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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:インフレと金利)

インフレと金利

covanonkiの回答

  • covanonki
  • ベストアンサー率48% (219/448)
回答No.8

>私が言いたかったのは、そういう過去の経験も踏まえて、今となっては、そのようなバカな >ことはしないという意味です。 >ハイパーインフレになる前に引き締めを行えば、ハイパーインフレは防げます。 ハイパーインフレの事例はそのくらいハイパーインフレが起こりにくいという例としてあげ たものですから、あまり気にしないでください。 >強制的にではありません。日銀が通貨供給量を増やせば、自然と物価は上昇します。 後述の日銀に関する事例と内容が重なるのですが、もし本当に通貨供給量を増やしただけで 自然と物価が上昇するのなら、既に物価が上昇していても不思議ではありません。 なぜならば、既に日銀は様々な方法を使って通貨供給量を増やしているからです。 前回ご紹介した質問への回答の中から引用します。 <引用> ・政策金利の緩和(0%金利) ・預金準備率の軽減 日銀が直接行える金融緩和といえばこの2点くらいしかないのではないでしょうか。 どちらも既に日銀は実行していますね。 また ・市場からの金融商品の強制的な買い取り(買いオペ) も考えられるかと思いますが、これも既に日銀は毎月1.4兆円ずつ定期的に実行していま す。リーマンショック後、2000億円引き上げられてこの額になっています。 これ以外に、日銀が単独で市場に行える金融緩和政策はないのではありませんか? 東北大震災の折には、1週間で合計82兆円の買いオペも実施していますし、さらに政府にも 働きかけて、G7諸国と連携した為替介入も実施しましたね。 <引用終わり> あなたと同様、ご紹介した質問への回答者も記されていますが、これ以外の日銀が取りうる べき金融緩和として、「日銀による国債の直接買い取り」をこれ以外の金融緩和の方法とし て記されていますね。 ですが、金融緩和だけが本当に物価上昇をさせるために必要なのなら、既に物価が上昇する 何らかの兆候が出ていても可笑しくないのではありませんか? それだけの金融緩和を日銀は行っているはずです。つまり、日銀が金融緩和を行うだけでは なく、セットで日銀が市場に増やした資金を銀行から非金融機関に流すだけの政策が必要な んです。 これがなければ、日銀による国債の直接買い取りを行っても全く無意味です。 純粋に流動性の高い資金を増やすだけであれば、何も国債の直接買い取りを行わずとも、日 銀が任意に行える発行済み国債の市場からの買い上げ=買いオペで十分ではないですか? それと、政府が国債を市中銀行に買い取らせるには買い取らせるだけのわけがあります。 あなたは >まず民間銀行に買い取らせるということですが、それでは民間銀行から企業にお金が回ら >ない限り民間の非銀行部門の貨幣の量が変わらないです。日銀が国債を直接引き受けて、 >新たに紙幣をすれば、直接的に民間の非銀行部門にお金がわたる。 とお考えのようですが、国が国債を市中銀行に買い取らせるということは、銀行や企業が内 部保留したまま、市場に還元しようとしない資金を政府が吸収し、これを再度市場に再配布 するという意味があるんです。 国債も資産ですし、利息がつく分、日銀券よりも資産価値がある資産です。 日銀の資産に占める国債の割合などたかがが知れていますから、これが国債であろうが、日 銀券であろうが、市場に勢いさえあれば金融緩和を行おうが行うまいが、資金は流動します。 資金が動かないのは政府に資金を動かすための明確な政策がないからです。 それと、インフレ率の件ですが、これを政府が設定している国で、政府の思惑通り動かせて いる国が果たしてどのくらいあるでしょうか。その国のGDPの規模は? もし、これを国が国の思うままにコントロールしている国があるとすれば、(たとえば銀行 を政府が直接コントロールするなどして)、それは民主主義国家ではなく、共産主義国家で はないでしょうか。中国に代表される。(中国は政府が共産主義で市場が資本主義であるか のように思われますが、やっている事はあからさまに共産主義の制度そのものです。) これらの国々が取りうる手段を、日本が同様に行えるとはとても思えません。

satuchiko
質問者

補足

たびたびの回答ありがとうございます。 >日銀が直接行える金融緩和といえばこの2点くらいしかないのではないでしょうか。 >どちらも既に日銀は実行していますね。 まず、ゼロ金利政策ですが、今はやってないですよね? 去年10月からの包括的金融緩和は当時はニュースで実質ゼロ金利などと言われてましたが、よくよく見れば、違います。説明は省略します。個人的には、「金融緩和政策してるよ。でもデフレは解消されないでしょ」って日銀が言うために行ってるんじゃないかなぁという感じがします。 預金準備率についてはここのところずっと変わってませんよね?まぁ金融政策としてあまり意味をなさなくなったということもあると思いますが。 金融緩和策としては、有価証券を買うこと(買いオペ)などもその一つですよね。挙げられた2つだけじゃないと思います。もちろん国債の買いオペもしかり。 >なぜならば、既に日銀は様々な方法を使って通貨供給量を増やしているからです。 これはみなさんよく言われることで、経済学部の友人に話を聞いたときにも言われたので、そう教わってるみたいです。 でも、2000年代の量的緩和の時に、消費者物価指数が前年比上昇率が4ヶ月連続して0%以上になったとして、量的緩和をやめましたよね。そもそも、CPIには上方バイアスがかかり、しかも2006年はもっとも上方バイアスがかかりやすいときであったことを考慮すると、この判断は明らかな間違いであるといえます。日銀が物価の安定と考えているインフレ率0~2%を考えるなら、せめて1%を超えないといけなかったと思います。つまり、量的緩和はもっとしなければならなかったと言えると思います。 リーマンショックの後も、もちろん日銀もBSの拡大をしましたが、各国に比べればその量は少なかったと言えます。 私の意見としては、通貨供給量を増やしていることは否定しないが、それが不十分であると思うのです。効果が小さい程度にしか金融緩和をしていないと。 http://gendai.ismedia.jp/articles/print/1135 >それと、インフレ率の件ですが、これを政府が設定している国で、政府の思惑通り動かせて >いる国が果たしてどのくらいあるでしょうか。その国のGDPの規模は? インフレ目標を設定している国は世界で44か国ぐらいだと思いますが、アメリカも実質的にはそうみていいとおもいます。インタゲ主唱者のバーナンキさんが議長ですから。。アメリカのインフレ率の推移をみていると、0.5~4%程度で推移しています。マイナスになったりはしてないですよね。完全とは言いませんが、ある程度はコントロールできていると思います。 >資金が動かないのは政府に資金を動かすための明確な政策がないからです。 それも一つの原因でしょう。まったく同感です。 >たとえば銀行を政府が直接コントロールするなどして 私はそんなこと主張していません。ただし、政府と中央銀行で目的を共にしないといけないと言っているだけです。そのためには、法律的に縛りがあったほうが中央銀行が目的すらも好き放題できてしまうのではないかと思うわけです。

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