• 締切済み

自分の好きな事をやるとは?

私は、以前働いていた会社の社長が大嫌いでした。 自慢話が大好きで、学歴からはじまり、会社の受賞歴、会社の特許数、有名な政治家と知り合い、海外の有名な王族とのツーショットの写真、長者番付に入った、等々をひけらかすのです。 外出して、自分がそれなりの扱いを受けなかった時は、会社に帰ってくるなり、激怒してその相手を散々にこき下ろします。 酒に酔うと全社員の前で、「アメリカの大統領から、真夜中に相談の国際電話がかかってくる」などと、誇大妄想を演説したこともありました。 私はその社長を反面教師にして、絶対にこのような人間にはならないでおこうと思いました。 ところが、最近ふと思いました。 自分も結局、その人と同じなんじゃなかろうかと。 私は、40代後半になりますが、仕事にしても趣味にしても、結構自由気ままに、自分のやりたいことをやらせてもらい、その点は非常に幸せだと思います。 ところが、自分のやりたいこととは、他人よりも優れていること、誉めてもらえること、勝ち誇れること、ばかりです。 やりたいことをやったのは、それが好きだからでは無く、他人から評価されるからやっていたのです。 やりたいことそのものが好きなのではなく、評価されることが好きだったのです。 よく、劣等感に苦しむ人は、他人と自分を比べるなと言われます。 しかし、優越感を持つ人も、他人と自分を比べるからこそ、優越感を感じています。 前者が悪くて、後者が良いとは言えないでしょう。 また、優越感に執着するのは、劣等感の裏返しとも言えます。 私自身、子供の頃から劣等感が強いが、得意な分野もあったので、その分野で一生懸命努力してきたつもりです。 しかし、こう考えると、一体全体、自分のやりたいこととは、本当は何なんだろうと、この年になって、考え込んでしまいました。 仕事上の目標がありましたが、それは、お客さんから感謝してもらったり、誉めてもらったりするから、それがモチベーションになって、ある時期、夢中になってその仕事をしました。 しかし、値段は買いたたかれて、結局何度やっても赤字でした。 その値段でなくては、競合他社に仕事を持って行かれるのです。 ある時ふと、次のような言葉を読みました。 「好きな事は金を払ってやれ。  しかし、嫌いなことをすれば、お金がもらえる。」 なるほどと思いました。 仕事の代価とは、評価の一種です。 言葉でいくら感謝されても、本当は大して評価されていないから、お金がもらえないのではないか。 お金としても評価されたいと思っているので、評価されなかった場合のモチベーションが下がるのでは無いか。 それ以来、その分野の仕事に対するモチベーションが下がってしまいました。 一種のスランプだと思います。 このスランプを乗り越えるには、どういった心持ちで臨めばいいのでしょうか。 自分の好きな事をやると言うのは、本当に良いことなのでしょうか。 自分の好きな事をやって、しかも、その代価を得ると言うのは、贅沢な事なのでしょうか。 長文にもかかわらず、最後までお読み頂きありがとうございました。

みんなの回答

  • ta_kuchan
  • ベストアンサー率24% (1287/5162)
回答No.5

読んでて 腑に落ちないとこが^^; >対人関係がからむ仕事や、趣味になると、 >どうしても優劣を競う気持ちが出てしまい、 >勝つと勝ち誇ったような気分になります。 これってさ 質問者様は 予算以上にお金を 使って(若干赤字とありました)作り直してるんだよね? 他の方は 予算内でやってるのでしょ? それって誇れるとこなんもないじゃん。 金かけりゃ 誰だって良い物は作れると思うよ。 予算より大幅にコストダウンして、 さらにより良い物を作った のであれば 誇れるとは思うけどね。 モチベーションをあげるには・・・・ 予算より(他の人)低コストで より良い物を作る という気持ちを 持つ事じゃないのかな。

kendon2012
質問者

お礼

再度のご回答ありがとうございます。 >金かけりゃ 誰だって良い物は作れると思うよ。 >モチベーションをあげるには・・・・ >予算より(他の人)低コストでより良い物を作るという気持ちを持つ事じゃないのかな。 おっしゃるとおりです。 しかし、残念ながらそのための実力と経験が、絶対的に不足しているんです。 そもそもが文系大卒で、営業で落ちこぼれたので、現場で十年程たたき上げた後、海外に出て自分の会社を作りました。 自分の会社を作れば、学歴関係無しで、良い物が納入できるかどうかだけが勝負です。 畑違いであろうが何であろうが、実力さえあればいいんです。 そう思って、途中から機械の設計製作に手を出したんですが、とりあえず物をでっち上げることはできました。 簡単な物から始めて、今は多少複雑な物まで、手探りでたどり着きました。 まずは、経験を積まなくては、と言うことで、多少安くても仕事を受けました。 幸い、お客さんからの評価は上々です。 ところが、それをどうやって安く上げるかというノウハウが、まだ無いんです。 それには、もっと経験を積むしかないんです。 あるいははったりを利かせて、高く受注するかですが、営業の落ちこぼれなので、その辺は苦手です。 そこで最近なんだか、めげてしまったんです。 会社には日本人が私一人だけなので、相談する相手もおらず、趣味の仲間にはこんな話はできず、ここで質問させて頂いて、色々なご意見をお聞きできるのは、嬉しい限りです。 ありがとうございました。

