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大陸棚限界委員会?
沖の鳥島の大陸棚を国連の大陸棚限界委員会が拡大勧告したとの事ですが、大陸棚が拡大して認められるというのはどういう事ですか?何かいいのですか?韓国や中国は非難してるようですが…
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「ここは日本の大陸棚です」と認定されると、排他的にそこの資源開発が可能となりますね。 簡単に言えば、領土が増えるのと一緒なわけです。 まあ、昔から深海海底には「マンガン団塊がゴロゴロしている」なんてことは分かっていたのですが、最近、日本近海の海底にはさまざまな資源、れいの燃える氷とか、レアアースなどが眠っていることが確認されていますので、それらが日本の物だと公認されたのと同じ効果があるわけです。 とりわけ、中国は「沖ノ鳥島は、島ではなくて岩だ。ゆえに領土ではないし、領海や経済水域を考える基準点にならない」と主張してきました。 今回、沖ノ鳥島方面へ大陸棚が伸びたらしいですね。 まだ私も理屈をよく調べていないのですが、沖ノ鳥島が日本の島であることが、大陸棚延伸の根拠になっているらしいのです。 とすれば、中国の主張は、国連の機関によって否定されたことになりますので、当然中国は反発します。 韓国も中国と同じ事をいっていたかどうか記憶がはっきりしません。 韓国も小さな岩礁を韓国領だと主張して中国と争っているので、言えたギリではないのですが、沖ノ鳥島については韓国も中国と同じ事を言っているかもしれません。 言っているとすれば、韓国もこのことについて反発するでしょう。 さらに、中国・韓国の大陸棚は、日本列島の存在によってブロックされ、拡大ができない状態になっています。 中国大陸を上にした地図を見ると、そのことがよく分かります。 したがって、日本の領土が拡大していくのを見ているしかなく、面白くない。 その点からも、反発は強いものとなっています。
お礼
詳しい回答有難うございます。別に中国に迷惑かけてる訳じゃないんですよね?なんで文句ばっかいうんでしょう