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石油や石炭が飾りになる日は来るのか
石油や石炭が枯渇するという話があります。 もしそうなった後は、単なる置物やヴィンテージ的な価値だけになり、 「昔はこれが○○の変わりだったんだ」(○○は水素、電気、メタンハイドレートなど)などと感じるためだけの品物になるような時代になると思いますか?
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>石油や石炭が枯渇するという話があります。 石油や石炭には「経済可採埋蔵量」と言うのがあります。 例えば「原油価格が1バレル40ドル」だったとします。 この時「採掘するのに1バレル当たり40ドル以上かかる埋蔵油田」は「経済可採埋蔵量」に含めません。 「経済可採埋蔵量」は「採掘するのに1バレル当たり40ドル未満の費用で済む油田のみ」になります。 原油価格が「そのまま」つまり「1バレル40ドル」のままなら、何時かは「採掘するのに1バレル当たり40ドル未満の費用で済む油田」は、枯渇してしまいます。 ここで「採掘するのに1バレル当たり40ドル以上かかる埋蔵油田」は「掘られないまま放置」され、埋蔵量からは除外され「無かったもの」にされています。 ここで「原油価格が1バレル40ドルから、1バレル50ドルになった」とします。 すると、今まで放置されていた「掘るのに1バレル当たり40ドル以上、50ドル未満かかる油田」は「経済可採埋蔵量」に含められるようになります。 つまり「今まで無かった事にされていた油田が、あった事になる」のです。言い換えれば「経済可採埋蔵量が増える」のです。 また、原油価格が1バレル40ドルのまま変化しなかったとしても「今まで、掘るのに1バレル当たり50ドル以上かかったのに、採掘技術が進歩して、掘るのに1バレル当たり35ドルで済むようになった」としたら、その油田も「経済可採埋蔵量」に加算されます。 つまり「埋蔵量」は、価格と採掘技術の発展により「増えていく」のです。 「石油や石炭が枯渇するという話」は「原油や石炭の価格が今まで通り変化せず、採掘技術も今まで通りで進歩しない」と言う「有り得ない状況」を前提にしています。 因みに「埋蔵量」は、以下のように、色々とあります。 原始埋蔵量:地下資源の総量。未発見の油田は含めない ベース埋蔵量:経済性を無視すれば技術的には採掘可能な量。発見された油田の埋蔵量 経済可採埋蔵量:採掘した際に利益が出る埋蔵量 確認埋蔵量:経済可採埋蔵量のうち「確実に掘れる」と判っている埋蔵量 推定埋蔵量:経済可採埋蔵量のうち「掘れるだろう」と思われる埋蔵量 予想埋蔵量:経済可採埋蔵量のうち「掘れるだろう」と予想される埋蔵量 >などと感じるためだけの品物になるような時代になると思いますか? そういう時代が来るとしたら「内燃機関より価格が安く効率の良い石油不使用の小型の機関が発明され、既存の石油製品が完全リサイクルする方法が発明され、新しく石油や石炭を掘る必要が一切無くなった時」でしょう。
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- eroero4649
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つい何十年か前までは、練炭や木炭で暖房をしていました。ただ、火事などの安全性とその他の暖房器具の普及で廃れてしまったのです。私が子供の頃は、灯油ストーブが一般的な暖房でした。だから冬になると灯油屋さんが音楽を鳴らしながら町内を回っていたものです。今でもたまに懐かしい音楽を耳にしますが、滅多に回ってきません。昔は毎日のように回っていたのにね。 既に、ガソリンの消費量というのは年々下がっており重油に関しては余っているので捨てているくらいです。需要が高まっているのは一部のプラスチック製品や希少な化学物質くらいです。 また原子力発電も世界的には時代遅れですね。欧米では新規の原発建設がほとんどされなくなりました。火力発電も昔に比べれば効率がものすごく良くなってコスト面で太刀打ちできなくなったのです。原子力発電は安全管理が大変で廃炉後も高レベル放射性廃棄物をどこに保管するかみたいな頭の痛い問題があるうえ、出力の細かい調整はできない、発生したエネルギーの30%くらいしか発電に回せないといいことがほとんどないのです。需要が減るからウラン鉱山なども閉鎖が起き、生産量の低下が燃料棒のコスト高に繋がり、それが更に採算性を悪化させるというスパイラルです。 石炭も燃焼時の化学物質の関係から全世界的には需要は落ちつつありますが、石炭産出国の中国では石炭ストーブが今でも安価に使えるとあってまだ一定数以上の需要はありますね。でももっと近代的な暖房システムが普及すれば掃除などで手間のかかる石炭ストーブは廃れるとは思います。練炭ストーブや灯油ストーブが日本から廃れたようにね。 石油はプラスチック製品という需要がありますから当面の間なくなることはないでしょう。誰かがプラスチックに匹敵するようなものを発明しない限りね。
- hekiyu
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いつかは来るかもしれませんが、来るとしても 数百年後でしょう。 歴史の彼方、だと思います。 石油や石炭が枯渇する、なんてのは半世紀前から 云われ続けてきたことです。 しかし、現実はそれをことごとく裏切りました。 探査技術や掘削技術が進歩したからです。 現代では、石油はそもそも化石燃料では無いのでは、 だから、もっと埋蔵しているかも、 という説まで出ています。 米国はシェールオイル技術を開発し、石油の 現実的埋蔵量が更に増えました。 そのうち、米国、カナダで大量に眠っているサンドオイルも開発 ベースに乗るでしょう。 と、云うわけで、枯渇は当分、先だと思います。
- dragon-man
