内閣は国会に対して連帯して責任を負う
- 内閣の責任についての起源について知りたい。
- 「○○は、△△に対して責任を負う」という表現の意味について教えてください。
- 「責任を負う」という言葉の起源や用法について詳しく教えてください。
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内閣は国会に対して連帯して責任を負う」表現の起源
「内閣は国会に対して連帯して責任を負う」という表現があります。 このように、 「○○は、△△に対して責任を負う」 という場合、 「△△、○○に対して、不信任したときに、○○は解散する」という意味になるようです。 (省庁長官は、大統領に対して責任を負う、など) この「責任」あるいは「責任を負う」という用語は、どこからきているのでしょうか? 日本語の用法として、自然ではありませんし、昔からあった用法のような感じもしませんし、 素人の推測ですが、英語のliable か、ドイツかフランスの相当する単語かからの日本語訳としての用法で、その国の法律などで使われていたものだったのだろうと、考えたりします。 実際のところ、教えてください。 よろしくお願い致します。
- spongetak
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国会に対する内閣の責任は、解散だけではありません。 解散は責任の一部です。 それはともかく、責任というのは明治になって、欧米の 言葉を翻訳する必要に迫られて造られた、和製漢語です。 英語のresponsibility の翻訳語ということだそうです。 尚、責任という語は多義的で、使われる面によって 意味が異なります。 例えば、民法で責任というのは、財産が引き当てになって いることを意味しますし、刑法で責任とは非難可能性を 指します。 ちなみに、中国共産党宣言は、和製漢語が沢山使われて おり、これ無くしては成り立たないそうです。 社会主義、共産主義などというのは和製漢語です。
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- kqueen44
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日本国憲法第66条3項 内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ 日本国憲法第69条 内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない 特別に「責任を負う」=「解散する」という解釈が成り立つわけではなく、個別の条文の組み合わせによってそのような状態になるということです。 (大日本帝国憲法第55条第1項) 国務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其ノ責ニ任ス 明治時代に既に「大臣と責任」という言葉も出てきているので、大戦後の影響ではないと思われます。 草案はヨーロッパの影響からだとは思いますが、もしかしたら儒教的な文化かもしれません。
お礼
ありがとうございます。大日本帝国憲法での表現その他、勉強になります。
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お礼
なるほど、「責任」という言葉自体が、そもそも輸入概念対して作られた言葉なんですね。いろいろ勉強になりました。基本的に、responsibility とパラレルな概念として、法律上使われていると理解しました。 ありがとうございます。