マイナス金利とは?メリットやデメリット、他国の事例について解説

このQ&Aのポイント
  • マイナス金利とは、通常の金利がゼロを下回る状態を指します。これにより、銀行などの金融機関が預金に対して利息を支払わなくなるため、預金者は実質的にお金を預けることで損失を被ることになります。また、マイナス金利政策は、景気刺激策として利用されることがあります。
  • マイナス金利が導入されることで、銀行の預金金利がマイナスになるため、預金者は銀行に預けるよりもお金を使ったほうが有利となります。これにより、市中のお金が増え、消費が活発化することが期待されます。
  • 他の国では、マイナス金利政策が導入された場合、景気刺激策として一定の効果が現れることがあります。例えば、欧州ではマイナス金利政策の導入により、住宅ローン金利が低下し、住宅購入が促進されました。ただし、マイナス金利は金融機関の収益に悪影響を与える可能性もあり、長期的な効果は不透明な部分もあります。
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マイナス金利になるとどうなる?

最近、日銀がマイナス金利を発表するのでは?とニュースで聞きました。 そもそもこのマイナス金利っていうのは何を指してマイナス金利にするかも、と言っているのでしょうか? 自分なりに思いついたのは下のどれかなんですが 1. 買った国債の利益がインフレで実質マイナスになる。 2. インフレ率が金利を超えているので、お金がマイナスになる 3. 日銀の政策金利(公定歩合)がマイナスになる 3だとしたら、政策金利をマイナスにすると普通に預けた預金の金利もマイナスになっていくはすなので お金を誰も預けないので、銀行の金庫に直接しまっていた方が得で、利点といえば管理のためのお金を銀行が持ってくれる事くらいだと思うのですが、どうしてこの仕組みが成り立つのでしょうか? また、マイナス金利になった場合に市中にお金が回る理屈は分かるのですが 他の国では実際どのようになったのでしょうか?

  • 経済
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回答No.2

次のサイトに関連することが書かれています。 http://blog.goo.ne.jp/pineapplehank/e/09bb338d42f7be21ee311d93fb31e524 預金に金利が課されるのなら、銀行も金庫に「タンス預金」として保管する方が合理的になる。 一般には紙幣は金で保有するよりかさばる。 現在の金価格では、ユーロの最高額の500ユーロ紙幣(約6万7000円)よりも金の方が同じスペースに多額を保管できる。 英キャピタル・エコノミクスのマイケル・ピアース氏によれば、金の保管コストをもとに試算すると「紙幣の保有には0.5%程度のコストがかかる」という。 これがマイナス金利の下限の目安になる。

m_matsubara
質問者

お礼

やっぱりそうなるのですね、ゼロ金利政策までは納得感がありましたが 量的緩和やマイナス金利に関しては一度頭を捻らないと、納得感のある回答にはなりませんでした。 実際お給料を今さら給料袋で手渡しされても、これはこれで困りますので 納得感はありますね。 ただ、こんな手段取り出したらいよいよ、乾いたぞうきんを絞るようなもので、金融政策には打つ手が残っていないのかなぁって感じがしてしまいます。 後世どのように評価されるのかはわかりませんが、現在金融政策に関しては世界の先端を行っているはずなので、やるならやるで結果が気になります。 ありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • asuki-7
  • ベストアンサー率15% (9/60)
回答No.5

 現在の日本の金融市場において、最も「人気が高い」のが政府の借用証書(日本国債)という皮肉な話である。日本の国債金利は、すでに世界最低水準で延々と推移ししている。その低水準な金利すら、日本政府は払う必要がなくなりつつあるのだ。理由は、民間の資金需要が不足し、預金の運用先が国債以外には見当たらないためである。  信じがたい話だが、少なくとも短期国債の分野(図は長期国債)において、日本政府は、 「カネを借りて、金利を払う」  のではなく、 「カネを借りて、金利を支払ってもらう」  状況になってしまったのである。 銀行が、手元に積み上がる預金の運用先として、 「たとえ金利を支払っても、国債で運用した方がいい」  と、判断したわけだ。何しろ、現預金は売ることはできないが、国債は売却可能である。特に、日本銀行が国債を購入し、市場から国債が枯渇しつつある。 すなわち、金融市場に置いて国債が「希少商品」になってしまっているというのが現在の日本なのだ。というわけで、現時点で手数料を支払っても(マイナス金利)国債を購入した方が、将来的に得をすると銀行が考えるという、人類史上空前の「カネ余り」状況に突入してしまったのである。 短期国債のみならず、10年物などの長期国債にも人気が集中している。日本の長期金利はすでに0.5%と極めて低い水準で推移しているが、0.25%にまで下がると予測するアナリストもいる。 銀行は誰もが、 「政府にお金を貸したくて、貸したくて、たまらない」  状況なのだ。 世界の誰よりも、 「お金を借りやすい」  のが日本政府なのである。

m_matsubara
質問者

お礼

マイナス金利が成り立つ状況というのが、実感できました しかし、ここまで手を打ってしまうと、もうこれ以上金融政策で何かできそうな気がしないのですが、どうするのでしょうか? あとは日本銀行自体が自分でお金を発行して、株を買ってマネーサプライを増やすとか。あ、この手は使えそうな気がしますね、っていうかETFなら買っているか。 インフレターゲット自体は是非頑張って2%を実現して欲しいです。

