マムシの毒と血清療法について

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マムシの毒と血清療法について

最近、友人と久しぶりに会って、去年、友人が六月マムシに かまれて、血清療法を受けた話を聞きました。色々聞いたの ですが、今回、マムシの毒と血清療法に関する問合せを致し たく、投稿しました。友人との話で、ふと疑問に思う事柄が出て きましたので。 質問は三点程あります。 最初の質問をします。蛇でも、毒の種類があるのでしょうが、 咬まれた時の応急処置として、お茶を患部にかけると良いと 言う事を聞きます。この話は本当でしょうか? もしこの説が本当で、また蛇の種類、その毒の種類によっても、 効く、効かない、さらには、むしろ逆効果になると言ったありまし たら、教えてください。 余談ですが、江戸時代、藍染の衣服を身に着けたり、ぞうりに は、干した菖蒲の茎などを縫いこんで履いていたと言った話は 、よく耳にします。 二番目の質問をします。マムシに咬まれた人に、血清を打つ、 血清療法を施すと言った事をよく耳にします。また血清は、 一般的には、マムシの毒性を弱めたものを馬に注射し、二週間 程経って、血液を採取し、遠心分離機等で、赤い部分の赤血球 や血小板などと分離された琥珀色の部分の血清を指すと聞きます。 前置きが、長くなりましたが、マムシの毒性を弱めると言う事で すが、具体的に、どのようにして弱めるのでしょうか。弱めること が出来るのでしょうか? 三番目の質問をさせてください。二番目の質問に関連した質問 です。馬で作ったマムシの血清を、二度目に、マムシに咬まれた 人には打たない方が良いと言った話しを聞きます。血清病になる と聞きます。本当でしょうか? 二回目は、馬の体内で作られた血 清が、異物と見なされ、排除しようとするからだと聞きます。 二度目に咬まれたら、馬でなく、別な動物の体内で作った血清を 打った方が良いとも聞きます。

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回答No.2

NO.1 鴨部弾正 と申します。 補足,拝見しました。 抗体に関して,一部ご理解不足がお有りのように感じました。 人間(他の生物も)は,自身以外の生成物を体内に取り込んだとき,これを「異物」と見なして排除しようとします。この時血液中に抗体を生成し,異物を捕食し,体外に排出する働きをします。 タンパク質から成る蛇毒,蜂毒,ふぐ毒なども人体にとっては異物ですが,血清も解毒性を持つとは言え異物である点,例外ではありません。 最初の血清投与は毒物と解毒能力を得た馬の血液成分ですから,患者の体内には,両者に対する抗体が生成され,十分な回復能力を与えてくれます。しかし,一度抗体が作られると,二度目からは異常に大量の抗体が作られて,いわゆるアレルギー反応に繋がります。 特定食品に対するアレルギーも,花粉症,リューマチなどの疾患も,異常に増殖された抗体の過剰反応が,自身を攻撃することから引き起こされます。最初の血清投与がツベルクリンやインフルエンザ予防接種のように極く微量であれば,対応し得る抗体の生成も少量ですから免疫力を得たことになりますが,生物毒による中毒症状は極めて強烈ですから,その時に体内に作られる抗体も大量で,その為に過剰反応しやすくなります。 他の生物から得た血清に対しても,同様の反応が現れる訳です。 子供の頃,アシナガバチの巣を壊して蜂の子を採集していました。その頃は,蚊が刺したよりやや強い程度の反応でしたが,成人するに従って大きく腫れてくるようになりました。今ではミツバチに刺されてもかなり腫れてきます。ですので,蜂には特に気をつけるようにしています。スズメバチにやられたら,多分いちころかと覚悟しています。 と言ったあたりで,幾らかご理解頂けましたでしょうか?

その他の回答 (1)

回答No.1

1.毒蛇の毒の性質で,「神経毒」と「出血毒」が有ります。 神経毒は神経機能を麻痺させます。出血毒は血液の凝固を妨げ傷口から大量失血させます。 毒蛇の種類にもよりますが,大抵は神経作用と出血作用を兼備していますが,神経作用の方が大きいようです。 毒の成分は特殊なタンパク質ですから,これを分解する特殊な解毒成分以外は効果がありません。 服装や履き物に関しては,根拠の薄いおまじないか迷信です。 2.抗体反応を利用するものと解します。マムシ毒であるタンパク質の抗体を増やすことで,毒物への抵抗力を高めるものと理解しています。かなりの効果があります。 3.馬の体内で作られた血清が、異物と見なされ、排除しようとするから。 正しいと思います。やはり人体にとっては異物と見なされますから,強い抗体反応を起こします。強度のアレルギー反応で,時にショック死に至ります。 別な動物の体内で作った血清が正しい対応かどうかは,存じません。

rosace2008
質問者

お礼

kamobedanjohさん、補足の問いにお答え頂き、感謝致します。 抗毒素、血清の精製方について、お聞きしましたが、回答を頂き、 より理解を深める事が出来ました。有難う御座いました。

rosace2008
質問者

補足

kamobedanjohさん、回答を寄せていただき、有難う御座いました。 藍染、菖蒲が、マムシ避けには、参考にならないと判断して良いよ うですね。 二番目の質問、馬に弱毒化させた物を投与して、血清を回収すると言 った件に対して、確認と言った事でお聞きしたく思います。 「マムシ毒であるタンパク質の抗体を増やすことで,毒物への抵抗力 を高めるものと理解しています」 とkamobedanjohさんから回答を頂きました。 この方法は、具体的には、「抗毒素の作り方」と言う方法でしょうか? 以下のような方法で作る方法でしょうか? 「健康な馬に、毒を微量ずつ定期的に注射し、毒に対して免疫(抗体) ができるまで約半年続ける。馬の体内に充分な抗体が産出されるよう になると、その馬の血液を全て取り出す。その血液の中から有効成分 (抗体)を精製し、乾燥させて保存する」

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