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所有格について(英語の)
所有格について(英語の) 所有格(英語で書かれた文法書ではpossessive determinerにあたるのかなと思いますが)の特定性が今ひとつハッキリしません。 調べた結果、基本的には定冠詞theに近い特定性を持つのだと分かったのですが、その辺を明快に説明している文法書に出会えていません。 上記のこと(つまり、所有格の特定性)が詳しく書かれている本を教えて欲しいです。文法書でなくても良いですが、出版された本が好ましいです。また、英語で書かれているものでも良いです。
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どうも私は説明が下手なようです。 He is my friend.=He is the friend of mine. これがまあ、一番近いですね。 my friend と言えばすむものをわざわざ the friend of mine というのは非常に不自然ですが。 the は文脈や常識などから、何を・誰を指しているか聞き手に明らかな場合の使うものです。 I bought a car. The car was expensive. Give me the salt.(目の前にある塩を指す) The sun is big.(そもそも太陽はひとつしかない) 所有格も同じです。 my friend で言えば、すでに話題になっている太郎君とか Tom とか、そういう文脈から誰を指すのかわかりきっているときに使います。 あるいは呼びかけ。目の前の相手を指すのは明らかです。 OK, my friend. とかね。 だから、He is the friend that I have.とはかぎらず、 He is the friend of mine that I talked about. てな感じでしょうかね。 とにかく、He is my friend. というときには、当然、彼の話をしているわけですから、誰のことかは明らかです。 この説明でお分かり頂けないようでしたら、もう私の能力を超えますので、退散するのみです。失礼いたしました。余計な混乱をさせてしまったようですので、お詫びいたします。
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- Biolinguist
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所有格と the 名詞 of の使い分けでしょうか? こういうこと(↓)ですか? https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9228025.html
補足
以前の補足でお書きした 「He is my friend. と He is the friend that I have. は同じ意味なのか、違うとすればどういう使い分けになるのか」 という意味です。 He is my friend.=He is the friend of mine.なのでしょうか?そうだとすればこの文の訳はどうなるでしょうか? リンク先のNo.3の回答にある通り「(もしかしたら唯一の)私の友達 」という意味になるのでしょうか?
- Biolinguist
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同じことの繰り返しですが、ちょっとだけ言い方を変えるとこうなります。 「定性」というのはあるかないか、の二者択一です。 程度はありません。 所有格にも定冠詞にも「定性」があります。 だから、所有格を of で書き換えると the が出てきます。 a horse's hind leg = the hind leg of a horse some people's opinion = the opinion of some people the Italian government's recent decision = the recent decision of the Italian government 所有格には定冠詞が隠れていると考えて結構です。 (i) Susan's son=the Susan's son (ii) her son=the her son 定性を持つ名詞句は同じように振る舞います。 ×There is the strange book in the room ×There is everyone in the room ×There is my sister in the room 上の三つの文は同程度に悪い文です。 「定性」に程度はないということです。 もっと詳しくお知りになりたければ、「定性効果」で検索下さい。 以上、新しい情報が全くなくて、申し訳ありません。
補足
度々のご回答ありがとうございます。 > 「定性」というのはあるかないか、の二者択一です。 程度はありません。 すみません。「定性」という言葉を勝手な解釈で使っていました。 定性効果について少しだけ調べてみました。 「There is構文や所有構文(I have~)で定性を持つ名詞を使えない場合がある」という意味なのかなと思いました。 しかし、今お聞きしたいのはむしろ所有格と定冠詞の(前述のような)使い分けなので、その点についてお答えいただければ幸いです。
- Biolinguist
