• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:《公地公民制》とは 民主制への道程か?)

《公地公民制》とは 民主制への道程か?

莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)の回答

回答No.7

 歴史のことであっても歴史のことではなく、思想や哲学次元での思索ということですが、一応次のような質問もありますので、ご参考になるかもしれません。  http://okwave.jp/qa/q5969305.html  このほか、荘園や武士の勃興、土地制度などについてもお調べになるとご参考になると存じます。  このことは我妻さんの民法大意など多くの民法書が敷衍しているところでもあります。  どうかご参照ください。

bragelonne
質問者

お礼

 ご回答をありがとうございます。  今回おっしゃろうとしたことは おおむね回答No.6のご趣旨と同じように思ったのですが いかがでしょう?  つまり 改新の詔にうたう公地公民制と実際の情況とのちがいを やはりどう捉えるのか? そのことをきちんと処理したうえでないと 答えは出ないのではないか? というようなです。  ヰキぺ:公地公民制における《新たな見解》の記事には 荘園につながっていくまでの歴史のみを書いていると思います。そのあとの歴史の一端を 次のように捉えることができるのだとわたしも思います。  ◆ (【Q:荘園と武士について】回答No.3) ~~~~~~~~~~   http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5969305.html  公地公民により、全ての土地の所有者は法的には天皇ということになっています。  平安時代に入っても開墾真っ只中だった関東地方の場合、開墾した土地が、次から次へ法的に天皇のものになってしまったのですが、開墾主たちは法律に逆らって土地を違法に占有しました。その「お目こぼし」を期待して、開墾した土地の一部を有力貴族に荘園として寄贈したりしました。・・・  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ たしかに自分で新しい土地を開墾したのに すべて――平たく言って――巻き上げられるというのでは腑に落ちないでしょうね。制度もしくは理念に逆らう考えや行動が現われるのも ふつうのことであるように思います。  そうですね。そのような《お目こぼし》の事実をどう認識しどう処理するのか? ですが 特に大きな問題点を構成するとも思えないのですが どうでしょう?  つまり早い話をしますと 要するに明治維新では 《王政復古》と言うように 《お目こぼし》を包み込んだ上で 初めの理念ないし制度に戻ったわけです。その前の幕末のときからすでに 《尊王攘夷や勤皇の志士》を生んでいます。平たく言って《空気》は残っていたということではないでしょうか?    ですから――ここからは 憶測ですが―― 理念もしくは空気のような公地公民制≒天皇家の家産国家制が消えていなかったからこそ 敗戦時には 民主制が滞りなく進められて行けた。と思えたわけです。逆に言えば 《お目こぼし》が大きな部分を占めていて やがて《公=天皇》という観念が消えてしまっていたとすれば そしてそのときに新たな《公》の概念がきちんとかたちづくられていなかったとすれば 敗戦時からの新しい社会は 混乱をきわめたかも知れません。  江戸の将軍は 《公方》だったわけですが どうなんでしょう 初期国家の《公》の概念に取って代わることのできる内実を持ったでしょうか? ――たぶん 現実的だったという意味では 持ったとわたしも思うのですが 概念としてあるいは空気としてそれをも上回るものが 京都にはあった(いた)ということではないでしょうか?  ですから もしこの憶測がまぁ妥当であろうということでしたら 《土地制度》の具体的なくわしい変遷の歴史も それほど――いまの問い求めに関する限りですが―― 大勢に影響を持たない。と思われたのですが どうでしょう?

関連するQ&A

  • 氏姓制度から、どうして公地公民になったのですか?

    今、歴史の勉強(中学2年)をしているのですが、その中で分からないところがあるので、教えてください。 大化の改新のところで、参考書には、 「氏姓制度の場合は、皇族や豪族が、それぞれ土地と人民を支配していたが、天皇中心の体制をつくるためには、 全国の土地・人民を、国が直接支配する公地公民の制をとる必要があった」 と書いてあるのですが、天皇中心の体制(中央集権国家のこと?)をつくるのに、 どうして土地・人民を皇族や豪族が支配していてはダメで、 国が直接支配しないといけないのかが、分かりません。 どなたか分かる方がいれば、ぜひ教えてください。 それでは、よろしくお願いします。

  • 律令体制における私有民について

    日本史の勉強をしていて、よく分からない所があったので教えてください。 律令体制下において、国家は公地公民を原則としていたのに、 なぜ五色の賤に、私有の家人・私奴婢が存在するのですか? 公地公民とは、土地や人民の私的所有をなくすということではないのですか?? それとも、公地公民を掲げながらも、中央・地方豪族のような有権者は、 ある程度の私有地・私有民を所持することが認められていたということなのでしょうか?? そうなると、私有地・私有民の所有が制限されたのは、誰だったのでしょうか?? 混乱してきてしまいました…… どなたか分かりやすく教えて頂けたら幸いです(>_<) よろしくお願いいたします。

  • 天皇はどこから来たのですか?

    国分寺跡の「公地公民」は、天皇を祭り上げ中央集権の国家建設するためのものでしたが、それまでいた日本古来の地方豪族はこれにより天皇、朝廷に従うようになったのですか?

