってもらうのですが、よほどあからさまにひどい状況でない限りは迷惑を受けている事実を淡々と伝えて対処を求めると言う言い方で、相手の部下を非難するようなことはしません。会社と会社の付き合いとは別に個人と個人の関係を大事にするようなところがあります。日本より転職が多く同じ地域や業界だといつか一緒の会社で働いているなんてことも結構あるから、気に入らない相手でも徹底的にやっつけるようなことは避けるのだと思います。 問題がある社員はクビになりますが、アメリカでもクビにするのはけっこう大変です。問題のある社員に限って不当解雇で訴えられる危険があるので、解雇の正当性を主張できる手順と証拠が必要です。だから部下の問題で相手の会社に迷惑をかけてクレームされ、納得したら担当替えでしょうね。
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- KoalaGold
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当事者を左遷したり首にして終わり。上司は言い逃れに終始。政界でも同じみたいですよね。