• ベストアンサー

原爆で被害者面するのがわからない

小林 哲夫(@kobatetu01)の回答

  • ベストアンサー
回答No.9

広島、長崎を自業自得と表現した、質問者に敬意を表します。 そいう見方は、必要だと思います。 しかしこの問題はもう少し多面的に考えるべきだと思います。 まず広島の被害者は、どう考えても被害者であることは、否定できません。 それは原爆投下が、国際法違反の市民の虐殺であって、そのことは国際裁判で裁かれるべき戦争犯罪だった、と言う意味です。 東京裁判はこのことから見て、無法な裁判だったと言え、被爆者はその被害者でもあります。 問題は我々生き残っている日本人として、どう考えるか?と言うことです。 我々日本人は、戦争を起こした張本人であることを忘れてはいけません。 日本国民はこの戦争を起こした当時者で、この意味で戦争責任があります。 だからその責任を取って、原爆を自業自得と考える気持ちは、理解できます。 だから今までの日本人は、原爆について、アメリカを恨むことをしないで、自分たちの責任だと思ってきたのです。 ところがのことについて最近の日本人はおかしくなっています。 その張本人が田母神氏で、彼はあの戦争はアメリカに挑発されてやむを得ず立ちあがった戦争だから、日本は悪くない、と言って、人気を博しています。 田母神氏はアメリカの国務省にソ連のスパイが居て、日本との戦争を起こさせようと画策し、日本を挑発したと得意げに、あちこちで言い続けて、国民の拍手を浴びています。 つまり原爆について日本に責任は無く、アメリカに責任がある、自業自得などというのは、とんでもない、非国民の考えだと言っています。 この見方はまことに軽率な考えなのですが、今の日本国民にはこの軽率さが見えなくなっています。 それは挑発されたことは事実としても、挑発に乗って、先に手を出した日本が馬鹿だった、ということに気が付いていないからです。 挑発に乗っただけだから、日本は正しかったなどという軽率な軍人が、日本を守っているのかと思うと恐ろしくなります。 あの戦争はやったことが間違いであり、真珠湾攻撃などと言う戦術をとったために、アメリカ国民の怒りを買い、広島の悲劇を招いたのです。 真珠湾が無ければ、アメリカ国民は、日本に対してそれほど憎しみも持っておらず、戦争をする気にはなれなかったのです。 真珠湾で大勝してしまったのが間違いでした。山本五十六長官の間違いでした。 「挑発に乗ってはいけない」という軍事判断は何時になったら、日本軍人のものになるのでしょうか? 要するに、戦争をしたことが間違いであって、その間違いの被害者が広島、長崎の人たちだった、と悟る必要があります。 今更アメリカを責めても、何の利益もありません。 お互いに戦争をしてはいけない、という教訓を得る以外に考えられることは無いと思います。

noname#188133
質問者

お礼

貴方はいいことをおっしゃる。 本来ならベストアンサーつけて締め切りたい。 でも、もう少し、いろんなことの議論をしたい。 議論をしないで、一方的にものごとが 決まるのが一番恐ろしい 取り急ぎお礼します

関連するQ&A

  • 「原爆」に関して不思議に思うこと

    日本は被爆国であり、テレビなどでみかけるコメントも「被害者」としての立場が多いように思います。しかし、 1.そもそも第二次世界大戦を始めたのが日本だとすると、原爆が落とされる原因を作ったのは日本自身とはいえないでしょうか。 2.世界の人は「原爆の被害者」としての立場を前面に出す日本をどのように思うのでしょうか。まず、戦争を起こしたことに対する謝罪があって、その上で「被爆国としての経験を述べたり」、「反対を訴える」というのでなくては、反感を買うように思うのですが・・・?

  • 日本は どうして原爆を使わなかったのでしょうか?

    日本は どうして原爆を使わなかったのでしょうか? 日本は唯一の被爆国です。 日本は どうして原爆を落とされる前に 先に原爆を使わなかったのでしょうか? 多分 「持っていなかったから使えなかった」 あるいは「持っていたとしても それを運んで落とす方法の準備が無かった」 が答えかと思います。 もし既に持っていて 使う事も出来る状態にあったら 日本は「唯一の被爆国」ではなく 「最初に原爆を使った国」になっていた可能性は無いでしょうか? 戦争で 原爆を先に使えば勝てるかもしれない状況だったら それでも使わないで いられたでしょうか? それを考えると 一方的にアメリカを責める事は出来ないような気もしますが 子供にでもわかるような 簡単な文章で説明して頂けると嬉しいです。

