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名誉・体面とは何か
noname#123390の回答
![noname#123390](https://gazo.okwave.jp/okwave/images/contents/av_nophoto_60_4.gif)
Bragelonne様、ご丁寧なご返事を頂きました。 少なからず啓発されましたので、多少蛇足ながら付け加えさせて頂きます。 まずさむらい精神について >名誉と言うよりも これは こころざしでしょうか。ですからたぶん あやまちを犯したとき体面を捨てることにこだわることはないようにも思えます。上の誇りが傷つくことのほうをこだわるというようにして。 そのとおりですね。つまり、さむらいのような階級的名誉は名誉そのもの(虚しいものであると仮定するにせよ)に実質的な価値があるというのではなく、名誉を守り抜くというこころざし、モラールの高さが重要なので、それが潰れたときには潔くその体面を守るべく腹を切ることで償うのだという覚悟がその価値をを保障していると考えれば、虚しさが虚しさではなくなるということになるのだろうと思います。体面は、ですから潰れたらそれまで、ということでなく、そのあとのいさぎよい行動が重要なので、下手に守ろうとばた狂う醜態はまったく無意味というより本末転倒といった行為なのでしょう。 ★ 天皇陛下、あるいは総理大臣の出す握手を無視することも可能であり、この場合大臣の体面が潰れるということはあっても、お互いにその事実を無視しあうことは可能です。 この例は、ただ、形式的な礼節が相手を実質傷つける可能性があるかどうかということを示しただけです。前長野県知事の田中氏の名刺を彼の目の前で折った副知事にせよ、我慢すればそれまでだったのが、その事実をマスコミが喧伝したから知事も実質傷ついたわけです。そういった”無礼な”行為は、無意味なままで終えることが可能だといいたかっただけです。 >単純にアメリカ化でしょうか。 >わたしは 振り子が社会の一部分において昔のままである姿が目の前にちらつきました。それは 強固であるように感じています。 まずアメリカの基地である状態から脱却せねばならないと私も思っていますし、これは動き出しています。この点においてのみ私は小澤氏に賛成です(笑)。 >その体面をめぐる《価値観の差》を ここでは問題にしているということもあって 一概にはそのままを受け容れがたいようにも思います。 >というのも 《死ぬほど傷つく場合》というのが ひょっとすると 勘違いであるということが無きにしもあらずと思えています。プライドの高いひとは どうしてもこちらから会釈の一つでもしないと それだけで 傷つくと言いますか すでに怒りあるいは蔑みが起きているように思えます。 細かく分析するのがよいかと。 結局虚名にせよ自分のあるべき価値をおとしめられたという心の傷害行為として感情的に捉えているのでしょう。価値観の差、個人的度量の大きさなどに左右されるのだと思います。結局礼節はその社会の文化であっていちがいに無意味だともいえないと思いますが。 (6) (あ)体面に固執する振る舞いも(い)恥も外聞もない行動も どちらも大きくは《成り振り構わざる振る舞い》であると思われます。 双方の基準点は大きく違います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ☆ そうかも知れません。少なくともさらに分析の要ありです。 あ)は多くはその体面をこれ以上損なわないように注意深くなされるのが普通です。もちろん、外見上のそういった優雅さがその実質的行為の下劣さをカヴァーすることはないでしょう。この場合の基準はあくまで見かけ上当人の体面という高みでなされます。(い)は文字通りモラルもエチケットもない最低の状況でなされる行為でしょう。あ)と(い)のどちらが人間的に許されるかは好みによりますが、多くは自然体という観点から(い)に好意をもつのではないでしょうか。 ★ ~~~~~~~~~~~~~~~ >・・・ぶっきらぼう・・・ でも、敵はほおってはおきませんよ。必ず弱みに付け込んできます。びしっと反撃せねばならない最適のタイミングは絶対存在します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ これも自然体についての問題でしょうか。あまりに隙の多い名誉職は適切に反撃しなければいずれ奈落に落とされるのではないかということです。蛇足に過ぎました。
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補足
★ まずアメリカの基地である状態から脱却せねばならないと私も思っていますし、これは動き出しています。この点においてのみ私は小澤氏に賛成です(笑)。 ☆ そうですね。大筋では 民主党としては 理念として・あるいは方向性として 菅も小沢も鳩山もそれほど違いがなく 独立ないしいわゆる対等な関係という外交政策ではないかと思っております。 この時点で 小沢が鳩山と同じようなことを言うのは おかしい感じを持ちます。それでは鳩山の費やした代償は何だったのかとなりませんか。 中国を国家幻想からいかに脱却させるか。こういう課題でもあると思っているのですが。