Al-Mg合金中のMg成分拡散について

このQ&Aのポイント
  • Al-Mg合金中のMg成分拡散についての数値と原理について調査中です。
  • Mgを含有するAl合金に熱を加えると、ある温度からMgが表面に拡散し始めると言われています。
  • 拡散開始温度の具体的な数値や原理について詳細な情報が少ないため、HPや文献での調査が必要です。
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Al-Mg合金中のMg成分拡散について

いつもお世話になっております。掲題について質問させて頂きます。 Mgを含有するAl合金(5000系、6000系など)に熱を加えると、ある温度(540~560℃?)からMgが表面上に拡散し始めると聞いたことがあります。現在、弊社でその現象が要因と考えられる問題が発生したため、拡散開始温度をインターネットで検索いたしましたが、具体的な数値および原理などを見つけることができませんでした。 Mg成分の拡散に関する数値、原理などが記載されたHP、文献などをご存知の方がいらっしゃいましたらご教授願います。よろしくお願い致します。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

参考までにですが。 ダイキャスト用アルミ合金では、(合金化すると溶解温度は540度ほどに下がる) 溶解を繰り返すとMgが減っていくということが経験的に知られています。 勝手に蒸発しやすいからと解釈していましたが、原理は知りませんです。

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