  • 戦時下の原爆投下

    広島・長崎で被爆した人たちはお気の毒に思います。 米国が広島・長崎に原爆を投下したのですが、これは戦争中のことで、戦争とは、敵国の人間を一人でも多く殺し、敵国により多くの被害を与えたほうが勝つわけです。 戦闘員ではない民間人を殺した、女や子どもや老人を殺したとの非難を聞きますが、人道的な戦争などないと個人的には考えます。 原爆被害者の人たち、戦争で家族を亡くした人たちが非難する相手は、戦争をはじめた日本国ではないかと思います。 原爆投下で米国を非難する理由は何なのでしょうか?

  • 戦争・原爆に関連して

    もしもの話なので断定できる人はいないと思うのですが。 1.日本は戦争に負けなくても、自分たちの力で、民主主義国家を作りあげることができたでしょうか。私はできなかったと思うし、また戦争に負けてたことによって、今日の日本があると思うのですが。 2.日本は、原爆を投下されました。もし、原爆をされなくても、いずれは敗戦になったと思うのですが、原爆によって戦争がはやく終結したということは言えないのでしょうか。 3.原爆が投下されなかった場合、(いつ終戦を迎えたかによると思いますが)空襲による死傷者と比べても、原爆の死傷者というのは飛びぬけて多いものなのでしょうか。

  • 原爆投下がなければ

    原爆投下がなければ 第二次世界大戦は終わらなかったのでしょうか? 日本は敗戦の色が濃く濃くなった時に 何故戦争を終わらせる事が出来なかったのでしょう?

  • 原爆について

    日本は唯一の被爆国で確かにひどい被害を受けましたが、日本の軍部も実は原爆の研究をしていたがアメリカよりも資金等が不足して実現できなかったみたいなことを耳にしました。そうなると日本がもしも先に原爆を作る事ができていたら中国やアメリカに落としていたかもしれないし、結局早い者勝ちだったのかな?と思いましたがどうなんでしょうか?

  • 広島長崎:原爆の人体被害

    当時、広島か長崎で原爆の被害にあい、未だに白血病などで苦しみながら生きている人々はいるのでしょうか。また、被爆者被爆者二世も何らかの血液関係の病気に苦しんでいると聞きましたが、白血病ほどの重症なパターンもあるのでしょうか。また3世(中高生、大学生世代?)にも障害が伝わっていることもあるのでしょうか。最後に、広島や長崎に居住することは現在でも何らかのリスクがあるのでしょうか。ご回答、よろしくお願いします。

  • 原爆投下で良かった面

    どんな物事にもいろいろな面があります。 いい面も悪い面もどちらでもないものもあります。 もちろん、いい所しか、悪いところしかみたくない物事もあるでしょう。 ここで質問です。 悪いところばかりが強調される原爆投下ですが、 いい面はありますか? 例えば 本土決戦が無くなり米兵と日本兵お互いの被害が減少したこと。 圧倒的な破壊力で侵略戦争の野望を打ち砕いた世界平和への貢献。 水に流すという日本の風習にあるように雨で日本の悪い心を洗い流し今の平和主義で穏やかな国を作ってくれたこと。 などです。 いい面が他にあればいろいろ教えてください。

  • 原爆症から見える歴史認識の歪み

    コトバンクから原爆症の解説の引用です >原爆に被災したことで生じた健康被害の総称 私が気になるのはこの「被災」という言葉と、被害にあった方たちへの保障が 日本国からなされているという点です。 似たような例で先の大震災のときも同じように被災された方々に国からの支援という 流れがあります。 そこで思うのですが、国や被害に合われた方々は原爆をまるで自然災害のように捉えて いるように見えるのです。 原爆というのは人が造ったもので、それを爆発させたのはアメリカという国です。 ならその人為的被害に対する保障は加害者であるアメリカがするのが筋であると思うのです。 この隠れ見える歴史認識の歪みがとても気になります。 それとも歪みなんかなく、戦争における被害は天災として扱うものなのでしょうか? 回答よろしくお願いします。

  • なぜ「原爆記念日」ではないのか

    今日は原爆の日らしいですが 8月6日と9日に広島と長崎に原爆が落ちて 8月15日に日本は戦争をやめるきっかけになった日なのだから「原爆記念日」あるいは「原爆記念日」とすべきと思うのですが? なぜ記念日にならないのでしょう? 15日もそうですよね「終戦記念日」ではなく「敗戦記念日」とすべきと思うのですが?