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多数決

kannzou001の回答

回答No.8

1の基本的人権に関してですが、アメリカ的民主主義とイギリス的民主主義で結構違うらしい。(らしいと言うのは私は法律家ではないので、専門家が言っていた受け売りです。) 例えば、中国のウイグル自治区ですが、かつては中国人なんていませんでした。それが今となっては6割の人口が中国人です。そんな中、「ウイグルは中国のものである」と言う「選挙」を行った場合。恐らく6割の中国人はそれに賛成するでしょうから、多数決の原理でウイグルは合法的に中国のものになります。 アメリカ的民主主義で言うとそれは、OKなのです。 イギリス的民主主義だとNG。 (ウイグル地方やチベット地方の亡命者のなかには、そのようなアメリカ的民主主義が入ってくる事を非常に警戒する人も少なくありません) 因みに日本は、戦前はイギリス的民主主義の影響を受けていましたが、戦後はアメリカ的民主主義をそのまま焼き直ししたのを現在に至るまで採用されています。だから日本では、多数決で決まった事は民意という名の「正義」なのです。 作法に対しても、アメリカ的民主主義とイギリス的民主主義のどちらを採用するかによって決まるかと思います。詳しい事は私は法律家ではないので分かりません。これはどこぞの法律家がそんな事を言って思い出して書いたものです。

kurinal
質問者

お礼

kannzou001様、大上段からのご回答ありがとうございます。 ほほう。 まとめると「アメリカ的民主主義は人権侵害をも厭わない」と読めます。 (対して、イギリス的民主主義は、人権侵害を不可能とする・・・) >「因みに日本は、戦前はイギリス的民主主義の影響を受けていましたが、戦後はアメリカ的民主主義をそのまま焼き直ししたのを現在に至るまで採用されています。だから日本では、多数決で決まった事は民意という名の「正義」なのです。」 いやいや。「人権侵害は不可」ってのは、戦後でしょう。 >「多数決で決まった事は民意という名の「正義」なのです。」 「いろいろ反対意見はあっても、一旦多数決で決まったら、みんなでそれに協力しましょう」 てのは、聞いた事があります。 けれども、多数決で決まったからといって、それが人権侵害的な内容であれば、 こぞって協力というわけにもいかないのではないか。 >「作法に対しても、アメリカ的民主主義とイギリス的民主主義のどちらを採用するかによって決まるかと思います。詳しい事は私は法律家ではないので分かりません。これはどこぞの法律家がそんな事を言って思い出して書いたものです。」 「作法」に対して、例外もあり得る、と思いますけど、 仰る所では、「イギリスとアメリカとでは正反対みたいに違う」とでもいうようです。 アメリカって、そんなに、人権侵害に寛容だったんですね。

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