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日本語の方言について
US英語ではカリフォルニアの英語は綺麗で南部の英語はなまっていて・・・などと言われるものの、日本よりも遥かに広大な国での話。一方で日本はカリフォルニアよりも小さいのにどうしてこんなに方言があるのでしょうか?日本語は英語に比べて変化しやすい言語なのでしょうか?
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昔日本を訪れた外国人が、ある村の人がとても親切で明るく、いっしょにいてたのしかったが、山を越えてとなりの村にいったら、人は暗いし、他をよせつけず…。これは地形がなせるわざなのだ、と気がついたみたいなことを言っていましたが、そういう部分はあるでしょうね。 台湾でも高地の原住民は、となりの山だとまったく違う言葉で会話が成立しなかったのが、日本の統治のおかげで日本語が共通語になったと、現地の人がいうくらいですし。 あと、アメリカは広大ですが、歴史があさいですので、アクセントの変化はあっても、その土地で1000年かけてそだった英単語がないというところもあるでしょう。 ちなみに、アメリカ人の先生によると、アメリカ英語のほうがむかしの英語の痕跡といいまわしをいまでも残しているそうです。 英国のほうが、大陸(フランスやドイツ)の影響で、常に単語やアクセントも変わっています。 ですので、単に大きさは関係ないでしょうね。 ちなみに、現在世界にちらばっている日本人は、ほぼ共通の標準語の日本語の発音をします。 これはNHKラジオやテレビの普及で、日本と同じ発音を聞けるからだそうです(TV不思議発見で現地の人がいってました)。 サイパンであった70歳くらいの現地のおじいさんも、発音が東京とまったく同じなので、聞いてみたらNHKラジオを毎朝聴いているとのことでした。
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- musokunin
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國語の方言區分は、區分の仕方で、いくらでも細かく區分ができるし、大きくも區分が出來ます。ただ、「方言」として、ある程度の纏まつた單語數、組織立つた論理性、音韻體系などを備へた、「地域的な特性のある言葉の集まり」を考へる場合、米國のやうな、歴史が淺く、人口密度が小さいところよりも、我が國のやうに、歴史が古く、人口密度が大きく、文化の發展したところのはうが、細かく分けることが出來ます。 國語が英語や米語に較べて、變化しやすいからと言ふことでは無いでせう。
- merlionXX
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いまでこそ日本はひとつの国でしたが、つい百数十年前までは何百もの「藩」がそれぞれひとつの国であり、事実上の領邦国家でした。したがって人の移動範囲もほとんどが藩内にとどまっており、言葉も通貨(藩札)も各藩内で独自の変化をしたものと考えられるのではないでしょうか? これに比しアメリカはやはり各州がひとつのStateではあっても人の移動は事由であり通貨も共通です。日本の方言との比較なら、英米オーストラリアの英語の違いの方がよいのでは?
専門家ではありませんが、昔戦国時代に藩同士がお互いの言葉を良く分からなくするために方言が発達したと考えられていると聞いたことがあります。