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放射性物質とレントゲン検査との比較説明
今回の原発事故から発生する放射線被曝の安全性を国や専門家たちが放射線量を基準にして説明するときに、レントゲン検査やCTと同次元で放射性物質の安全性を比較していますが、レントゲン検査などは一過性の瞬間的なもので体を通り抜けてしまうものに対して、放射性物質の場合は人体や土壌、水などに堆積して放射線を出し続け、長い物で半減期が30年にも及ぶ物があると理解していますので、同レベルで比較して安全性を強調することに大きな疑問を感じています。いかがなものでしょうか。
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〉長い物で半減期が30年にも及ぶ物があると理解してます ↑イイエ、半減期の長い物は数万年から数億年の放射性物質があります。(プルトニウムやウランなど) ただ、報道された拡散したとされる主な放射性物質は、セシウムやストロンチウム及び放射性沃(ヨウ)素です。 そして、セシウムとストロンチウムは粒子として拡散、放射性沃素はガス状として拡散する性質があります。 これ等の放射性物質の半減期がセシウムとストロンチウムが約30年間という事です。 ただ、セシウムとストロンチウムは大変重い物質なので粒子と言っても遠くに拡散し難く、原発事故現場付近に落下する物が殆んどのはずです。 拡散し易いのは、ガス状になる放射性沃素です。 放射性沃素の半減期は8日間と言われてます。 この為、巷では沃素を含む昆布を食べると放射線予防になると噂(←デマ)されてますが、沃素は甲状腺に集まり易いので、甲状腺癌になる可能性があると言う事です。 その為、予め安定沃素を満たしてれば、放射性沃素が集まる箇所がなく直ぐに体外に排出されるので、沃素が放射線被曝に効果があると言われてるのですが、昆布に含まれる安定沃素は微量なのでよほど大量に摂取しないと効果がないのです。 怖いのは、ストロンチウムで骨髄に集まる性質があり白血病になる危険性があります。 また、セシウムは全身に回るので、様々な癌を誘発する恐れがあります。 但し、原発事故現場周辺でなければ粒子を大量に吸い込むことはあり得ないですし、微量ならコンクリートなどに含まれる天然ラジウムの放射性物質は怖くないのか?になるのです。 問題になるのは、放射線量です。 一度に大量の放射線に曝されると(被曝)DNAに損傷を与えるので怖いです。 それが、たとえレントゲン検診のような一過性のものであってもです。 半減期が30年とされる放射性物質が大量に拡散されたとしたら、その地域の放射線量は減らないはずですが、報道では減少してるのですから、半減期の短い放射性沃素の影響を受けたと考えるのが妥当なのです。 そして、その量は極めて微量だと言う事です。 自然界に存在する放射線量の数倍程度は許容範囲で人体に影響を与える恐れがある量の数万分の1なので、安全性を強調出来るのです。
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- k_kota
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確かに、放射線と放射性物質をまぜこぜにしている感じはあります。 比較対象として妥当ではないと言うのはその通りだと思います。 ただ、データが無いのであれば情報としてはこれが限界であって、それをマスコミが精一杯分かりやすく表現してこうなっている可能性はあります。 実際何がどれくらい飛んでるのかは情報欲しいですね。 まあ、報道したら一部がパニック起こして状況悪化しそうな気もしますけど。
お礼
ご回答をいただきありがとうございます。確かに正確なデータが出されて報道されたら大勢の人たちが相当パニックになるかもしれませんね。
- kokubosino
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ああ、説明が理解されていないのですね (^_^; レントゲンが1回利用されたのを単位にして比較してるんです。 レントゲンも30年間毎日利用したのなら危険です。 判りますか?
- yasuto07
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あなたの考えどおりでよろしいと思います。 専門家たちはいたずれに、混乱しないよう、勤めているだけです。
お礼
ありがとうございました。いたずらに混乱しないように努めていたのですが、外資系の会社に勤めている友人が家族を引き連れて急遽東京から関西方面に脱出したことを聞いて、回りが騒ぎ始めたことをひしひしと感じています。
お礼
ご回答ありがとうございました。半減期が数万年から数億年もある放射性物質があるなんて驚きです。このような恐ろしい放射性物質を作り出してばら撒かれることは考えただけでも身の毛がよだちます。たとえ微量であっても恐ろしい物質であることを今一度心にとめたいと思います。