  • 古代の土地制度

    古代の土地制度において、改新の詔で公地公民制になり、三世一身法や墾田永年私財で土地の保有を認め開墾を奨励した。 と教科書にあるんですが、保有しようがしまいがその土地は輸租田なのに、土地を保有することで得があるんですしょうか? よろしくお願いします

  • 日本の古代史

    日本は、天智天皇による大化の改新により律令制度による政治が始まりました。 人民は、律令により、租庸調の税金、兵役などの義務をおいました。 一方、飛鳥・奈良時代の国の人民に対する行政サービスはどのようなものが有ったのでしょうか? 土地の使用区画を割り与えられる程度でしょうか? 教科書では、律令制度は解りますが、人民への施策が不明です。 御教示ください。

  • 国内歴史上の5大出来事(事件)

    歴史上で世の中がコロっと変った5つの出来事(事件)を挙げてみました 1 大化の改新(645年)   蘇我氏など豪族支配から天皇中心の政治に 2 鎌倉幕府の成立(1192年)   武家社会の始まり 3 本能寺の変(1582年)   最高権力者が倒されやがて豊臣、徳川時代へと続く 4 明治維新(1867年)   武家社会の終焉   5 終戦(1945年) こんな感じでいいでしょうか? 追加や削除などがあればお願いします         

  • 《アフリカ的段階》について おしえてください。

    《アフリカ的段階》について おしえてください。    ◆ (『アフリカ的段階について』 ヘーゲルを解剖学した世界観?) ~~~~   http://y-bat.txt-nifty.com/doyo/2009/01/post-8de9.html  マルクスはインド・ヨーロッパ語圏の外にアジア的共同体を見出したが、吉本〔隆明〕はそのアジア的段階より前の段階としてアフリカを見出している。  (α) そこには殺生与奪権を独占し自由に行使できる王がいる。  (β) しかし、民衆は豊穣と生活の保障と引き換えに王(権力)を認知しているのであって、不作や疫病があれば王は民に殺されてしまう。  (γ) 生命の等価交換(という原始的なシステム)の上に成り立っていた頃の世界がそこにはある。  (δ) 民衆(個人と共同性)と王(権力と象徴)は等価なのだ。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ そもそもの――吉本による――定義からおしえてもらわねばならないのですが 次のように問いたいと思いますので よろしくお願い致します。  (1) 我が国の《公地公民制≒天皇家による家産国家制》と どう同じでどう違うか?   cf. 【Q:《公地公民制》とは 民主制への道程か?】     http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa5967888.html  (2) すなわちもし 公地公民制が遠く民主制への道程であったとしたら 案外その《公:おほやけ》という考え方においては    (δ): 民衆(個人と共同性)と王(権力と象徴)は等価なのだ。  と同じ内容を志向しているようにも思われるが どうか?  (3) すなわち アフリカ的段階では 明らかに歴史を先取りしてすでに暴君のごとき民衆を想定しているように見える。   (β) しかし、民衆は豊穣と生活の保障と引き換えに王(権力)を認知しているのであって、不作や疫病があれば王は民に殺されてしまう。  と。だとすれば 日本の古代国家は アフリカ型にくらべれば 《対話型》である。  対話型をえらんだ結果 われわれ市民は なめられてしまったか。何もかもを巻き上げられっぱなしであった。  ちなみに 中国ではむしろかなりアフリカ型の《暴君型》に近い。    ■ (孟子:尽心章句) ~~~~~~~~    人民がもっとも重要で 土地の神と穀物の神である社稷はこれに次ぎ 君主はもっとも軽い。    だから衆民の人望を得ると天子になり 天子のお気に入ると諸侯になり 諸侯のお気に入ると太夫になる。    諸侯が社稷つまり国家を危機に陥れると 退位させられる。肥え太った獣を犠牲とし 清浄なお供えをささげ決まった時期に祭祀しているのに 干害・水害がおこったならば 社稷の神自体を新しい神に変える。    (尽心章句 下 貝塚茂樹訳)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ 吉本隆明は わたしは途中から嫌になって読まなくなっていますので 横着なかたちではありますが おしえてください。

  • 天皇家の所有地

    知人のイギリス人がエリザベス女王は広大な土地を所有しているけど、日本の天皇の所有地はどのくらいあるのか? と質問されてーーー 葉山に避暑にいくので、葉山には所有地があるのではないかと思う、今、住んでいる江戸城は国有地ではないかな? こんな回答をしたのですがーーー本当はどのくらいあるのかな? 昔の天皇家の墓の所有者は?? 天皇家の生活費は税金で賄われている筈だけど、年間幾ら? コンな事分かる人いますか?教えて下さい。

  • 福島第一原発は、渡部恒三の所有地って本当ですか? 

    福島第一原発は、民主党最高顧問渡部恒三の所有地で、毎年莫大な土地代を手にしている って本当ですか?   

  • 閉鎖された登記の不動産(土地)の所有者について

    親の代から更地で保有している土地に家を建てる計画があるため、隣接地の登記簿を確認したところ、土地区画整理法の換地処分による不換地の理由で、隣接地の登記が閉鎖されていました。この閉鎖された登記の不動産(土地)の所有者は誰になるのでしょうか?国県市になるのでしょうか?前の所有者は放棄したとのことなのでしょうか? この隣接地を通らないと道路に出れないため、家を建てた後に、通行上、問題にならないか懸念しており質問しております。 宜しくお願いします。