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額面金額

簿記2級の問題でわからないことがあります。 買い手と売り手側の両者の仕訳をしなさい。 (問題) 平成⭕年1月15日にゴリラ商店は、売買目的でチンパンジー商事株式会社の社債(額面3,000,000円、年利率5.84%、利率日3月末と9月末)を日本猿商店に100円につき98円(裸相場)で売却し、代金は端数利息も含めて小切手で受け取った。 なお、ゴリラ商店の売却時におけるチンパンジー商事株式会社の社債の帳簿額は2880000円だった。 回答 日本猿(買い手側)の仕訳 (借)売買目的有価証券 2940000 (貸)当座預金 2991360 有価証券利息 51360 ゴリラ商店(売り手側)の仕訳 (借)現金 2991360 (貸)売買目的有価証券 28800000 有価証券売却益 60000 有価証券利息 51360 ゴリラ商店がチンパンジーに商事株式会社から社債を買った時の帳簿価格は2880000円になっています。 しかし額面金額は何故30000000円になっているのでしょうか?

みんなの回答

  • QCD2001
  • ベストアンサー率58% (329/558)
回答No.1

社債というのは要するに借用書であって、借主に断りなく権利を売却しても構わないような種類の借用書です。その借用書の表面に、 チンパンジー商事株式会社が3,000,000円借りました。年利5.84%払います。 と書いてあるわけです。額面3,000,000円とはそういう意味です。 年利5.84%ですから、1年間で175.2千円の利息が付きます。誰かがこの社債を1年間持っていると、3月と9月で175,2千円もらっているわけですから、この3,000,000円の借用書をゴリラ商店に 3,000,000-175,200=2,824,800円 で売っても収支トントンで、売った誰かは損はしないわけです。 これを2,880,000円で売れば、売った誰かは55,200円儲かっているわけです。 ですから、最初にチンパンジー商事から3,000,000円の社債を買った誰かが、この社債を1年以上保有して利子をもらって損をしない状態になってから、ゴリラ商店に2,880,000円で売ったわけです。ですから、ゴリラ商店の簿価は2,880,000円になっているのです。

noname#223131
質問者

お礼

なるほど。わかりました。 詳しく教えて下さってありがとうございます。

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