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基礎から土台が飛び出してる

mokkoshaの回答

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  • mokkosha
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回答No.12

讃岐の建築家です。 設計図書などが見られないので、写真を中心に今までのコメントを参考に解説したいと思います。 基礎:基礎は打継工法ですね。底盤部打設後、立上部打設する非一体型工法です。問題ありません。立上は少し低いですか?300~350ミリ程度でしょうか?300ミリ以上あれば基礎としては問題ありませんが、配管工事、床下点検や床下補修時に少し不自由が生じますね。コンクリートの密度も問題ないようです。呼び強度は21か24は欲しいところですが、業者に確認して下さい。生コン納品書を所有しているのでコピーでも貰って下さい。鉄筋の配筋状況は写真を提出して貰って下さい。要保存です。 配管:青い管が見えますね?あれは水道メーターから水道を宅内へ引き込む為の架橋ポリエチレン管です。口径は20又は16が望ましいです(細い程水圧弱い)。従来のVP管は15~30年が耐用年数ですが、架橋ポリエチレン管は30年以上耐用します。この管の先にヘッダーと呼ばれる水道管分岐の為の集約部があり、その集約部から各設備へと同様の架橋PE管(13ミリ径)が配管されていくのです。従来のVP管と比べ継手部がなく、水漏れの可能性がほぼゼロです。更に保温性に優れていて凍結や給湯温度の低下(給湯用は赤色)を防いでくれます。また、基礎を貫通している先行スリーブ管も基礎欠損も最小に抑えていて、アンカーボルト位置を通過していないので問題ないです。 キソパッキン:このキソパッキンは城東テクノのキソパッキンロング同等品でキソパッキン内部に換気スリット兼用防鼠材が設けられていて、更にスリット先端部が狭くなって風力を向上させ換気効率が良くなる材料です。 柱:よく見えませんが、スプルースの集成材ですか?最も耐久性能の低い材料の一つです。断熱材を施行されると思いますが、防湿シート(断熱材に付いている白いビニール)を確実に連続して施行するよう指導して下さい。壁内結露の原因となり柱が短命となります。特に、断熱部のコンセント、スイッチ、換気扇、エアコンなどの防湿シート貫通部は要注意です。床は根太工法ですか?根太を施工すると床下から空気が壁内へ侵入してしまい、これが壁内結露の原因となります。したがって、根太と土台の取合い部に気流止めを施行する必要があります。工事予定を確認し指導して下さい。 耐力壁:柱に直付してあるのは透湿防水シートではないようですね?耐力要面材ですか?耐震性能を向上させるものです。筋交併用ということでですね。筋交は米松の乾燥特一等材ですね。断熱施行に影響が少ないよう外側に取り付けられていますし、特に問題ないと思います。筋交金物も問題ないです。 土台:土台も材は安価なものですが、施行共に問題ないと判断できます。アンカーボルトは少ないように見えますが、取り付け位置などは柱の200ミリ内外にあるように見えます。出隅部は仕方なく可能な限り最短距離にアンカーを設けたようですね。出隅部のホールダウンは必要性が高いです。15KNではなく20KNか25KNです。業者に確認して下さい。写真右の筋交の取り付く柱脚部は、その右側の筋交や耐力面材が確認できないのでホールダウンについて解説できません。 間柱:柱同様スプルースですか?30ミリ巾と細いですが、問題ありません。出隅部柱の左側に近接して間柱がありますね。当然、2枚貼り合わせ物の心配はありません。 最後に解決策ですが、配管経路確保の為らしいので、外部足場の最下部を外して、その部分だけ配管工事を先にしてもらって下さい(排水は勾配確保のため埋設深さ注意)。配管工事後、既存基礎に差し筋(一体化のため)をして出隅部の三角部に型枠をして、ホールダウンを設置して、生コン打設するよう指導して下さい。セルフレベリング材を流し込んでキソパッキンを後から打ち込んで下さい。 業者のいうプレート補強工事には賛成できません。 最善を尽くして下さい。

pandawan
質問者

お礼

お礼が遅くなってすみません。 回答ありがとうございます。 写真1枚でものすごくたくさんの事が分かるんですね。 びっくりしました。 建築会社に詳しく話を聞いたところ、 基礎の無い部分は、モルタルで埋めるみたいです。 プレートは写真で光が見えている部分にするってことだったようです。 長文の回答ありがとうございました。

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