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原発・放射性物質の放射線距離について

 質問させて下さい。汚染された衣類、物などの扱い(特に距離)に生かすために質問させていただいております。  放射性物質は放射線を出し、遺伝子を破壊するというのが問題と理解しております。  医学で使用するような放射線は、それを感知しなければならず、線源から比較的遠い距離に届くと考えます(レントゲン、シンチグラフィなど)。  今回放出されたような放射性ヨード、セシウムはどのくらいの距離の放射線を出しているのでしょうか。汚染された衣類、物からの外部被ばくはそれほど心配いらないのでしょうか。なかなか正確な値はデータがないと思いますので、私見でも結構ですので御指導いただければ幸いです。  

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

汚染された衣類は洗濯して (つまり大量の水で薄めて最終的には海に出す) 洗う前の洗濯物に触れた手も洗えば問題はない筈です。 御質問にあるヨウ素131 及びセシウム137 はベータ崩壊 (ヨウ素131 は準安定状態のキセノン131 にベータ崩壊後、ガンマ崩壊で安定化する) による放射線であるベータ線を出しますが、その透過力は非常に弱く、通常は数mmのアルミ板や1cm程度のプラスチック板で十分遮蔽できるものですので、よほど強力な放射線量でもない限りは皮膚内部まで浸透して臓器を損傷させるようなものではありません。 むしろ留意すべきは衣類などに付着した放射能 (放射性物質) による外部被爆よりも呼吸や飲食によって体内に取り込まれた放射能による内部被爆で、洗い流せば消える外部被爆とは違って、新陳代謝で幾ら細胞が修復されても常にその側から焼き尽くて遂には異常細胞 (癌細胞) の増殖を促してしまう放射能の量は外部被爆量よりも遙かに少ない量で済むことからも充分に注意する必要があるかと思います。 食品から受ける放射線量については http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/servlet/food2_in に詳しい説明があり、 内部被爆に関しても (全文を読むのは大変ですが) http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/index.html が公開されています。 特にヨウ素 131 やセシウム 137 のベクレル値から経口摂取と吸入摂取別にシーベルト値を計算できる http://radiation.fxsearch.biz/index.php は、大きなベクレル値を示すことで人目を引く「野菜から高濃度の放射能!」とかの報道数値に「本当はそれくらいの影響があるの?」と疑問を抱いた際には便利なページですので、ブックマークしておくとと良いですよ。

yuuichiai
質問者

お礼

HALTWO様ありがとうございます。 非常にわかりやすかったです。 今回の原発事故においては、 呼吸、摂取による内部被ばくが問題で、外部被ばくはほぼ問題ない。 また、 衣類などを洗い流すというのも外部被ばくを防ぐというよりは、それを吸い込み、 内部被ばくとなってしまうのを防ぐ    ということですね。 ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • Mumin-mama
  • ベストアンサー率45% (1140/2503)
回答No.2

質問に対する回答ではないのですが、放射線被害について良く分かるサイトです。  1~13まであります。どのように子供を守るかが分かります。 http://www.youtube.com/watch?v=PHR8MyUy04w&feature=related 核戦争防止国際医師会議(IPPNW)が放射能被害に合った地域の事故後~現状のチェルノブイリの被害を報告した日本語訳です。 http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/blog-post_17.html

yuuichiai
質問者

お礼

ご回答誠にありがとうございます。参考にさせていただきました!

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