  • hi-sekai
  • ベストアンサー率41% (274/667)
回答No.4

私は、人生は楽しくなければ損だと思います。 楽しくしたいから、努力もするし、考えもするのだと思います。 幸せとは、頭が創り出すイメージだと思います。 モノやお金ではなく、幸せと感じる感性がキーポイントだと思います。 仕事とは自分の存在価値の確認でもあると思います。 存在価値を確認できるから、楽しくやりがいも感じるのだと思います。 存在価値の確認とは、他人からの評価ももちろん含まれるでしょうし、 単純に仕事に対する楽しみも含まれるでしょう。 「仕事での対価とは、評価の一種です。」と書かれていますが、 これを言い換えると、「対価=お金」ですので、 「お金は、評価の一種です。」と言い換える事が出来ます。 ビジネスはドライですので、評価とは、言葉ではなくお金=利益です。 特に経営者であれば、利益追求が会社存続のためには絶対に必要です。 利益追求がはじめに有りきで、それが自分の存在確認でもあり、 幸せや楽しみに繋がって行く事も有りなのではないでしょうか。 好きな事をやるとは、採算度外視とは違います。 言い方を変えれば、好きな事の追求と、利益の追求は別物です。 仕事の対価としての評価を、 利益ではなく、感謝とごちゃ混ぜにしている部分はありませんか。 利益ではなく、感謝を追求した事が原価割れという結果となってしまったのでは。 「好きな事は金を払ってやれ。  しかし、嫌いなことをすれば、お金がもらえる。」とは私も聞いた事があります。 ただし私の認識と質問者さんの認識とでは違う気がします。 「好きな事は誰でも自腹を切ってでもする。  人が嫌がる事は誰も好んでやらないので、そこにビジネスチャンスがある。」 そのように認識しています。 まとまりのない回答ですが、ご参考になれば幸いです。

kendon2012
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >特に経営者であれば、利益追求が会社存続のためには絶対に必要です。 そうですね。 その辺が、経営者として甘いのだと思います。 そもそもが、自分のやりたいことをやるために、会社を作ったので、よく考えてみると、今まで倒産せずにやってこれたのは、不思議と言えば不思議です。 よっぽど運が良いのかも知れません。 皆様にご意見頂いた結果、いいかげん趣味に走るのをやめて、利益追求の方にシフトしようと思い直した所です。 質問文の冒頭に書いた、私の嫌いな社長の方が、経営者としては何百倍も立派でした。 欠点もありましたが、利益追求に関しては、非常に優秀でした。 もっとも、その会社は、その地方では超ブラック企業として有名ですが。 >利益ではなく、感謝を追求した事が原価割れという結果となってしまったのでは。 まさしくその通りだと思います。 質問をしてみて良かったです。 八方ふさがりの様な気分でしたが、何となく身動きができるようになってきました。 ありがとうございました。

  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11113)
回答No.3

年上の方に失礼なことを申し上げるのは気が引けますが、質問者さん自身をひとつの商品として考えてみれば失敗(といっていいかどうかは分かりませんが)の理由が明らかになると思います。 もし自動車だったとして、同系車種より値段が安ければお客さんには喜ばれるでしょう。しかし、お客さんは値段だけを見て車を選ぶでしょうか。ステップワゴンじゃなくてセレナにした理由は?それは例えば「見た目カッコイイ」のようなデザインだったり、「車内がよくレイアウトされていて使い勝手がいい」だったり、あるいは「車としての性能がいい」だったりするわけです。当然のことながら、「こっちのほうが値段が高いけど気に入った」ってことも多々あります。 仕事をやったときに買い叩かれるってことはよくあると思います。私も似たような経験をしたことがあります。だけど、安いから選ばれたというのはしょせん安さにしか付加価値がなかったということだと思います。同じ値段にしたときに選ばれなかったのは、それが世間の評価であったのだと思います。 お客さんには「値段が安い」ということで喜ばれていただけで、そういう意味では自分のブランド構築に失敗してしまったのが痛かったのだと思います。失礼ながら、牛丼屋さんと同じだったわけです。値段の安さを売りにしたら「貧乏人が食べるもの」というブランドイメージがついてしまって、値段を上げたくてもお客さんに選ばれなくなってしまったのです。 お客さんに感謝されるのはとてもモチベーションになることだと思います。ただ、それは「安かったから嬉しい」ではなく「あなたに頼んだらこんないい仕事をしてくれたから嬉しい」というふうに思ってもらわないといけないのではないでしょうか。「よい仕事を提供したい」のではなくて、「虚栄心を満たしたい」で仕事をしていたから行き詰まってしまったのではないでしょうかね。 あと、「好きなことをやる」のと「好き勝手にやる」のは似て非なるものだと思います。サッカーや野球のスター選手だって好き勝手にやっていたらだいたいチームを追われます。

