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薬物療法の評価

(1)遊離体薬物濃度を分析することの意義は何でしょうか? (2)胃瘻と経口投与を比較し、医薬品の効果を評価する方法は何でしょうか?

みんなの回答

  • jing0708
  • ベストアンサー率59% (485/810)
回答No.1

お答えします。もし学生の方なら、薬物動態学のテキストを参照しましょう >(1)遊離体薬物濃度を分析することの意義は何でしょうか?< 基本的に薬物は遊離体が薬効を示します。タンパク結合率が高い医薬品の場合(例えばワルファリン等)は血中濃度から薬効を算出することが難しく、遊離体のみに限定して測らなければならないケースが多いです。特に、同様に高いタンパク結合率が高いトルブタミドなどを併用すると両方の遊離体濃度が上昇し、副作用発現率が上がります。従って、タンパク結合率が高い医薬品の薬効を評価することが意義です。 >(2)胃瘻と経口投与を比較し、医薬品の効果を評価する方法は何でしょうか?<  質問の意図が分かりませんが、評価法は同じです。MS等で血中濃度を測定します。  この時、Cmax や Tmax などを測定し、動態学的に異なる挙動を示すかどうかを見ることで違いを評価することもできます。また、経口投与に比較して胃瘻ではバイオアベイラビリティが上昇しやすいため投与量をコントロールするためにそのパラメーターを使用する場合もあります。

whiteknight678
質問者

お礼

早急な回答ありがとうございます。大変わかりやすい説明で、疑問点が解消されました。

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