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信用創造について質問です。

ab_initioの回答

回答No.10

>銀行は預金貸出業務のどこで利益を得ているのでしょうか? >銀行の利益はこれらの図式には含まれていないような気がしますが… すいません、省略しました。 銀行は利率の差(利ざや)から利益を出しています。 この利益で従業員の給料を払ったり、事務用のパソコンを買ったりします 1.A銀行:現金1000円+貸出1200円+債務1000円、Y社:債務1200円、Z社:預金1000円 A銀行がX社に代金を現金で支払い。 2.A銀行:現金800円+貸出1200円+債務1000円、Y社:債務1200円、Z社:預金1000円+現金200円 Z社がY社に支払いを行い、Y社はA銀行に返済 3.A銀行:現金1000円+貸出1000円+債務1000円、Y社:債務1000円、Z社:預金1000円 A銀行の利ざやが200円あったのが0円なったことが分かります。 正確には「貸出と預金の利率の差は貸し倒れリスクと銀行の経費」であるといえます。 現実には今の銀行はほぼ0%の預金金利に対して、貸し倒れリスクがない国債に多くを投資しています 例えばりそな銀行の5年定期預金は0.16%ですが、国債の5年固定金利は0.34%(税引き後)です。 利ざやは0.18%ですが、貸出37兆円(債務35兆円)があるので、全て国債に貸し出せば37×0.18%=630億円です。 毎年630億円が増えますがこのお金で貸し倒れリスクに備えたり、給与を払ったりします。 実際には2009年のりそな銀行の経常利益(人件費などの経費を引いた額)は1000億円程度であり、利ざやをもっと取っていることが分かります。 銀行員の給与が高いのは銀行が利ざやを自由に設定できるからです。 良いか悪いか倫理的問題であり、システム上の問題ではありません。 りそな銀行には特定名を挙げて申し訳ありません。どこの銀行も同じことをしています。 各銀行の利率は簡単に調べられます。 最近は銀行間の競争が進んでいるとは言われています。

hondawara
質問者

お礼

ありがとうございます。 >A銀行がX社に代金を現金で支払い。 をするということは銀行内部に貨幣として残った利益は「現金」として扱われるということで間違いないのでしょうか。

hondawara
質問者

補足

銀行の純利益からさらに配当分を除いた資金は、銀行内部でどのように処理されているのでしょう? それを「現金」とみなして貸出にまわすことはできないのでしょうか。

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