円高不況とは?円高のメリット・デメリット、始まりと対策について

このQ&Aのポイント
  • 円高とは、日本円が他の通貨に比べて価値が上昇することを指します。円高のメリットとしては、海外旅行や輸入品が安くなることがありますが、デメリットとしては、輸出品が高くなり、競争力の低下や企業の業績悪化を引き起こすことがあります。円高は、経済のバランスや政治情勢の変化によって起こることがあります。
  • 円高のメリットは、日本人が海外旅行や輸入品を安く購入できることや、円建てで利益を上げている輸出企業の収益が増えることです。一方、デメリットとしては、日本の輸出品が高くなり、他の国の競争力に負けてしまう可能性があります。また、円高によって日本の経済全体が冷え込み、企業の業績が悪化することもあります。
  • 円高は、金融政策や経済指標、国際情勢などの様々な要因によって起こります。例えば、日本の金融政策が海外の投資家から評価された場合や、他の国の経済が不安定になった場合に円高が起こることがあります。具体的な始まりの時期やきっかけは、状況によって異なります。
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円高不況について

高校の授業の一環で、時事問題研究をやることになりました。 そこで、今ニュースなどで取り上げられている円高不況や、それに関連することについて、調べようと思っています。 しかし、経済は、前に授業で軽く触れた程度なので、調べてみてもあまり理解できません・・・。 レポート作成があるので、できれば自分でしっかり理解してからまとめたいのです。 そこで、ご回答をお願いしたいのは、 (1)そもそも、円高や円安とは、簡単にいうとどういうことでしょうか? (2)円高、円安のメリット・デメリットはありますか?(→なぜ円高だと不況になるのか?) (3)この円高は、いつ頃、何をきっかけに始まったのですか? (4)円高(不況)を食い止める方法はあるのでしょうか? この4点です。 分かりやすくまとめてあるサイト等がある場合、そこを紹介して下さるだけでも有り難いです。 ご回答、宜しくお願いいたします。

  • 経済
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回答No.5

(1)円の価値が他の通貨と比較して上がることが円高、下がることが円安。 なおどの通貨に対して上がった下がったかになるので、 本来はドルに対して円の価値が上がる円高ドル安、 ユーロに対して円の価値が上がる円高ユーロ安となります。 ただ現在、日本が相対的に安定しており()安全だということで 円の魅力が高まって価値が上がっており、ほぼどの通貨に対しても円高になっています。 (2)輸出・輸入に関係がありますが本来どちらが有利不利はありません。 【輸出】 現在より円安になると日本の商品を海外に安く販売することになる 現在より円高になると日本の商品を海外に高く販売することになる 結果として円高になると輸出した商品は海外で高くなり売れにくくなる 【輸入】 現在より円安になると海外の商品を高く仕入れることになる 現在より円高になると海外の商品を安く仕入れることになる 結果として円安になると輸入に関連した商品が高くなり国内で売れにくくなる 輸出と輸入を比べた場合、売上高である輸出がクローズアップされることが多く 輸出関連の大企業の売上が下がる→大企業の従業員の給与が増えない→ 国内での需要が増えない→不況という連想がされる形になっているかと思います。 (3)短期的に見た場合はアメリカが金融緩和を行ったことが原因です アメリカのFRB(日本でいう日本銀行にあたる)が景気対策の一環で金融緩和策を行いました。 その際、ドルが市場に投入されたため、供給過多になりドルの価値が下がりやすくなりました。 もちろんアメリカの景気が悪いのでドルの魅力が低下し売られ安くなっている可能性もあります。 直近の円高は円の価値が上がったというよりもドルも含め他の通貨の価値が下がったというべきだと思います。 (4)円高=不況ではありません。不況から回復するには国内の需要が高まることです。 円高による不況についてですが、実は円高による影響は就業者にはあまり関係ないようなのです。 これは日本の輸出額対GDP比率が2008年で16%強にとどまるためです。 http://www.iti.or.jp/stat/2-008.pdf つまりマスコミなどの報道による輸出国家だから輸出がダメになるとだめだよという 思い込ませも多分にあるのかなと思います。 なので単純にいけば国内での需要が高まればお金が動き始めて景気は回復するのではと思います。 また国内での需要が高くなれば円高だろうが円安だろうが振り回されなくて済みます。 ただ需要が高まるためには誰かが需要を喚起(=投資)をしなければなりません。 大企業は負債を増やさない方向に動いており借入してまで投資を行っていません。 中小企業は資金を借入したくても銀行が企業倒産による貸し倒れを怖がり貸し出ししません。 政府も財政再建がクローズアップされているように支出を絞る傾向があり 投資には前向きではありません(公共投資は減り続けています)。 おそらくどこかが(この中で一番リスクを取れるのは政府なので政府に期待したいですが) 投資を行い需要を喚起しない限り景気回復への道は当分先になるかと思います。

HaakriuH
質問者

お礼

ドルだけでなく、ほとんどの通貨で円高だったのですね・・・。 輸入時の損得関係も分かりやすかったです、ありがとうございます。 原因は、円の価値上昇ではなく、他の通貨の価値降下なんですね。 円高だから不況、というわけではないんですね。私も、マスコミの力は大きいと思います。 統計データも参考にします。 景気回復には需要が高まること、ですか・・・。しかし、期待できそうな政府も、なかなか動く様子を見せないので、この先が不安です。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • flyingbee
  • ベストアンサー率26% (49/182)
回答No.4