kendon2012
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 率直に言って頂き、嬉しいです。 ブランドの構築に失敗したとは、その通りだと思います。 実は、その仕事に新規参入して、ブランド構築の途中で、めげてしまったというのが実情です。 No.1の方のお礼にも書きましたが、作り込み過ぎて、過剰品質になった結果、原価割れするのです。 ですから、  (1)好きな事をやっても、お金にならないのではないか →(2)なぜお金にならないのに好きな事をやるのか →(3)誉めてもらえるから、感謝されるから →(4)誉めてもらえなかったら、やる気にならない →(5)それじゃ、嫌いだった社長と同じじゃん と考えたわけです。 つまり、「良い仕事を提供したい」のは、「虚栄心を満たしたい」からだったのではないか?と言うことが、悩みの種なのです。 エロエロイクイク(^^)さんのおかげで、考えが整理されてきました。 ブランドが完成するまで、諦めずにその仕事を追究するか、それとも、ブランド完成は道楽なので、もっと地道な仕事の方を優先するか、自分で判断するしか無いようですね。 しかし、宜しければ、さらに皆様のご意見をうかがいたいと思います。 ありがとうございました。

  • alterd1953
  • ベストアンサー率20% (239/1173)
回答No.2

これから苦手なことでも、興味があることはされたら良いんじゃないでしょうか。 苦手が克服出来ると、得意なことが出来た時より嬉しいですよ。

kendon2012
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 おっしゃるとおりですね。 じつは、私は、結構苦手な事に取り組んできました。 高校の頃、英語が苦手で、克服しようと英語を一生懸命勉強しているうちに、英語が好きになったと勘違いしました。 そして、語学系の大学に入学しました。 しかし、周りは元々英語大好き人間ばかりでしたので、その中では、すぐに落ちこぼれました。 元々好きではなかったことは、ある程度は頑張れるが、長続きはしないものだと言うことを、とことん味わって来たのです。 20代は、その連続で、何度も進路を間違い、何度も挫折してきました。 その結果、やはり好きな事をするべきだと悟ったのです。 その後、好きな仕事で起業し、12年間、何とか会社を潰さずにやって来ましたが、ここへ来て、急にモチベーションが下がったので、相談させて頂いた次第です。

  • ta_kuchan
  • ベストアンサー率24% (1287/5162)
回答No.1

考えすぎだと思うけど・・・ 自分の好きな事はしたら良い。 その結果 人に賞賛されるなら それに越した事はないが それを自分から求めるのであれば それは好きな事じゃないんだよ。 本当に好きな事ってのは 人にどう思われようが 関係ないんだよね。 そこを勘違いしているから 悩んでるんじゃないのかな。 >自分の好きな事をやって、しかも、その代価を得ると言うのは、贅沢な事なのでしょうか。 本当に好きなら代価や賞賛を求めるものではないって事。

kendon2012
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そうですね。 好きな事はしたらよいと思います。 例えば私は、読書が大好きですが、これは放っておいてもやります。 しかし、対人関係がからむ仕事や、趣味になると、どうしても優劣を競う気持ちが出てしまい、勝つと勝ち誇ったような気分になります。 相手もいい気持ちがしないと思います。 >本当に好きなら代価や賞賛を求めるものではないって事。 そうなんです。 私も最初はそう考えていました。 しかし、仕事上で趣味に走ってしまい、好きなもんですから、受注後に、つい作り込みをしてしまいます。 つまり、お客さんの予想を上回る物を作ってしまうのです。 しかし、既に金額が決まっていますので、それは私が勝手にやったことであり、その追加分の金額は出ません。 かといって、当初の形では不安があったり、自分で納得いかなかったりするのです。 その分を見越して、最初から金額の上乗せをすると、金額面で他社に負けるので、受注できません。 そして、結局赤字になります。 赤字の仕事ばかりしていれば、会社が成り立ちません。 要は、まだまだ経験不足であり、コストパフォーマンスが良くないということなのです。 そこで、このまま好きな事を続けてもいいのだろうかと、悩んでいるのです。 質問の内容が整理されていないようで、すみません。 また、後出しになってしまったようで、すみません。

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