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> そもそも所有格とはこういうものだという説明はないでしょうか? ご質問の趣旨が分かりかねますが、 1.所有格にはもともとXという性質があり、そこから定性という特徴が生じる 2.定性があるという根拠が欲しい 3.定性があると書いてある文法書を紹介して欲しい の、どれでしょうか? 「3」だと思って回答したのですが、そうではないのですね? ではやりなおしましょう。 まず、所有格の定性が何か別の性質から生じたわけではありません。 したがって、「1」は問い自体が成立しません。 「2」については、いくつかあります。たとえば、 (1)of で書き換えると定冠詞が出てくる a horse's hind leg = the hind leg of a horse some people's opinion = the opinion of some people the Italian government's recent decision = the recent decision of the Italian government これは同じく日本の辞書・文法書の種本のひとつである A Comprehensive Grammar of English Language (Longman) §5.121 の記述です。 同じ箇所にこうも書いてあります。 (2)The construction with genitive or possessive pronoun with determinative function will have definite reference, eg: (i) Susan's son (ii) her son If we want the indefinite interpretation, we have to resort to the of-construction: (i) a son of Susan / a son of Susan's (ii) a son of hers (3)それから、所有格には定性効果(definitess effect)と呼ばれる現象があり、定冠詞付き名詞と同じく、there 構文には普通は現れません。 ×There is the strange book in the room ×There is everyone in the room ×There is my sister in the room 「genitive "definiteness effect"」「所有格/属格 定性効果」で検索すれば、他の例を扱った論文も見つかるでしょう。
補足
わかりにくくてすみません。ホントにわかりにくいと思います。 >1.所有格にはもともとXという性質があり、そこから定性という特徴が生じる 2.定性があるという根拠が欲しい 3.定性があると書いてある文法書を紹介して欲しい の、どれでしょうか? 2.と3.が少し近いですが、 「所有格の定性というものがどの程度のものか(?)」 が知りたいです。 それで、「所有格の(定性まで含めた)正確な意味」を知ることが出来ればベストだと思い、「所有格がそもそもどういうものか」という発言に至りました。 「所有格の定性というものがどの程度のものか(?)」というのは、 例えば He is my friend. と He is the friend that I have. は同じ意味なのか、違うとすればどういう使い分けになるのかということです。この例だけでなく一般にどういう使い分けになるのかが知りたいです。
- Biolinguist
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日本の辞書や文法書の種本のひとつである Michael Swan の Practical English Usage (Oxford University Press) の Possessive の項目にこう書いてあります。 432-3 A noun cannot normally have an article or other determiner with it as well as a possessive word. Definite articles are usually dropped when possessives are used. the car that is John's = John's car (NOT ×the John's car or ×John's the car) (...) When we want to use a noun with a/an or this/that etc as well as a possessive, we usually use the 'of mine' construction. She's a cousin of John's. (NOT ×...a John's cousin) I saw that stupid boyfriend of Angie's yesterday. (NOT ×...that Angie's stupid boyfriend...) 433-2 My, your etc already have a 'definite' meaning, and so do not need to be used with "the". She's lost her keys. (NOT ×..the her keys) Other determiners like a, this, that cannot be used together with my etc. A friend of mine has just invited me to Italy. (NOT ×A my friend...) How's that brother of yours? (NOT ×...that your brother?) 最後の引用箇所に、所有格代名詞は「定性」を持つとはっきり書いてありますね。
補足
「My, your etc already have a 'definite' meaning, and so do not need to be used with "the".」 「所有格には定性があるよね、だからtheはつかないんだ」と言われている気分なのですが、そもそも所有格とはこういうものだという説明はないでしょうか?
- SPS700
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「格」を云々するラテン系の文法でしたら、genitive case、英語の場合は possessive case とも言います。 英語では、代名詞の、いわゆる所有格(3人称x単数+複数=6)と、アポストロフィのついた名詞の場合です。 下記などをご覧ください。 http://honmono-eigo.com/h-bunpou/syoyuukaku.html
お礼
ご回答ありがとうございました。 こちらこそお付き合い頂いてすみません(汗) まだ分からない部分もありますが、これから解明していきたいと思います。