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後輩のオブジェクト指向開発方法や最新技術習得方法
最近、職場に入ってきた後輩に、オブジェクト指向などの考え方や近年のソフトウェア開発で幅広く利用されているオープンソースソフトウェア(OSS)の利用などアーキテクチャを使用した開発、クラウドサービスなどのポピュラーな技術、最新の技術について学んでもらうためにどのようなことを推進していけば良いか悩んでます。 何か良い案とか考える上での知恵を教えてもらえたらと思い、質問させて頂きました。
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- hue2011
- ベストアンサー率38% (2801/7249)
自分の体験上言います。 個々にいろいろと本も出ていますしネットでみても解説記事とか実例が、鳥取砂丘の砂ぐらいの数あると思います。 そんなものを片っ端から読もうとしても、一切当人の実力になりません。 ことばばかり覚えて、利いた風な口をきくようになるだけなんです。 昔おそ松くんという漫画にイヤミというのが居ましたけど、あのイメージ。 おフランスではどうだこうだという話題をしゃべりたがる。 ただ、作者がそれほど悪人でも根性曲りでもないので、それほど嫌味な人間には書かれていなかったけど、あれはおそらく見本があったと思います。 外国にいったことがある人間が、あちらではこうだ、先進国はこうだ、みたいな言い方で日本文化をくさして喜ぶというような。 そのレベルの似非技術者に成り下がってしまいます。 本を読ませたら全員がそうだと決めつけませんが、それに近いことは多々起こります。 これは外国語を習うのとおなじことで、入門書に書いてある、朝の挨拶何種類とか別れの挨拶のニュアンス、なんていうのには詳しいけど、自分の家に来るにはパン屋の角を曲がれ、犬に気を付けろ、ということもしゃべれない、ということと同じことが起こるのです。 この手の技術は、相互に絡まり合っているところがあるので、よく理解経験しているものが、たとえ話をしたり身振りでパケットをぶつけてみたりするジェスチャーをしながら教える必要があるのです。 オブジェクト志向なんて、もともと大工の仕事では常識だし、電気回路が全部そうなっているだろう、から話を始めると、たいがいすぐ理解してもらえます。 OSSなんて、昔はUNIX技術者でGNUと言う考え方があって、という昔話をしたり、ある時代の企業側が一切この手のものを禁止して聞く耳もたなかった。その理由は、なんていう、どの本にも書いていないことを言うと、乗り出して聞こうとし始めます。 誰でも知っているGoogleMapだとかああいうものを出して、方式の共有化とデータの共有化の問題はなんだ、という話をした上ならクラウドの話題にはすぐ繋げます。 クラウドの発想は一番最初は「トンネル効果」からきていたんだ、というとたいがい驚きます。 これは初期のそういう論文を知っているから言えるのです。初期と言ったって2009年ぐらいですけど。 品質の話をして、どういう形にしておくと、品質管理が楽か、という、あたかもこぼれ話の別話題のように話しはじめ、フレームワーク化とか、インスタンスとオブジェクト概念の違いに言及するのは簡単です。 この手の話を毎日、20分ぐらいずつしていけば、2週間で大概オブジェクト指向だとかユニット化、モジュール化、クラス化、継承は理解できるようになります。 興味あふれる話が毎日続くと、やがて「核デブリの解消にはこういうことはできませんか」というような提案をしてくるようになる。 要するに、考え方の様式を他の分野に向けて解析できるようになってくるのです。 通信技術におけるレイヤー概念が破たんしかかっているというようなけばけばしい話題をときどき出すと、若いものたちで議論が始まります。 なぜそうなるのか。 概念の粒度に問題があるのだ。 もともとはデータは上側から下に降ってくる雨のように考えていたのに、上昇気流のような思想をまとめる方向にいっていなかったのだ。 レイヤー6以上の流れが考慮されないのに流れを制御しなければいけないなら、こういう考えを持ってこないといけない。 それは気象衛星ひまわりから連想したものだ。 そういう議論ができるようになるのです。 ある程度いったら、もうオヤブンから教える必要はなく、自分らで勝手に調査し議論し、高みに向かって歩いていきます。 結局、自分が英語も話せないのに部下には英語ペラペラになれなどと言うチームはそれなりにしかなりませんが、普段から英語で論文の読み書きをしたり議論したりしている人の部下はいつの間にかネイティブ寸前になっているということです。 OJTという用語もありますが、柔道経験もないコーチがいくら教えても強い選手なんて育ちません。 ポイントはそこにあります。
- hiodraiu
- ベストアンサー率15% (451/2846)
業界経験者なら会社ではOJTで十分だと思いますよ。 あとは今の仕事で必要な技術は何かを説明してやれば、技術者なら自分で考えて習得するものじゃないでしょうか。 同業からに転職ってイメージで回答を書いてますが、ひょっとして別部署からの移動で、未経験者ってことですか。だとしたら新人研修と同じカリキュラムで基礎を身につけるところからですね。 下記の部分の言ってる意味がよく分からんですね > 近年のソフトウェア開発で幅広く利用されているオープンソースソフトウェア(OSS)の利用などアーキテクチャを使用した開発 OSSなんて20年ぐらい前から使ってますが、最近のもの限定って意味ですか。 OSSの利用などアーキテクチャを使用した開発って、言葉の意味が分からんです。