回答No.4

金融政策だけでやろうとするから無理があるのですよ。財政政策を封印してますね。私なら大規模な減税と財政支出の大胆な拡大をします。インフレターゲットも2~3%で、それに達するまで再生支出を伸ばせば、インフレ率も上がってきて、名目GDPが拡大。その結果日本の場合、政府債務の対GDP比は下がってきます。政府債務の対GDP比は名目GDPが増大すれば、日本の場合は間違いなく下がります。緊縮財政をやっているからデフレになって債務のGDP比が上がっているだけです。日本以外の国はすべてデフレではありませんから、債務のGDP比は日本よりずっと少ない。ものすごく財政支出を拡大したトルコやベネズエラなどは30~50%程度ですよ。

m_matsubara
質問者

補足

んー、ここはマイナス金利について話題の中心なので 全くそれが入らない回答だとちょっと議論の的がずれてしまうかなって気がします。 まぁ、でもゼロ金利をやった段階で既にシンプルな金融政策だけで何とかなるフェーズは超えていますよね。

回答No.3

日本はすでに随分前から、庶民の預金の金利については事実上のマイナス金利ですよ。 昔、住友銀行の頭取さんは、庶民の預入にも手数料を取りたいって言ったことがありますが、いま、銀行に預けている人で、手数料より利率のほうが高いって人、どれだけいます? 預入、引出ともにしっかり手数料を取り、利息はチョッピリというのがマイナス金利です。 これと同じで、日銀と銀行間のやり取りでも日銀がバッチリ手数料を取ろうってことでしょう? いまでも、手数料にも利息にもバッチリ消費税や他の税金が庶民にはかかっているわけで、銀行間取引や当座口座にかからないってのはずるいと言えばずるいわけで。 銀行に預けるより、証券会社に預けて投資をしないって方が今でも損しないようになっているんですが、それを派手にやるってことかなぁ。

m_matsubara
質問者

お礼

んー、まず庶民の場合は、引き落とし手数料で実質マイナス金利なのはわかるのですが そことマイナス金利で日銀がやりたいことが違う気がするのです。 庶民としても実質マイナス金利は分かっているので、細かくATMで行くのは避けて、まとめて落としたり、引き落としの無料の時間を狙ったりするのを考えて予防策を売っていますよね、 銀行間の取引のルールは私の日常から乖離しているのでよく分からない所があるのですが、銀行間の取引でも出来るだけ短期の金融取引を控えた方が銀行としては特になる気がするのですよね。 そうであれば、金庫に短期の取引は不要になるように、ある程度お金を残しておくのが自然な発想になるので、お金の流通が減る可能性があると思うのです。 実際にはどのように動くかはまだ結論の出ていない世界なのでしょうが ここからどうなるかは、実際に日本を実験台にしないとわからないのでしょうかね? 本当は、銀行が寝かせている持っている日本円を、何処かにきちんと投資しないと勝手に消滅してしまうようにしたいというのが日銀の本音なのでしょうが こうなると紙幣の発行年に応じて、だんだん価値が目減りするとかのルールを強制するとか、お金の形自体を変えないとダメなのでしょうね。 んー、マイナス金利の効果がまだ腑に落ちないので もうちょっと知りたいです。

  • titelist1
  • ベストアンサー率25% (712/2750)
回答No.1

市中銀行と日銀が翌日と言うような短期で貸し借りする時の金利が時々マイナスになることです。それほどに低金利だと言うことです。庶民が銀行に預ける金利がマイナスになるのではありません。

m_matsubara
質問者

お礼

ただ、政策金利を下げれば下げる程、結局は庶民が銀行に預ける金利が下がるのですから、日銀と市中の銀行との取引で、市中の銀行がお金を失うなら、最終的には私たちの預けている金利にも跳ね返りますし、日銀と市中の銀行は取引をやめるようとするのではないでしょうか? 今のところは、金利のマイナス幅もそんなに大きくないので、デメリットを考えても日銀と繋がっていたいメリットが優っているのでこの制度が成り立つのでしょうが、マイナス金利という政策自体、何か論理的に無理がある、というかギリギリの政策に見えたんです。 でも、今回日銀が発表しようとしているマイナス金利が何を指しているかはわかりました。 ありがとうございます。

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