民主党の陳情システムは利権システム？

質問

TVタックルを途中から見たのでご説明ください。
陳情を幹事長室だけにしたということに対して、
勝谷氏が「民主党は政治利権をシステム化したから自民党はうらやましいだろ？」と言っていました。
どういう意味なんでしょうか？

回答No.1

noname#118718 · ベストアンサー

私見ですが

自民党の非システム化されていない状態とは何かというと・・・
地方にいる複数の大物国会議員が利権を派閥又は族議員単位で競い合うと
空港にしろ箱物にしろ、その数が大物国会議員の実力のバロメータになります。
よって、有力A議員の選挙区に空港などを造れば、有力B、C議員の選挙区にも空港などをつくらざる得なくなります。
そして必然的に、メリハリのない国土開発になります。

財政的に余裕が無い以上、中央でシステム化・一本化せざる得ないのに、それを体質的にできない自民党は民主党が本当にうらやましいかもしれません。

回答No.4

toshi-tsugu

テレビタックルで出演者が全てを話したわけでは有りませんが、陳情の一元化は分かりやすそうに思えますが、結局、社会主義国家の方針を目指しているように思えます。過去に安倍元総理大臣が話していた録画を見たことがありますが、総理大臣は飾りで実質の権力者は幹事長（党の実力者、書記長や第一書記）という旧ソ連や中国・北朝鮮の体制に類似しているに過ぎません。

秘密主義になると思います。社会主義を信奉する人々は、野に居るときは権力者を非難しますが、いったん権力を握るとそれにしがみつくため、主義主張を変え自己防衛に徹します。情報非公開、相互監視、何か民主党の現実と似ているような感じがします。「外国人参政権」「人権擁護法案」を通過させると、世の中大幅に変わりますね。それにしても国民が選んだ政権ですので、すべてのツケが国民に跳ね返るのですが。

回答No.3

tadagenji

陳情を一個人に集中させるシステムは、江戸幕府の田沼意次の時代を重ね合わせられますね。
腐敗の始まりです。

回答No.2

4by4-ko

質問を読んでわたしも気になったので、
TVタックルを見直しついでに、勝谷氏の発言までの流れを簡単に起こしてみました。

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■ 箇所付けの漏洩問題（予算仮配分漏洩問題）

箇所付けとは、各省庁が道路整備などの公共事業予算を、どの地域にいくら配分するかを示したもので、例年、予算成立後の3月末に公表されるのだが、予算成立前の1月下旬、国交省政務三役から、民主党副幹事長へ箇所付けが渡され、民主党県連に通知、民主党県連から各地方自治体へ説明が行われた。

鳥取、島根、福井など、参議院選挙で激戦が予想されるところで、道路工事の凍結解除など予算増額がされている。

（自民党衆議院議員 金子一義）
夏の参議院選挙に利用するという、なり振り構わぬ“利益誘導政治”だ。
公共事業全体が2割の大幅削減されてる中で、個別箇所と民主党の要望があからさまに出てきた。
概算要求で凍結になっていたものが、今回の予算では復活ですよ。民主党の参議院選挙対策です。

■ 予算の陳情「幹事長室一元化」について

（高知県知事 尾﨑正直）
そういう（陳情）話をするなら、他方で我々に何をしてくれるのかと、民主党を応援してくれるということなんだろうねという趣旨の話があって少し驚いた。（ただし、その場ですぐ、他から“民主党としての見解ではない”というフォローもあった）

（政治評論家 尾山太郎）
露骨ですよ。予算をどこに付けるかを幹事長室が握っているのだから。
鳥取は予算を付ける、宮崎は殆どないとなると、（自民寄りの）東国原に対する嫌がらせとか、勘ぐりたくなる。

（自民党衆議院議員 平沢勝栄）
自民党政権の予算の陳情や使い方は（族議員を生むなどの）問題があったので“全部透明化します”と言っていたのは民主党だったのに、自民党政権の時より酷くなっている。

（みんなの党衆議院議員 江田憲司）
最初から幹事長室一元化の目的は、政官業の打破や族議員排除ではなかった。
箇所付け漏洩や幹事長室一元化は、自民党の権力基盤を削ぐという選挙対策だった。

（元朝日新聞編集委員 萩谷順）
“選挙は大事”はその通りだけど、小沢幹事長は選挙後の世論には関心を持たない。
選挙だけが世論で、それ以外では声を出すな、次の選挙まで……

（平沢勝栄）
小沢幹事長は“選挙は大事”ではなくて“選挙がすべて”だから困る。

（ジャーナリスト 勝谷誠彦）
（民主党は）利権をシステム化することに成功したのです。自民党は羨ましいでしょ？

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システム化は、社会主義国や共産主義国のような独裁国家の利権構造の構築を指しているのだと思いました。
つまり民主党は自民党“以上”の腐敗政党だった、もしくは成り下がった。
だから、自民党の“金満利権政治家”は羨ましいでしょになる。勝谷氏の“皮肉”とわたしは受け取りましたが……

勝谷氏の論調というか“キャラ”は過激発言が売りで、殺人事件や死亡事故であっても被害者に対して辛辣なコメントでしており、詐欺事件でも「騙されるやつアホ」という発言をしています。
故に自身の発言もかなり縛られるでしょうから、民主党を支持した事実を撤回して民主批判するのは容易ではありません。
また、三宅久之氏から「小沢幹事長としがらみがある」という旨の指摘に対しても、勝谷氏は否定できませんでした。
しかし、外国人参政権や天皇陛下の会見１ヶ月ルール破りなど、勝谷氏の思想（もしくはキャラクター性）に反するような活動を民主党政権が行っており、それと前途の要因が相まって、今回のような持って回った言い方をしていると思われます。