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課題分析票について

ケアマネージャーなどが使用している課題分析票について学びたいと思っています。 課題分析票は様々なものがあり・・・  (1)MDS-HC  (2)包括的自立支援プログラム(3団体ケアプラン研究会方式)  (3)ケアマネージメント実施記録様式(日本社会福祉士会方式)  (4)生活7領域から考える自立支援アセスメント・ケアプラン(日本社会福祉士会方式)  (5)日本訪問看護振興財団方式                などなど・・・ どの課題分析票を選び学ぼうか迷ってしまいます。 実際に使用しているケアマネージャーさんなど、課題分析票について知識のある方にお尋ねしたいです。 どの課題分析票が理解しやすく、使いやすいのか、 またよい参考書や著書、ホームページ等についてご存知でしたら教えて下さい。 ちなみに私は、課題分析票は見たことも触れた事もない ド素人です。

質問者が選んだベストアンサー

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  • eightfoot
  • ベストアンサー率82% (19/23)
回答No.2

アセスメントの主な目的は、利用者の状態を客観的・専門的に把握する事で、如何に適切なサービスを効率よく行うかということですよね。ですから、  ・居宅介護支援の提供  ・入所(入院)者へのサービス提供  ・通所・訪問サービスの提供 など、その目的や専門性によって、チェックしたい項目にも開きが出てくるであろう事は想像できると思います。 では、それぞれのアセスメント方式の特徴ですが、 ●MDS-HC方式,CAPs(インターライ日本委員会) 米国のナーシングホームで義務化されたMDS-RAPsを元に開発されたもので、HCはHomeCareの略。在宅、施設ともに活用可能。特徴として、MDS-HS(アセスメント表)で情報収集し領域選定表にてトリガーを確認。該当領域についてCAPs(ケアプラン指針)により課題の検討という課程を辿る事によりプラン作成されるため、パソコンにアセスメント情報を入力するだけでプラン作成が容易に出来るらしい。 ●包括的自立支援プログラム(介護療養型医療施設連絡協議会・全国老人福祉施設協議会・全国老人保健施設協会) 上記三団体が施設ケアの立場から協力開発在宅ケアへの視点をも取り入れ、要介護認定における「介護サービス調査票」が、アセスメント票として関連付けられるのが最大の特徴。。全ケアを網羅する「ケアチェック表」により、複数の職員が一人の要介護者に対して一定のケア内容を提供するには有利…かもしれない。 ●生活援助を基礎とした自立支援アセスメント・ケアプラン(日本介護福祉士会) 要介護者の生活全体を「衣・食・住・体の健康・心の健康・家族関係・社会関係」の7領域に分類し、更に領域を46項目(変わってるかな?)に細分化して捉えることで把握する。介護福祉士(ホームヘルパー)の活動実践から生まれたもの。記述が多いため、チェック方式では得られない細かいニュアンスを表現できそうだが、文章を書くのが苦手な人には不向きかも…。 ●ケアマネジメント実践記録様式(日本社会福祉士会) 現場の各種専門職と研究者によるチームで、多職種の協働・連携を前提に開発・検証・改訂してきたものを、介護保険対応版として基本調査項目を使用してスムーズにアセスメントできるようにしたもの。チェック項目の他に「本人・介護者の意見・要望」と「アセスメント担当者が把握した問題」の記述欄があり、トータルなニーズ把握が可能。課題とその緊急度に応じた対応レベルを要約表(居宅用・在宅用)にまとめ、プランに反映するか否かを整理。権利擁護にも触れられており、個人的には好きなのだが、アセスメントに時間がかかり過ぎる感がある。 ●日本版 成人・高齢者用アセスメントとケアプラン手法(日本訪問看護振興財団)成人から高齢者まで、幅広い層を対象と出来る。要介護認定の調査項目を包含しており、短時間でアセスメントが行えるとのうたい文句があるのだが、実際は細部(ターミナルケアに関するものもある)に渡る調査項目(300以上?)があり、とても短時間では無理。ただし、3回までのアセスメントを並列で記入でき、経過を明らかに出来る点が特徴的で優れているように思う。 ●居宅サービス計画ガイドライン(全社協・在宅版ケアプラン作成方法検討委員会) 星座理論で有名な白澤政和教授を委員長に、全国在宅介護支援センター協議会、全国デイサービスセンター協議会、全国ホームヘルパー協議会、日本社会福祉士会、全社協・地域福祉推進委員会(市町村社会福祉協議会)、全国老人福祉施設協議会が構成団体となり、介護保険に対応する在宅のケアプラン作成のためのアセスメント手法として開発。要介護認定調査項目が、そのままアセスメント様式となっているので、特定の様式を使う予定のない方が、とりあえず勉強しておくには最適と思う。(但し、hiromu58さんのところで、取り入れているかどうかが問題かな?) 以上ですが、実務的には全ての方式が面倒なので、どれかを使っても全てを記入しなかったり、自分なりにもっと簡素な方法を模索する事になるでしょう。そんな訳で、実務研修での選択はどれでも良いような気がします。(;^^A

hiromu58
質問者

お礼

ご丁寧なご説明ありがとうございます。 ん~迷います・・・

その他の回答 (1)

  • pikasan
  • ベストアンサー率45% (5/11)
回答No.1

こんにちは。私は今介護老人施設で働いているケアマネです。私たちの施設では、包括的自立支援プログラムの様式を使っています。特養なので、この様式がいいのかなとも思います。私は看護師の資格を持っていますので、ケアマネの実務研修の時は、訪問看護・・・で研修を受けました。ただ、この様式ですとチェック項目が非常に多く、時間がかかったのと、医療についての専門的知識がないと難しいと思います。MDSもチェックするところが多かったような気がします。特にこれじゃなきゃいけないというのはありませんが、その職場であっている様式であればいいんじゃないかと思います。

hiromu58
質問者

補足

お返事ありがとうございました。 私も看護師の資格を持っています。 今年、ケアマネージャーの実務研修受講試験に合格しました。実務研修までに課題分析票について自己学習しなければなりません。 しかし、今の勤務先は介護保険の適応病院ではなく、全く課題分析票に触れたこともありません。  特老なので、この様式がいいかなとも思います。・・と お返事して頂いてますが、なぜ特老ならその様式がいいのでしょうか??    すいません・・・初歩的な質問でしょうがよろしくお願いします。

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