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日本語の方言の中に、中国語のような音調言語的な要素を比較的強く持った方
日本語の方言の中に、中国語のような音調言語的な要素を比較的強く持った方言ってありますか? こんばんは 質問タイトル通り、言語に関する質問です。 日本語の方言の中に、中国語のような音調言語的な要素を比較的強く持った方言ってありますか? 個人的には大阪弁や関西弁全般が、音調言語的な要素が比較的強く持った方言だと勝手に思っていましたが・・・ (質問1)大阪弁や関西弁全般が音調言語的な要素を強く持っていると言うのは事実でしょうか? (質問2)また、他に音調言語的な要素を持った、日本語の方言はありますでしょうか? よろしくお願いします^^;
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前座をつとめます。 音調言語とは、おっしゃる通り中国語のような「声調」をもった言語です。 例えば「マ」という音節がある。それをひねくり回しているうちに「馬」を意味する単語になったり、「麻」を意味する単語になったりする。 これは単語の多くが一音節の場合、音節の種類(日本語ならアイウエオ+点々+○で百以下)しか単語がなく、あとは、同音異義語が増えて、混同が起こる、それを防ぐための方策とも考えられます。 日本語にも「胃」とか「目」とか「鵜」のような一音節の単語はありますが、たいていの単語はもっと長い、方言でもこの点は同じです。したがって、中国語のような声調による区別を発達させる圧力がなかった。これは方言を含めて日本語が音調言語でない大きな理由だと思います。 そこでご質問です。 (質問1)大阪弁や関西弁全般が音調言語的な要素を強く持っていると言うのは事実でしょうか? 関西の一部では一音節の単語を長く延ばすことがあります。歯が痛い、がハーガハシル、のように聞こえますが、その間に、高く平らなハ、上に上がるハ、低く抑えるハー、急にストンと落ちるハ、で、ハシルものが区別されることはありません。 答えは「いいえ」です。 (質問2)また、他に音調言語的な要素を持った、日本語の方言はありますでしょうか? こちらは日本全国を回ったことがありませんのでよく知りませんが、「ない」と思います。「ある」という時、アクセント(「音調」と言う人もいます)と声調とを混同している場合があるようです。 おあとがよろしいようで。 、
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- taneuma_jp
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日本語には音調を4つとか6つとかで規定しているものは無いと理解しています。
お礼
ご回答ありがとうございます。^^;
お礼
ご回答ありがとうございます。 >こちらは日本全国を回ったことがありませんのでよく知りませんが、「ない」と思います。「ある」とい>う時、アクセント(「音調」と言う人もいます)と声調とを混同している場合があるようです。 特に、上記の回答は非常に参考になりました。質問する前にグーグルで調べていたら、博多弁の音調とか、長崎弁の音調とか、○×弁の音調と言う項目がいくつかありましが、 これは、アクセントと音調を混同しているって事なんですね^^;