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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:スーチー女史への評価)

スーチー女史への評価

HAL2(@HALTWO)の回答

回答No.1

彼女が政権を執って国を乱したわけではないですし、彼女は 1990 年以来軟禁状態にあって大衆を扇動する組織作りなどできなかったのですから、Myanmar の混乱を彼女の功罪に数え上げるのは難しいのでは? と考えます。 確かに民主・自由主義が根付くかどうかも判らない社会に西洋の政治理念を持ち込もうとしているという見方はできますが、持ち込んで混乱させたわけではないのですから・・・。 それが無用の混乱を招くようでは彼女以外の誰かが明治維新直後の日本のような緩衝時期を作り出すような体制を目指すでしょうし、それを受け入れるか否かは Myanmar 国民の責任であり、私達に彼女の功罪を問うことはできないだろうと思います。 彼女の Nobel 平和賞受賞理由はあくまでも「国民選挙で大敗したにもかかわらず、政権移譲を拒否して「顔はやばいよ、Body やんな、Body を・・・古いか(笑)」とばかり彼女を軟禁し、彼女の国民民主連盟による民主化運動を徹底的に弾圧した軍事政権に対して非暴力民主化運動の理念を貫いた」姿勢に対して Nobel 財団が平和賞に値すると判断したものであって、彼女の政治的手腕や国策の評価は実行されていない以上、評価のしようがないのではないでしょうか? ちなみに彼女が国内民主化同士達と国民民主連盟を組織したのは 1988 年の騒乱である 8888 蜂起の真っ最中であり、彼女が 8888 蜂起を扇動したわけではないでしょう。・・・それまでは海外にいたのですし、海外から国内の分子を導く力もなかったでしょうし。 確かに国民民主連盟を組織の顔に祭り上げられて Nobel 平和賞を受賞した有名な思想家(?) ではあるのでしょうが、政治家としての実務に於いて優秀かどうかの評価は白紙状態であり、軍政時に於ける混乱の罪を彼女に求めるのは無理だろうと思いますよ。 果たして Myanmar に民主化が根付くか、それとも諸外国に見られるように汚職に塗れて政権交代する度に旧政権関係者が不正な蓄財を訴えられるような社会になるのかはこれからを見定めるしかないのでしょうね。

isoken
質問者

お礼

丁寧な御回答を頂き、恐縮です。 若干の見解相違はありますが、貴方の御回答は充分に私の想定の範囲内、ただどうでしょう、私が考えるスーチー女史の存在は、ミャンマーにとってある意味「諸刃の剣」の如きもの。 言い方を変えれば、時として善なるはずの存在が、その先進性或いはその他の理由を以って、大いなる罪悪・弊害となる可能性を否定出来ない事は、幾多の歴史がいみじくも示しております。 そしてそれ以上に、西欧風民主主義の信奉者として各種メディアがクローズ・アップ、あまつさえノーベル平和賞を付与し、アジアの僻地に於ける民主化運動の象徴として持ち上げる事に関し、そこに感じられる何等かの意図に対して、違和感を禁じ得ないというのが正直なところ。 >それまでは海外にいたのですし、海外から国内の分子を導く力もなかったでしょうし。 名門の出の彼女が国内事情に疎かった点、そこが最も重要であったと考えます。 >果たして Myanmar に民主化が根付くか、それとも諸外国に見られるように汚職に塗れて政権交代する度に旧政権関係者が不正な蓄財を訴えられるような社会になるのかはこれからを見定めるしかないのでしょうね。 先ず前提として、私個人は必ずしも「民主化=善」という図式で捉えておりません。 飽く迄も地域事情に即した政体が好ましいものと、まあミャンマーに関しては近い将来その答えが出るのでしょうが。 そしてもう1つ、今尚軍事政権と称せられるが、現テイン・セイン大統領が持つ柔軟性とある種のしたたかさは秀逸、そしてその方向性を、私としては肯定的に捉えております。

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