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核融合発電が実用化されるまでは、化石燃料(石炭、石油、天然ガス)がメインエネルギーとして使われ続けるでしょう。自然エネルギーは産出量が少なく、生産のコントロールが難しいので、化石燃料の代替えにはなりません。原子力も先が見えています。メタンハイドレードは埋蔵量が少なすぎて、やはり化石燃料の代替えにはなりません。水素、電気は自然には産出しません。電気を使って作るしかありません。その電気は化石燃料を燃やして作るしかありません。もうしばらく(核融合が実用化されるまで)化石燃料の時代が続くでしょう。埋蔵量は400年分あるという説もあります。
- SPROCKETER
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地球温暖化が進んで地球上に棲めないぐらいの高温になるまでは、石油や石炭が枯渇することは無いでしょうね。 昔は石油はすぐに枯渇する資源だという主張が多かったのですが、石油掘削技術が進んだ結果、従来ならば掘削出来なかったシェールオイルが掘削出来るようになり、石油埋蔵量は数倍に増えました。今後も石油掘削技術が進めば、さらに石油埋蔵量が増える可能性がありますし、高度な掘削技術があれば、従来ならば掘れない地域でも石油が掘れるので、石油埋蔵量はさらに増える計算になります。 石炭も同じで、200年間掘れるという試算もあります。石油も石炭も枯渇しなければ、後100年ぐらいで地球平均気温が6.3℃上昇し、夏場は35℃以上の猛暑が何か月も続き、冬が秋ぐらいの気候になる日が来る計算になります。その頃には北極圏の氷河は溶けてなくなってしまい、海面が6mぐらい上昇すると考えられています。南極大陸の氷河も同じぐらい溶けるのだとしたら、海面が12m上昇する計算になりますから、大都市の多くが水没して住めなくなっているでしょう。 石油や石炭は飾り物として販売されるほど枯渇する日が来るとしたら、その頃の地球は金星に近い環境に変わっていると思いますね。
- drogan-man
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> 石油や石炭が枯渇するという話があります。 石油は今のペースで消費して約10万年分あるとされています。ただしそれがどのぐらいのコストで採掘できるのかはその石油がある場所によって違います。 マスコミで大きく報道される50年枯渇説というのは大きくバイアスのかかった情報で、おそらく世界的なエネルギー利権者により行われ続けてきたことだったのでしょう。 これはわざと歪めて報道関係者に都合よく加工されて流されていた情報で実際には「現状の施設だけに限定して採掘をした場合50年で枯渇」といった内容です。言ってみれば店頭に並んでいるアイスだけを理由に、「あとアイスがXX年で食べられなくなる」と騒いでいたようなものです。 > もしそうなった後は、単なる置物やヴィンテージ的な価値だ > けになり、「昔はこれが○○の変わりだったんだ」(○○は水素、電気 >、メタンハイドレートなど)などと感じるためだけの品物になるよう > な時代になると思いますか? エネルギーの主体が置き換われば当然そのような扱いになるでしょう。
- 交通事故撲滅! ゴルゴ13♂ 便所は綺麗に使いましょう(@asacusa110)
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え? もうそうなりつつありますよ。 私の実家で置物として飾ってありますが、大牟田 三井三池炭鉱産石炭の塊です。 もう、簡単に入手することは無理だと考えています。 https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k192913629 ここでは、大きさは約20cm×25cm×25cmとなっていますね。我が家の大牟田 三井三池炭鉱産の石炭の塊も同じくらいの大きさです。 石油(原油)に関しては、元々何千何万年という単位で地下にあったものなのですが、地上で保管するとなると空気に触れて劣化、変質してしまうので、これは石炭のように半永久的な置物にはならないと思います。
- potatorooms
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石炭はおそらく枯渇しません。 日本も石炭を割と豊富に産する国で、別に枯渇したわけではないのですが、採掘はほとんどしなくなりました。 他の国も似たようなもので、水よりも安くないと使われないので、採掘されなくなっただけです。 このため、もし、宝石のような価値が生まれたら、それこそゾロゾロと採掘され、価値を失うと思いますよ。
- rikimatu
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数十年~百年スパンで考えたらなると思います。 石油に代わる安価で安定したエネルギーが見つかればそのスピードが加速すると思います。 こう考えたら、原発も昔ははこれで電気を作っていたんだみたいになりますよ。
怪談の「化け猫」では,女の人が行灯(あんどん,灯火の回りに障子紙を貼った照明器具)に首をつっこむと,障子にネコの影が映ります。 これ,どういう背景があるかわかりますか? むかしは,イワシなどの魚から灯油を絞っていましたので,ネコが好んでなめるというわけなのですね(高級な灯油は菜種を使いました)。灯油を絞ったあとの魚は,綿花などの価格が高い作物に与える肥料として売買されました。 すでにイワシ油については,博物館的にこういう展示や説明をしないといけない状況にあります。石油や石炭もそうなるでしょう:「むかしは,この鉄製の容器の中で石炭を燃やし,暖房としたんです」なんてね。 映画の「メリー・ポピンズ」では,煙突掃除人のダンスが演じられますが,あれも当時の英国では石炭の暖炉を使ったことを背景としています。映画にはでてきませんが,その煤煙でスモッグが生じて呼吸器疾患に苦しむ人がたくさんいたのです。・・・石炭だって,すでにこういう説明が必要になっています。
- tzd78886
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あなたが、そしてここを見ている人すべてが存命中にはそんな時代は来ませんから、考える必要はありません。