円高はドルに対して円の価値が上がること。 1ドル80円なら円高、1ドル200円なら円安。   円高だから、円安だから不況というわけではありません。 適正レートというのがあって100円-120円くらいならハッピーです。   100円くらいの円高なら皆が幸せになれます。 1970年頃までは1ドル360円の時代がありましたが、 その時は日本の輸出産業が絶好調でした。   今、同じように360円の円安が来れば皆が不幸になります。 ものの値段がどんどん上昇して、とんでもないことになります。 時代によって捉え方が違ってくるということですね。   今の円高はアメリカのバブル崩壊ですね。 2007年に発生し、そこからずっと円高トレンドです。 食い止める方法はなかなか見つかりませんね。 アメリカはもう一度バブルをおこして復活する腹積もりらしいですが。

HaakriuH
質問者

お礼

今まで、値段に惑わされていましたが、円の価値が上がる=円高、という説明で、円高・円安が分かるようになりました。 円高・円安だから必ず不況、というわけではないのですね。勉強になります。 不況の原因はアメリカですか・・・食い止めるのが難しそうです。 ご回答ありがとうございました。

回答No.3

(1)そもそも、円高や円安とは、簡単にいうとどういうことでしょうか? 円高というのは円の価値が上がること、円が以前より貴重になってくることを意味します。 10万円もらっていた人が、円高になると円の価値があがるので、以前と同じ10万円をもらい続けるのがむずかしくなります。 物を売って10万円もらっていた輸出業者は値段を10万円よりも下げてくれと要求され、また労働をして10万円の収入を得ていた人に対しても同じ労働なら価値の上がった10万円でなく、より低い金額にするような力が働きます。 (2)円高、円安のメリット・デメリットはありますか?(→なぜ円高だと不況になるのか?) 円の価値が上がると、同一額の円を入手することが困難になり(デメリット)、同一額の円を使うことがより強力になります(メリット)。 (3)この円高は、いつ頃、何をきっかけに始まったのですか? 1971年8月のスミソニアン協定をきっかけとして円高が始まりました。途中に紆余曲折がありましたが、もうすぐ40年です。 (4)円高(不況)を食い止める方法はあるのでしょうか? 円の価値上昇に対して、それ以上に製品の価値、労働の価値を向上させることができれば不況を食い止められます。 公務員は以前と同等の価値の仕事をしながら、より価値が上がった円を受け取ることができますが、このような人が多いと円高不況になります。民主党が政権公約で国民に約束したように、公務員の人件費を2割削減することできれば円高でも労働の価値と労働の対価が均衡します。その結果、財政赤字が削減され、国家予算が新しい時代に向けた投資的事業に使われるようになり、中長期的に円高不況を食い止める力がつくと思います。残念ながら選挙前だけ約束して、選挙後には実行できない民主党では円高不況を食い止めることは難しいでしょう。

HaakriuH
質問者

お礼

詳しい説明をありがとうございます。 デメリットだけでなく、メリットも分かりました。 円高のきっかけ・・・そうとう昔のことから考える必要があったのですね。 政権公約、口で言うだけなら簡単ですが、実行してくれないことには何も変わりませんね。残念です。 ご回答ありがとうございました。

回答No.2

日本の企業が外国で生産しなければ円高がどうのこうのは関係ないのです 国内生産していれば良かった訳です 国内賃金が高すぎてこうなったといっているけど 右肩上がりの賃金がこう言う結果を生んだんです でも今はみんな生活出来ない位の賃金に成ってしまってますよね 愚かそのものですよね、先読みをすべきでしたが やむにやまれぬ過去の状況もあったようです 安かった外国の賃金も段々高くなって来ていますので さらに安い賃金をと言う事で他の国へと企業拠点を移動しているのです でも、いずれ糞づまって来ると思いますよ 元の国内生産に切り替えている所も有るようです 苦し紛れの時代も有ったようですね 賃上げ闘争が何を生んだか考えるべきですね アメリカの真似をした愚かさが其処に有ります 食い止めるにはそこそこの賃金で高品質の製品を国内生産して 世界に向かって売って行く事ですね、それしか有りません 私はそう思います

HaakriuH
質問者

お礼

円高だから不況、ではなく、外国で生産を行う企業が多いが故に不況になってしまうのですね。 もっと安くという考えから、悪循環にはまっているように思えます。 ご回答ありがとうございました。

  • uver36
  • ベストアンサー率0% (0/4)
回答No.1

1 円高とは円の価値が上がることです。 需要が高まり、円の価値が上がり円高となります 2 日本の大企業の多くは輸出に頼っている所が多いため円高により利益が少なくなり不況となります 4 アメリカの経済がよくなれば 食い止める事ができるでしょう 3はわかりません

HaakriuH
質問者

お礼

円の価値が上がるから「円高」と言うのですね。 やはり円高と不況は絡んでくるんですね・・・。 不況を食い止めるには、日本だけではどうしようもないということでしょうか。心配です。 ご回答ありがとうございました。

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