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史記に登場する劉邦が退治した大蛇について
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劉邦が大蛇を切り、何者かが「大蛇は白帝の子で、殺したのは赤帝の子だ」という内容のことを言ったという逸話は史記の「高祖本記」に書かれているのが有名ですが、史記の「封禅書」にも同じような記述があります。 その「封禅書」には、秦王朝が襄公の頃から白帝を祭っていたという記述があり、それには白帝は上帝の仮の姿だと説明する逸話が含まれています。 中国で上帝というと、信仰の対象として祭られる「神」のようなものであって、特定の人物ではありません。 (「白帝」という名は、五行思想で西の色は白なので、西を司る者としてつけられたのでしょう) それらを踏まえると、高祖本記などに出てくる「白帝の子」が特定の人物を指すと考えられるのかは疑問といえるでしょう。 強いて言えば、秦王朝の命運といったところでしょうか。 参考:中国古典選20 史記三(朝日文庫)
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