自分の気持ちや考えが浮かびません。

質問

現在、就職活動中の大学生です。
自分の気持ちや考えが分からないことに悩んでいます。

就職対策で、数人の先生に模擬面接をして頂いているのですが、どの先生からも同じように「模範解答すぎる」「印象に残らない」「本当のあなたの気持ちを教えて」と言われます。

自分の言葉で答えるよう意識しているつもりなのですが、何回してみてもいろんな方から指摘を受けます。

就職試験の小論文にしても、「これからの〇〇には何が必要か」といったような専門的な知識を問うテーマであればスラスラ書けますが、「辛かったことについて」などの自分自身の経験を問われるテーマは事柄が思いついても書き出せません。

他にも、ボランティア活動などで「どう感じた？」と聞かれた時も、教科書的な考えが先に浮かんでしまい率直な感想が分かりません。

それに対して、同じ分野の友人が熱意を持って思いや考えを話しているのを見ると、自分が虚しく感じます。

おそらく「正解がないと不安」、「人の評価が気になる」といった性格が影響していることは感じているのですが、1人で考えているとますます分からなくなるので、自分の気持ちを見つけるための方法などがありましたらアドバイスを頂きたいです。

よろしくお願いします。

回答No.2

izumi044

質問者さんの口から出た素直に出たのであれば、それは素直な気持ちなんだと思います。
ただ、その発信元が「相手を喜ばせたい」という欲求から出てくるのか
自分の欲求から出てくるのかの違いです。

同じ質問をされて、相手によって回答や主張がかわらなければ、それは十分質問者さんの大切な気持ちですから。

＞「辛かったことについて」などの自分自身の経験を問われるテーマは事柄が思いついても書き出せません。

書きだせないということですから、自分の気持ちが見えないのではなく、さらけ出したくないだけでしょう。
がっかりさせたくないという保身もあれば、単純に辛い記憶をあえて追体験したくないとか、理由はさまざまでしょうが。
そこは出したくないなら、出さなくてもいいと思います。
それもひとつの主張ですし、それもひとつの質問者さんを特徴づける特徴になるでしょうから。

ボランティア活動についても同じ。
むしろ、教科書的な考えが浮かぶということは、活動をしている時にそういう目線でボランティアを見つめているということ。
それを素直に言えばいいと思いますよ。
ボランティア活動をしている人の意見「〇〇だ」という話を聞いたからこそ、ボランティア活動中にそれを意識し、「なるほど、〇〇だ」と納得したと考えることもできますから。

別に人と違った意見を出さなきゃいけないというものではないでしょう。
自分が「そう思った」なら、それで十分です。
ただし。途中で突っ込まれてアワアワするなら、それは自分の意見ではないということ。
ですが、突っ込まれても他に意見が浮かばないのなら、それは質問者さんの意見ですし、堂々と貫けばいいと思いますよ。

お礼

izumi004さん

回答ありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ありません。

ボランティア活動の時に思い浮かぶ考えも、学習に基づいて考えているだけであって私の考えであるとのご指摘を受けて、今までそのような考え方をすることがなかったので安心できました。

ですが、自分の意見に突っ込まれると話せなくなったり、相手によって話す内容を変えてしまうことがあるのでやはり本当の自分の意見ではないのだと気づきました。

自分の本当の意見を言えない理由を考えて向き合ってみます。

回答ありがとうございました。

回答No.1

HeyXey

あ～、就職活動に特有のダメ出しですね＾＾；。模範解答でなぜ悪い？
　気にしない気にしない。
　要は面接官の好き嫌いだから、理由なんて後から考え出された言葉だと思って間違いないです。人が何かを決定する要因の９割は潜在意識にあるから、『なぜそういう答えを出したか？』『なぜ私を嫌いなのですか？』という問いに正確に答えられる人はいません。強いて言うなら、そういう訳のわからない理由を表すのに昔から使われているフレーズが『模範解答過ぎる』です。
　人が人を好きになる瞬間というのは、セオリー的には「心が見えたとき」です。自己開示のことです。意識的に自己開示できるスキルを身につけましょうってことです。紋切り型の受け答えをするより、アスペルガー的でもいいから、思ったことを言っちゃう性格の方が自己開示という観点からは親しみを感じやすくなります。ただ、ず～っとその調子で思ったことをすぐ口にしてばかりだと閉口されますけどね。打ち明け話的なこと、秘密の相談、恋愛テクニックに長けた女の子は意識的にやってます。アレです。
　原因を自分の性格的なことに求める傾向はやめた方がいいです。それよりは変わることがすぐ期待できること、例えば行動や言い方、ちょっとした発想の転換、などで対応しましょう。「辛かったことについて」という問いに、「思いつきません」と正直に答えた後、その理由を自己分析的に語れば、それが面接官にはあなたの自己開示（考え方の部分）として映り、人となりを推し量る参考になるのです。答えはなんだっていいのです、あなたらしければ。企業はいろんなキャラを求めているのです。
　やる気がなくたって大丈夫です。情熱やこだわりがなくても大丈夫です。迷ったり、答えに窮したりして見せるのも一つの方法です。恥ずかしい、心配している、困っている、迷っている、という負の側面を見せることは、実は自己開示という面からは相手に思わぬ良い効果をもたらしています。一生懸命に質問に答えようとする姿そのものが好印象をもたらすのです。
　良い機会になったではありませんか。いままで、自分がどう感じているのか、どう考えているのか、について考える時間をあまり割いてこなかったのが原因だと思います。どう感じるべきか、どういう考えを持つべきか、を考える時間よりも少なかったのです。残念ながら、一朝一夕に身に付くものではありません。朝から晩まで、折に触れて考えることです。その積み重ねです。いろんな断片的な考えが、ヒエラルキー、優先順位を伴ってまとまっていきます。体系と言えるほどでなくても、土台・基礎・柱らしきものが形作られます。将棋や囲碁でもそうですが、自分で考えた手は覚えています。だから感想戦で再現できるのです。自分で考えた末のものですから、間違ってると思えばその場面まで戻って打ち直すことができます。人から与えられたものでは、そうはいきません。
　「人の評価が気になる」というのなら、「なぜそうなるのか」、「気になるのは本当に悪いことなのか」とか、深く掘り下げてみればいいのです。すると、「人は自己重要感を求める生き物である」という結論に達したりします。それはすなわち「よりよく生きたい」という欲求、「自分の人生には意味があると思いたい」願い、につながります。「気にするのは良くない」という表面的な答えとは別次元の社会的な動物である人間の普遍的な性質が見えてきます。その性質の“反作用”として「人の評価が気になる」のではないでしょうか。
　面接官は正解を求めているのではなく、正解を求めようとする姿勢、ごまかしではない真摯さを見ていたりするのです。テクニック・発想としては、問題の枠組みをズラして考えることです。