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法医学 大変、聞きにくい質問なのですが
時折、飛び降り自殺される方がおられます。 大変痛ましいのですが、ふいに疑問が浮かびました。 例えば、ビルの屋上から飛び降りた場合。 十階建てであれば、高さは最低でも25メートル前後となります。 このような高さから飛び降りた場合、地面に落ちた衝撃で体の衝突部位が押しつぶされて恐ろしい事になってしまうのではないかと。 何故この様な疑問を抱いたかと言いますと、知人からあることを又聞きしたからです。ある事というのは、知人は、バイク事故を起こした友人の葬式に出席したのですが、亡くなられた方の体は、頭の左半分がなかったというのです。また、事故による損傷でそうなったとのことです。 とすると、やはり、飛び降り自殺された方の場合も、遺体の損傷が激しければ、同様の処置が取られるのではないか、と考えたために質問してみました。 また、例えば顔面を強打していた場合。鼻が陥没したり、あらぬ方向を向いていたりする可能性が考えられますが、この場合は元通りに復元するのでしょうか?
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これは、法医学の分野ではなく、エンバーミングの技術者が行うものです。 もともとは日本の様な火葬の国ではあまり必要は無いのですが、欧米に様に土葬で、又、外国で死亡した場合など其のままで(灰にしないで)帰国させるために発達していった技術で、日本で有名になったのは、ベトナム戦争の時に死亡者を日本でエンバーミングするために日本人を募集した事からです。 今ではそのための会社も日本にあり、責任者は医師ですが、其の下の資格は不明ですが、医師の指導の元に行う医療行為ではないので、普通の人でOKなのではないかとは思っています。 >顔面を強打していた場合。 パンチ程度でも鼻骨骨折は当たりまえ、眼窩骨折でも起こりますし、10階から落ちたら・・・・・。 >押しつぶされて恐ろしい事になってしまうのではない ⇒この程度の受け取り方は、人により違うからなんとも言えませんが、普通の人ではもどしたり、眠れなくなるとかではないでしょうか。 私が医大での解剖実習時に看護科から見学に来ましたが、もどしていましたし、肝臓切除とかの実物を患者さん家族に見せるのですが(日本ではどの程度まで見せるのか不明)、結構目をそらしてハンカチを口に当てていますから。
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10階から飛び降りた時の衝撃度は、時速60~80 km/h で壁に激突するのに匹敵する衝撃度とされています。 また、人間の体というのは頭の重量が大きいという特徴を持っており、飛び降りるとたいていの場合頭を下にして落下すると言われています。このため、頭部が損壊している割合はかなり高いようです。
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ありがとうございました。 >10階から飛び降りた時の衝撃度は、時速60~80 km/h で壁に激突するのに匹敵する衝撃度とされています。 つまり、国道を走行中の車とぶつかるのと同じような衝撃がくるということですね。 大変参考になりました。
- --MAY--
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最近はエンバーミングと呼ばれる損傷の激しい死体の修復をしてくれる会社もあります。 陥没してしまった頭を粘土のようなもので埋めたり 特殊メイクのように作り上げるようです。 もともとアメリカで考え出されたものです。
お礼
ありがとうございました。 エンバーミングという言葉は初めて耳にしました。
おっしゃるとおり飛び降り自殺や電車への飛び込みは遺体の損傷が激しいといわれています。 10階で下がコンクリートのようなところだとおそらく バイク事故よりひどいのではありませんか。バイクだとヘルメット被っていますよね。 しかし葬儀のために復元することは法医学ではありません。するとしたら葬儀屋でそういう技術があるところに頼むのでしょう。 遺体の損傷が激しいのでという理由で、葬儀では遺体に対面させないところもあります。
お礼
ありがとうございました。 >遺体の損傷が激しいのでという理由で、葬儀では遺体に対面させないところもあります。 そういうところもあるのですか。 大変、参考になりました。
お礼
ありがとうございました。 >もともとは日本の様な火葬の国ではあまり必要は無いのですが、欧米に様に土葬で、又、外国で死亡した場合など其のままで(灰にしないで)帰国させるために発達していった技術で、日本で有名になったのは、ベトナム戦争の時に死亡者を日本でエンバーミングするために日本人を募集した事からです。 大変参考になりました。