資格や検定を実施している団体のほとんどが財団法人やNPO法人なのはなぜ

質問

資格や検定を実施している団体のほとんどが財団法人やNPO法人なのはなぜでしょうか。

資格や検定を調べていたのですが、主催している団体の殆どが財団法人やNPO法人でした。
株式会社で主催しているところは殆どありません。
もちろんMCPや日経テストのように、企業が主催しているものはあるのですが、
これらはあくまでもマイクロソフトの製品の取り扱い能力や日経新聞の理解度といったものだと思います。
例えば、パソコン検定や情報処理検定・英検等、一般的な能力を測定する検定や資格の場合、企業が行っているものを見つけることができませんでした。

法律的に株式会社が資格や検定を主催できないことはないと思うのですが、なぜでしょうか。
（もちろん民間資格の話です。）
自分で考えた理由は、
・非営利団体が主催した方が信用度が上がる。
・官庁の許認可を受ける際は公益法人である必要がある。
ぐらいです。
他にも理由がありそうな気もするのですが、わかる方がいれば教えていただければと思います。
宜しくお願いします。

回答No.1

ben0514

民間資格といっても、できるだけ公的資格に近い評価を得るためには、業界団体が行う必要があるでしょう。一企業が創設した資格では、最悪その企業内でしか認められなくなってしまいますからね。
業界団体は、業界の利益となるために行い、団体の利益を求めるものではありません。
しかし、業界団体も他の公益な活動を行うため、公益法人などの組織とするでしょう。

株式会社などが利益を追求する組織ですから、利益が見込まれれば資格ビジネスを行っても問題はないでしょう。しかし、資格自体が第三者の評価として認められなければ、メリットがないでしょう。
中には、単なる任意団体などとして怪しい資格を売っているようなところもあり、問題もあります。

資格検定団体で官公庁から委託で行う事業もあります。その際には、一定の組織でなければ委託を受けることもできないでしょう。