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塩素系の切削油について
- 塩素系と塩素フリータイプの切削油の処理方法について教えてください。
- ステンレス専用の切削油について知識を深めたいです。
- 安全性や作業時間の短縮を考慮しつつ、ステンレスの穴あけ作業に適した切削油を探しています。
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塩素系切削油の利点は、低コストと高切削能力です。 しかし、人体や環境に与える影響が大きいことから、 企業は塩素フリーに移行しています。 塩素系切削油を普通に焼却処分するとダイオキシンが発生するため、 高温での処分が必要となり、処分代に費用がかかります。 この場合、廃棄業者に引き取ってもらうのが良いと思います。 一方、塩素フリーではタダで引き取ってくれる場合もあります。 (恐らく、燃料として再利用している) また、塩素系添加剤が発ガン物質であることもあり、 作業者の健康に悪影響を及ぼす危険があります。 さらに、PRTRに引っかかるなど、余分なコストがかかり、 大企業では、よほど難しい加工でない限り、 塩素フリーにしているようです。 現場の方の健康を気にされるのでしたら、 オイルのコストはかかっても塩素フリーを強くオススメします。
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塩素系添加剤(塩素化パラフィン)を配合した切削油の事を言われてるのですよね?塩素 = ダイオキシン とくっつけての解釈が主流の様ですが、炭素数によって危ない塩素化パラフィンが有ります。(これは、塩素系溶剤・トリクロロエチレン等)金属加工油に添加しているタイプは世界的にも危ない物との認定はされていません。検証中との解釈が正しいと思います。それよりも、危ない物(発ガン物質等)を未だに使っている現状を危惧しています。6月は環境月間で、いよいよREACH(欧州化学品指令)に基づき、日本でも規制への動きが有ります。この辺りを注視する必要が有るかと思います。 塩素系添加剤を使用していない切削油を塩素フリーと簡略化して呼称していますが、昨今では、一次性能(工具寿命の延長、加工面精度)の良い物(塩素入りと同等の性能品)がでていますので、検討・評価を提案します。 廃液収集業者等においては、焼却処分の際の温度領域によって発生する塩素ガス(金属腐食)等から回収費用をアップしての請求が有る場合が多いようです。
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ご回答どうもありがとうございます。 メーカー表示にあるのが塩素系・塩素フリーのみなので あまり深くかんがえておりませんでした。 森の番人さんの意見をお聞きすると、 塩素系の切削油を試しに購入するのも怖くなってきました。 弊社は小さな会社ですが塩素フリーを採用しようと思います。 いろいろな方の意見を聞くことができ、大変勉強になりました。 まだまだ初心者ですが、日々精進したいと思います。 どうもありがとうございました。
弊社でも現在はステンコロリン塩素フリータイプに切り替えました。皆さんおっしゃるとおり、環境・作業者の健康問題を考慮しきりかえるべきかと思います。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 プレス屋三代目さんのおっしゃる通りですよね。 作業者が安全に使えるか 作業者が使いやすいか コストが安いか で考えたいと思います。 まだまだ初心者ですが、コストばかり追求してもいいことはなさそうですね。 どうもありがとうございました。
非塩素系で非鉄からSUS材まで切削可能な油種は有りますよ。 我々でも客先の依頼で材質別に油種の入れ替えをしていた会社に1種類で 済ませている会社も数社有りますよ。 用途はマシニングNC旋盤などです。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 少し調べてみたのですがエルヴィスさんのおっしゃる通り 非塩素系で非鉄からSUS材まで切削可能な油種はありますね。 私は塩素系は目に見えて切削能力が変わるのかと思いました。 どうもありがとうございました。
こんにちは。 ステンコロリ○にも塩素フリータイプが有るようですよ。 私は使っておりませんが・・・
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ご回答どうもありがとうございます。 ステンコロリ○にもあったのですね。 私の知識不足でお恥ずかしい限りです。 どうもありがとうございました。
すべての加工油(化学物質)に対し、取扱いに関する情報を「安全データシート(MSDS)」とし記載されています。 その中に ・取扱い上及び保管上の注意 ・廃棄上の注意 があります。 入手方法は、メーカや販売先に問合せるか、メーカのWEBよりダウンロードする などあります。 実際のところ、塩素は希釈し廃棄できないこともないですが、廃棄業者に依頼するのが最善かと思います。 こちらも用途によって塩素フリーの代替がなくて困ってます。
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ご回答ありがとうございます。 なるほどMSDSですか。 早速いろいろとダウンロードしてみました。 まずは知識をつけたいと思います。 ただみなさまのアドバイスにもありますが、 作業者の安全等を考え、塩素フリーを採用しようと思います。 どうもありがとうございました。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 なるほど、やはり塩素のデメリットも考慮するとコストだけでは 採用しないほうが良さそうですね。(処分費用等も発生しますし) うちはあまり大きな企業ではありませんが、 kazuさんのアドバイス通り作業者の安全を考え塩素フリーを採用しようと思います。どうもありがとうございました。