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優先席を譲るべき?優先席に関する私の考え
garakutahouseの回答
あえてこのような(反感を買いやすい)質問をされたことに敬意を表します。 そして、一部のお年寄りに優先意識を振りかざしすぎる方がいることも事実だと思います。 しかし、「『疲れ』と『老い』を比べることがそもそも妥当なのか?」という疑問があります。 一つには、お年寄り以外に「老い」を経験された方がいないからです。 ティッシュを耳に詰め、難視めがねをかけ、軍手をはめるなどの疑似体験はできますが、関節の痛みなどは当人しか分からないところが大きいですよね。 そして現代人の疲労は蓄積する一方だとしても回復できるものですし、一方老化は目下のところ不可逆的です。 東アジアの儒教的な精神とは別にしても、常に大変な状況の方に譲りたいと私は考えます。 少し視点を広げます。 シルバーシートは優先席、すなわちハンディキャップのある方に優先するように設けられています。 そしてハンディキャップのある方には、大変暮らしにくいのが日本です。 世界一暮らしやすい街と言われているバンクーバーでは、車椅子で一人で外出できます。 まず停留所に車椅子を見かけた瞬間、バスの乗客がいっせいに立ち上がります。 そして見知らぬ他人同士が手をかして乗り降りを手伝います。 また、日本では横断歩道でも止まる車は少ないですが、基本的に道路のどの地点でも、車はすぐにとまり歩行者を渡らせてくれます。 弱いものは社会が助け合うべき、との精神が徹底していますから、ハンディキャップにかかわらず交通弱者にもやさしい訳です。 (ただ、香港返還に際し中国系移民が増えたのですが、彼らは譲ることはしません) 長くなったついでにもう一点。 yousuke578さんは、比較的都会にお住まいなのではないですか? というのは、日本でも気持ちよく暮らせる街はあるからです。 札幌の地下鉄では、混雑していても優先席は空いていました。 利用したい人はいつでも気兼ねなく利用できる状態です。 長崎の路面電車では、お年寄りの女性が子どもを抱いた母親の服をひいて呼び、席を譲っていました。 都会では抱いている子どもに声をかけるだけで警戒されることもありますが、地方では声をかけると同時に頭やほほをなでてきます。 心の垣根が低く、距離が近いのでステレオタイプで切り捨ててしまわず、お互いの状況を思いやり、譲り合うのが自然な行動になっています。 「癒されたい」という言葉はよく聞きますが、そのたびに「では、あなたは誰かを癒しているのか?」と問わずにはいられません。 都会では常に競争で、譲り合いではなく奪い合いを繰り広げています。 優先席など決めなくてもよいのでは、とは私も思います。 けれど、譲れという押し付けに反発するというお気持ちは、奪い合いに疲れたのか、思春期で自我の形成期なのかなと感じました。 ただ、状況は分からないまでも、真摯に向き合おうという姿勢に好感を感じ、長々と失礼してしまいました。 >お年寄りは敬え!譲るべきだ!(>は引用文を示すときに使います) という表現は闊達な議論を引き出すためかとは思いましたが、それ自体が狭い考えといえるでしょう。 そして誰しもがハンディキャップを背負う可能性があります。 「情けは人のためならず」です。 投じたのが小さな一石でも、暮らしやすい社会にすることで、いつかまわって自分に帰ってくるでしょう。
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